コム・エル・シュカファのカタコンベ (エジプト最大の地下共同墓地)
※)現在、墓地に相当する場所は観光客の写真撮影・ビデオ撮影は禁止になっています。
そのため、手持ちのテレビ映像で紹介します。ちょっと画質悪いですけど・・・。 m(__)m ペコリ
アレキサンドリアの中心部からちょっとはずれて、有名なポンペイの柱の近くにある。
地下3階の3層構造になっており、地下1階は客間(昨年ツアーで来たときここは素通りしたみたい。記憶になかった。)
地下2階はお墓や礼拝堂の跡が残っている。地下3階は浸水が激しく現在は見学はできない。
ちなみに地下1階からは別方向に横穴が掘られて、現在カラカラホールと呼ばれる隣の別の墓につながっている。
そのカラカラホールにもお墓がいっぱいある。(昨年は地下1階自体を素通りしたからカラカラホールの存在は初めて知った。)
いずれにしてもその作成方法は地盤である石灰岩を、根性で地下20メートルまで掘り進んだ脅威の建造物(?)である。
ルクソールの王家の他にもすごいが、このアレキサンドリアの地下墓地もすごい。
んでもって、このカタコンベ(地下墓地)。
絶対に一人では下に降りない方が良い。
チケットを持っていれば入場はいつでも自由だが、一人で最深部まで降りるのは死ぬほど恐い。
(観光客はいないわけじゃないが、ドバーッといたかと思うと、フーッと誰もいなくなる。その後が妙に怖〜い。)
気づくとひとりぼっちの私はほとんど、”じょじょーじょじょー”の世界。
たぶん、下の映像の仲間由起恵さんも、”じょじょーじょじょーじょんじょろりん”だったはず。(かどうかはわからない。)
さらに私が行った時は入り口付近に少年少女がいっぱいいて、覚えたての英語で「ホワッチュアネイム?
ホワッチュアネイム?」と、うるさいうるさい。「マイ・ネイム・イズ・○○○だよ。」と答えても「ホワッチュアネイム??」・・・・・・・・。
「だから、○○○だって、ゆってるっしょー。」・・・・。
「ホワッチュアネイム?」
・・・・・・・。 ブチブチブチブチ・ブッチンッ!
1. 2. 3. 4.
1.画面中央のアポロ形の屋根がカタコンベです。そのカタコンベ入り口に入って行く仲間さんが見えるでしょうか?
2.近代にコンクリートで作られた階段を数段下りると本当の入り口になります。ここから外周を大きく回るように
下に(地下に)降りていきます。
ここはかならず懐中電灯かペンライトを忘れずに。
3.ここから大きく右回りの螺旋階段をゆっくり降りていく。
4.だんだんと薄暗くなって行き不気味な様相を帯びてくる。一人で降りるには勇気がいる。
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5.地下3層構造の断面図。テレビ映像では中段の赤い点を移動中。
一度でもここを訪れた人はその作りを思い出すはずだ。
6.地下に到達するまではゆっくり石段を下がっていく。中央部分は吹き抜けになっており下へ降りていく階段が下まで
ずっと見える。さらに水が溜まっている最下層が見える。
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7.最下層に降りて、さらに奥へ進む。図面は上から見下ろした平面図に変わり赤い点あたりを移動中。
8.巨大地下墓地のなごり。四角く仕切られた一つ一つがお墓。ミイラが存在していたようだが、いまは
当然一つも残っていない。
9.さらに2階最深部を覗く。びっしりと四角い仕切りがつながっている。
10.仲間さんは冷静に解説しているが、本心は”ちょっと怖い”ようだ。
とても一人ではここまでたどりつけないだろう。
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11. さらに2階最深部に進む。
12.最深部には石棺も残っている。
イシス神やメドューサなどギリシャとエジプトの誘導したような彫刻が残っている。
13.やっぱりちょっと怖そうな仲間由起恵さん。
紹介映像はこちら ⇒ catacombs02.wmv 633KB(約22秒)