北海道からはるばる1200キロ以上走ってきた”寝台特急北斗星2号”
前日に出発して16時間かけて上野駅13番ホームに到着したところ。
本当は飛行機の方が早くて安いが、この時期の新千歳空港はいつ閉鎖になるかわからない。大雪による空港閉鎖は今年も何回か発生している。
それで今回は、のんびりゆったり贅沢なJRの旅からスタート。
実は、エジプト往復の格安航空券より、上野まで往復のJR国内運賃の方が高い。日本を出るまでが勝負なのだ。
この日は雨降りだったため、江戸城などの東京観光をあきらめて、まず京成スカイライナーで成田空港へ向かった。
出発前日。”成田山”にお参り。
というか出発までまる2日もあるのでゆったり観光。
東京や成田空港方面はめったに来ないため観光地と思われるところを観光。
(次回はいつ来るかわからないし、来れるかどうかもわからないし。)
正月はとっくに過ぎているのにいやぁ混んでる混んでる。
さすが成田山ですね。
階段を上がって新勝寺。その後成田山公園へ。
新勝寺で煙をパタパタ。
この煙はぜんぜんゴホンゴホンこないですね。ふしぎ、、、。
おもいっきりからだのあちこちにペタペタぬりまくったからご利益あるかな?
いきなりシンガポールのチャンギ空港。(笑)ここまで来るのに7時間半もかかるんだー。もう疲れたー。
で、この空港はでかーーーい。ひろーーーい。うつくしいーーー!
後で紹介しますが、飛行機を降りた瞬間から絨毯(カーペット)が敷き詰められてます。
すごーーーい。
ここで5時間以上の待ち時間だったが、広い空港内で遊んだり探索したりして最初は暇でなかったけど、、、。
無料のインターネットあったからメール送ったり、ビデオのバッテリ充電したり、郵便局から絵ハガキ送ったり。
あとは、、、お買い物とお食事。あら?でも時間が余りすぎ、、、。
(ちなみにこの大きさの画像は携帯の写メです。携帯でピロピロリ〜ンとあちこちで撮影。)
ビデオではチャンギ空港を2時間くらい撮影しています。電源入れっぱなし。
で、いきなりカイロ市内(笑)です。
成田を出発してから26時間もかかってようやく到着。もう死にそう、、、。
途中3ケ所経由してトランジットでヌボーッと待って、、、でも直行便よりはるかに安い。
画像中央に見えるのは、前回の旅で宿泊したローダ島先端にあるグランド・ハイアット・カイロ。
おーなつかしー。
カイロ国際空港からイスラミックカイロ(カイロイスラム地区)に向かう途中。
ここからギザはかなり離れているがギザの3大ピラミッドがはっきり見える。
天気は良いわけではない。雲も多く雨も降っていた。おまけに寒い。
たぶん風がないから砂が舞っていないのかな?
うーん、なつかしいカイロの風景だ。
シタデルのムハンマド・アリ・モスク。
この美しいモスクはエジプト紙幣の20ポンド札や複数の図柄になっている。
シタデルのすぐ下にあるスルタン・ハッサン・モスクを観光。
昨年はムハンマド・アリ・モスクしか入らなかったが、良く調べると近くにたくさん有名なモスクがある。
このスルタン・ハッサン・モスクはエジプト紙幣100ポンド札の図柄になっている。
すぐとなりのリファイ・モスクは10ポンド紙幣、
またちかくにはイブン・トゥールン・モスク(5ポンド札)もある。
日本と違う風景に何度見ても感動するなぁ。
そのスルタン・ハッサン・モスクから見えるムハンマド・アリ・モスク。
見えるかな?
