黒砂漠・白砂漠その5 【特集】

すばらしい白砂漠の世界。

昼食後、さらに南下する。
もう少し行くとファラフラ・オアシスだ。
道路を左折し砂漠地帯に入る。
すばらしい世界が広がる。

茶色の砂漠と白いマッシュルーム。

一人でここにいると、地球上にいることを忘れてしまう。
見える景色は茶色の砂漠と、白いマッシュルーム。
それに天気は良いのに曇った空。

もうすぐ倒れそうに見える岩。

近くまで行くとけっこうしっかりしていてしばらく倒れそうもない。
でも、いつかはこの砂嵐の力で倒されそうだ。

いくらでも”かくれんぼ”の場所はある。

でも視界が数百bしかなく、この場から離れるのはとても危険。”かくれんぼ”をしているつもりが、本当にそのまま見つからない可能性もある。

手前の岩は比較的最近倒れたようだ。

他のチームの車がさらに奥地に入って行く。

我々の命のジープ。

視界は非常に悪い。

少し離れると人も車もハッキリ見えなくなる。
常時砂嵐が舞っている。
故障してシャッターが切れなくなるカメラが多い。

車から離れるのはちょっと怖い。

感覚的には月面に降りたアポロ宇宙船のよう。
あの車が故障したら終わりだが、それでもあそこに車があるだけ安心する。
ここから離れれば離れるほど心細くなる。

ちょと色合いを変えて撮影してみる。

うーーん、やはり、上の画像が本当の色に近い。

エンジンの調子がよくない。

故障したか?

エンジン内は雨も降らないのに錆ついている。
いつ故障しても不思議じゃないようなメンテナンスの状況。

修理がしばらくかかるのか?毛布が登場。

ここでしばらく休んでいるように言われる。
「えっ?本当にぶっ壊れたの???」
「ヤバイー、こんなとこで壊れたら。」

故障ではないようだ。

1台の車に群がって会話をしているだけだ。

再出発。さらに奥地に入る。

フェンダーミラーは全く機能していない。

左右のミラーともガラスがない。

ビデオのヘッドが汚れてきた。

やばい、ファインダーから見える景色がおかしくなってきた。

このままにしておくと完全に故障する。

他のチームの車が故障したようだ。
私のビデオカメラも危ない。
撮影を中止し、ヘッド付近を集中的に掃除する。
砂粒一粒でもヘッドをキズつけたら、もうおしまいだ。

一口に白砂漠と言っても場所によって違う。

一番上の画像と見比べると違いがはっきりわかると思う。
同じ石灰質でも上は完全に白い石灰岩だが、こcっひは少し違う。

上の画像の右の岩の近くに寄って。

少し小高い丘に登ってジープの方向を。

他のチームが砂ぼこりを上げて通り過ぎるて行く。

チームによって、停車して観光する場所が違う。
この辺一帯はどこに止めても景色がほとんど変わらない。

小高い丘の上の岩は紫色。

ありゃ?またヘッドが、、、。

ホテルに帰ったら本格的に掃除しなくては。

写っているのは我々のチーム3台の車。
そろそろ帰る時間だ。

またまた他のチームが通り過ぎる。

後ろの車が帰り道でパンク。

パンクは慣れているのか修理が非常に早い。
すでにタイヤを取り付けジャッキをはずすところ。

上から補助するおにっちゃん。

おー、アエーシを切っていたおにっちゃんだ。

後ろの2台をおいて(?)先に出発。

景色は見慣れたふつうの砂漠になっていく。

小さなオアシスに到着。

ここで少し休憩。
”緑”を見るのはなんか久しぶり。

おっーペプシやコーラがいっぱい。

店の壁に沿って手作りの品物が売っている。

カイロやルクソールの観光地でヨーロッパから大量に輸入した商品と違い、こういうところで買う商品が本当にエジプトらしい。
手作りの荒っぽさがなんかいい。

壁一面に商品。

中央の暗く見える場所がお店の入り口。

電気がないのでお店の中は暗い。

休憩所のマスターはのんびりタバコ。
そこにいると入れないよ??

”お店”の中は真っ暗。

商品はいっぱいある。
かなりの種類が多数陳列してある。
(暗くてよく見えないね?)

ふたたび外に出て。

コーラを飲みながら商品を物色。
しかし、ここのコーラ。全然冷えてなくて生ぬるい。
これで1本10ポンドはものすごーく高い。
「ぼろもうけやん?おじちゃん?」
でも、この砂漠の奥地まで運んで来るのが高いのかな?

テーブルクロス。これがきたなーーーい。

外にあるテーブル。
ここで食べたり飲んだりするのは、ちょと勇気がいる。

なんとなく暗くなってきた。

さあ、暗くなる前に帰ろう。

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