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1. 早朝6時過ぎのセティ・アブシンベルホテル自室前。
あたり一面が石でできている。なつめやしの木が青々と茂っている。
すぐそこはもうナセル湖だ。
2. まだ暗いせいか、あちこちに照明が灯っている。
ビデオカメラは照明の光をオレンジ色で捕らえてしまう。肉眼ではもっと明るい。
3. 階段を上がって名ナセル湖側を見る。
美しいなぁ、、、。まだまだここにいたいな、、、。でもそういうわけにもいかないし、、、。
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4. セティ・アブシンベルは妙な造りになっており、どこに行くにもコテージ風の自室から一旦外に出なければ
いけない。レストランやロビーやお土産は外に出てから必要な建物の中の必要な部屋に入る。
5. ひときわ明るいロビー。というかフロント。
6. 1階ロビーにある世界時計。パリ、カイロ、ロンドン、、、、、、、あれ?東京がないじゃんっ!!
(日本人はまだまだ観光客数としては、ロシアやヨーロッパには及ばない。)
あれ?パリとカイロって時差1時間しか違わないんだ?なんか意外だけど、、、でも頭に地球儀を考える、、、そんなもんだね。
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7. 1階ロビーで。画面左下にエアメールが見える。結局ここから出したこの手紙はえらい時間をかけて
日本に戻って来た。
8. アブ・シンベル空港に到着。これからアスワンに向かうと言うか帰る。今日から3泊4日のナイル川クルーズだ。
9. すごい数のスーツケースだ。その割りに人は見えないけど、、、。
みんな、どこにいるんだ?
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10 あらぁ?空港内にはあまりいないな、、、。まだ朝早いからかな?
でも、空港の外に荷物いっぱいあったなぁ、、、。
11 黒字に白の文字の電工掲示板。”アブ・シンベル空港へようこそ!”か、、、。
12 白地に黒の文字の電工掲示板。数秒ごとに黒白入れ替わり美しい表示。
早朝で寝ぼけていることもあって、ヌボーーッと見ていた。ヌボーーッ。
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13 おー、いきなり出発便の案内表示に切り替わる。MS246便は、、、?7時45分か、、、。
もうそろそろ搭乗開始かな。
14 こんな朝早くでもお土産さんは繁盛繁盛。お客さんあまりいないけど、、、。
15 お、すでにエジプト航空MS246便が機体にタラップを着けていつでもGOの体勢になっている。
ボーディングブリッジだとかそんなものは一切ない。
しかしタラップに乗るのは新鮮で面白い。
飛行機はすぐそこに見えるので歩いて行った方が早いのだが、規則上バスに乗って行く。
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16 ありゃぁ? 誰もいないぞ? ガラガラのスカスカじゃーーーん。こんなんで本当に出発するの?
でも搭乗してしまってるしなぁ。離陸するんだよなぁ。
17 本当にあまり乗ってないぞ、、、。いずれにしても、この飛行機が飛び立ってくれないと困るのだ。
アスワンに早い時間で到着して、3泊4日のナイル川クルーズの準備やその前にフィラエ島に行ったりなんだり忙しいのだ。
18 がーーーっぱり席が空いている。ドアが閉まったら、CAさんにお願いしてそこの窓側席に座らせてもらおう。
でもインチキ英語が通じるかなぁ?日本語じゃ無理だろうなぁ?いや、でも意外となんとかなるもんだ。
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19 「今日はひょっとしたら?南向きに離陸してくれないかな?」と期待を込めて右側窓側席に移動する。
(エジプトは常に北風が吹いているので通常航空機は北向きに離着陸する。だから空港のすぐ南西にあるアブシンベル神殿は左側の座席から着陸寸前に見える。)
20 「ああだめだ。やはり北向きに離陸している。」、、、。陸地の奥にナセル湖が見えるから南方向に飛んでいる。この位置からアブシンベル神殿は絶対に見えない。(意味わかるだろうか?)
21 モニターを見るとやはり北に向かっている。方向を展開した気配もない。ちなみにモニターでアブ・シンベルのすぐみなみにあるワディ・ハルファはスーダン側の北端の町だ。やはりここは国境の地域だった。
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22 離陸してから30分ほど、、、。”あっと言う間”にアスワン到着。空港に向かうシャトルバスから搭乗したエアバスA320が見える。
ありゃ?こんなに乗ってたの?
23 で、アスワン空港はすぐそこ。すぐ目の前に見える。歩いて言った方が絶対に確実に早いが、それは危険行為で禁止行為。
24 搭乗したA320を右回りに回って空港に向かう。機首部分や巨大なエンジンの中が見えて、個人的には非常にうれいしい。でも、、、まわりの人は興味がないみたい。
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25 なつかしいアスワンの街だ。アスワン・ダムとアスワン・ハイ・ダムという発電所があるので巨大な鉄塔がちこちに見える。
このアスワンだけで2800万`h。国内の5分の1の発電量を誇る。
26 アスワン・ダムを通過中。映像は上流側を撮影。アスワン空港からアスワン市内に向かうには必ずアスワン・ダムを通る。
27 もうすぐダムの上にある道路を通過し終わる。右が上流、左が下流。当然下流側は水量が少なく陸地が多くむき出しになっている。
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28 アスワン・ダムを抜けてすぐ大きくゆっくり右に回る。この先にフィラエ島へのボ−ト乗り場がある。
道路の両側にある”白黒の縁石”がアスワンらしい。
29 フィラエ島のイシス神殿に向かうため船着場に到着。ありゃぁ、すごい数のお土産やさんだなぁ。色とりどりの色々なものが店先にぶら下がっている。
30 船着場の石段の上でのんびりくつろぐ”三毛猫”ちゃん。「日本の猫を連れて来ても言葉は通じないのかな?」と、ふと思った。
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31 例によって商品を手に持って歩きながら商売するおじちゃんもいっぱい。
32 道路の両側に店開きするお土産やさん。観光客より商売おじちゃんの方が多いような気もする。
33 出発する船を待つ人々やお土産屋のおじちゃんでごったがえす。どの船がいつ出発するんだ?
時刻表などというものは存在しないようだ。
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34 そんな場所にまで店開きしてたら「おいおいっ、船に乗れないっしょー。」、、、。商品をふんじゃうよ??
35 でも、大きな布に広げて売っている商品は非常に美しいものばかり。じっくり見たいけど、ボートに乗る時間が迫っているから時間がないんだ。
36 船着場には所狭しと船がひしめき合っている。でも、船頭さんが見当たらないのだが、、、。
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37 ようやく船に乗り込むと、、、、ん?、、、ん?、、、、向こうからすごい勢いで船が近づいてくる。
38 これは、確実にぶつかる。それを察知した向こうの船の乗客が緊張し出す。お互いに身体を寄せ合って衝突に備える。
39 衝突の瞬間だが、衝撃はさほどではない。船に巻きついているタイヤがこんなに効果があるとは思わなかった。
向こうでもこちらを撮影しているおねさんがいる。こちらも撮影しているから、お互いのビデオにお互いが同じように写っている(笑)。
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40 お?どこから来たのか、いきなり船頭さんが現れた。いよいよ出発かな?
41 しゅっぱーーーつ。って、もう船着場は遠くに見える。良く見ると船着場の上には独特の色のヌビアの家がたくさん見える。
42 あっちもこっちも小島がいっぱい。アスワン・ダムのすぐ上流にはこんなに島があるんだ??
これから行くフィラエ島はどこにあるのかな?