左の高いミナレットではなく、右に見えるのがムハンマドアリモスク。
昼食のレストランGrill55。改築工事してるようです。
定番のグリル料理を食べながらピラミッドをパチリ。
午後一番でギザのピラミッド観光のためにまずは昼食。
午後1時にあわせてクフのピラミッドの入場券をゲットするのだー。
なお、見えているのはクフのピラミッドではなくて化粧石の残っているカフラー王の第2ピラミッド。
手のひらサイズの電子辞書。
ホーマックで購入した3千円ほどの電子辞書。英和・和英・漢和・国語辞典の他に電卓、4種類の通貨変換と世界時計、アラームがついている。
英語パッパラーの私には必需品。今回の旅ではこの辞書に何回助けてもらったかわからない。
会話自体は、本格的な英語でなくとも単語を並べればなんとかなる。(ううーむ、もっと中学時代に勉強しとくんだった。)
でも、砂漠の奥地や、シナイの山奥など英語も通じないところは非常につらい、、、。
でもね、なんとかなるものだ。イタリア語しか話せないイタリア人と、日本語しか話せない日本人の間でも身振り手振りでりっぱに会話が通じていたからなぁ。その後大変仲良しになっていたし。(笑)
※言葉が話せないと完璧な意思の疎通は難しいが、身振り手振りでもなんとかなるものだ。(今回それを実感した。)だいたいエジプト人は本来親切で、こちらの(特に日本人の)話を”なんとか理解しよう理解しよう”と努めてくれる。発音が悪くて通じないときは、電子辞書の画面をそのまま見せる。なんとかなる。
ギザの第1ピラミッド。ご存知クフ王のピラミッド。北西側から撮影。
ここから見るピラミッドは美しい。が大きすぎて全部入らない。
高性能のデジカメや広角レンズだと全部視界に入るらしいが、荷物になるので高性能のカメラは持参していない。(だいたい持っていない。) ビデオカメラ1台でなんでもかんでも撮りっぱなし。
上の撮影場所から北西側に離れられるだけ離れて撮影。
それでもファインダーに入りきらない。
ギザのスフィンクスのちょうど向かいにある有名なケンタ。
上にはピザハットも入っている。
画像では大きく見えるがビデオでズームアップしているため思ったより遠い。
でもピラミッドやスフィンクス、河岸神殿のすぐ近くはもうギザの街だ。
太陽の船。おー感動ぉーーーーー。
テレビでは何回も見ているが、実際に来てみると感動そのものー。
うーん、なんて言えばいいのかな?この建物は写真のように太陽の船だけがあると思っていたが、実際には大きな博物館になっている。1階?部分には資料が多くあり、実際の発掘場所が残っている。
船を取り囲むように通路があるが2階部分、3階部分のような作りになっている。
入り口で靴の上から布の巨大なスリッパみたいなものを履かされるが、ブカブカで大きすぎてこれが脱げやすい。
(ビデオもメモリが許す範囲で公開しますので、詳細はそちらも見てください。)
太陽の船の建物から真横に見える第一ピラミッド。
この中途半端な高さから見る第一ピラミッドは不思議な感覚がある。
通常では見られない高さから見ているからだろうか?
う〜ん、ここからの景色は、普段見られない景色なので美しいなぁ。
その太陽の船の建物から真下に見える第一ピラミッド。
実は上の写真とともに何回も見ているとと、なんか不思議である。上から見下ろす感覚も不思議だが、石組みがきれいに並べられていないのだ。縦方向の問題ではなく、横方向の積まれ方が変なのである。適当に並べられた感じでデコボコしている。まだ数段しか積まれていない段階でこれからまだまだ多く積み上げなければならないのに、こんな適当な積み方をするだろうか?
どうも自分の把握していた認識と違う。
この南面からの石組みはあまり見ない方向だ。
ギザの近くにある有名なル・メリディアン・ピラミッド。
その有名なロビーの階段。
宿泊当日、結婚式があり大勢の人でにぎやかだった。
この画像は写メでできるだけ人のいない時間を狙って撮影した。
自室から見える風景。
ホテルの前はアレキサンドリアロード。
ちょうど前に第1ピラミッドが見える。
画像はちょっと絞り込んでいるが、すぐ右に第2ピラミッド、その右に第3ピラミッドがある。
自室の天井。
イスラム世界らしくどんな町のどんなホテルでも礼拝の際のメッカの方向が記されている。
この部屋は矢印だったがいつも矢印とは限らない。
今回の旅では、毎日日本に向けて手紙かハガキを送ってみた。
切手1枚は150ピアストル(1.5ポンド)で約24円。
この切手1枚でハガキも封書も日本までエアメイルで届く。
ガーッパリ必要だったので都市ごとに10〜20枚づつまとめて買っていく。
150ピアストルの料金で買えれば安いのだが、日本と違って場所によって切手の値段が変わる。クルーズ船の中で買った時は1枚1.5ポンドったが、カイロのホテルで買った時は1枚3ポンド。つまり2倍。
ま、それでも安いが。
なお、今回一番早く到着したのはカイロから出したハガキで、5日ほどで日本に到着していた。(おー、早いっしょー。)
逆に遅いのはシナイ半島方面から出したもので19日かかっている。しかし到着したのはまだ良い。今回実験的に30通づついろいろな方面に出したのだが、19通到着したところや16通到着したところとバラバラ、(おいおいっ)
残りの11通〜14通はどううなったんだ??
ひとつ言えるのはオアシスから出したハガキは全滅と言うこと(笑)。もう、いったいどうなってんだ??