管理人(RAMESESU)について・・・
あ、さて〜、わたしのペンネーム?ん?サイトネームかな?のRAMESESUとはもちろん、わたしが愛する天下の
「ラムセス2世」ちゃんのこと。
でも、「あん?ラムセス2世?誰?それ」という人のために、ここでちょっと少しだけ紹介。
古代エジプト王朝は(これを「あん?なに?」という人は勘弁してね。ここではそこまで時間を取れないの。)
後世の学者達が分類するところによると第1王朝から第31王朝まであるんだけど、これが本格的に
細かいところまで勉強しようとするとかなり複雑でグッチャン・グッチャン状態。
で、わたしのお勧めは、まず古王国時代と新王国時代の2つの大きな時代のみを覚えるべし!
(あとは、そこから派生して覚えていけばバッチ・グーよ。)
古王国時代というのは別名ピラミッド黄金時代とも呼ばれ、それは第3王朝〜第6王朝と決まっている。
ギザのピラミッドで有名なクフ王やカフラー王、メンカウラー王はその第4王朝時代に君臨したファラオだ。
で新王国時代というのは第18王朝〜第20王朝のことで偉大なファラオが多く存在する黄金期中の黄金期。
その中で燦然と輝く第19王朝の第3代ファラオがラムセス2世である。
で、わたしの愛するラムセス2世ちゃん。これがなかなかのクセ者(笑)。
ガイド本によるとラムセス2世は「エジプト各地に存在する神殿に、必ず自分の名前を刻む自己顕示欲の強い王。」
と”評判通りの評判”になっている。(なんだ?この日本語は?)
ちなみにお父さんは前ファラオのセティ1世、お母さんはトゥヤ。
で、ファラオは通常複数の名前を持っており、ラムセス2世も例外ではない。
誕生名→ラーメス(ラーの創りし者)
通称名→メリアメン(アメン神に愛された君)
即位名→セテプエンラー(ラーに選ばれし者)
別称名→ラムセス
なんと! ラムセスの名称は別称なのだ!
で紀元前1279年から1213年までのなんと!67年の長きに渡りファラオの座に君臨。
当時としては異常に長生きし、なんと92歳まで生きたらしい(おいおいっ)。でも本当のところはどうなのかな?
で正妻は、有名な王妃ネフェルタリを含めて4名、側室が200名以上!(ウヒョーッ)
で、王子&王女つまり子供がなんと200人以上(おいおいっ!)というもの凄さ。
第4王子のカエムワエトはアブ・シンベル大神殿の建築などで有名な宰相で、次期ファラオの素質も
充分あったが、前述のようにラムセス2世が90才以上も長生きしたもんだから、先にこの世を去ってしまう。
結局次のファラオは第13王子のメルエンプタハになったという話だが、200人以上も王子・王女がいる中で
本当に第13王子なのかどうか不明。(本当はメルエンプタハは第80王子くらいなんじゃないか?)
そのメルエンプタハは王になった時には既に老齢だったと言うし・・・。
なにがなんだかよくわからないけど、凄いよねぇ。
で、説明が長くなりましたが、このわけがわからないくらい偉大なファラオの名前をお借りしています。
フランス語やドイツ語表記で書くと”RAMSESU”なんだけど、英語表記だと”RAMESESU”なので、こちらを
使っていまふ。母音の”E”がつくかどうかの違いですが・・・。
でも、英語表記で読むと”ラメセス2世”になっちゃうんだけどね。
エジプト考古学博物館の2階の第56室。いわゆるミイラ展示室の中に入ると、部屋の中央部に厳重に管理された大きな棺。
その中に”実に威厳のある堂々としたミイラ”が存在する。それがラムセス2世である。
たとえミイラであっても、3300年前の偉大なファラオに直接会えて感動のあまり、言葉も出ない。
ただただ感動するのみである。
(ちなみにミイラ展示室は、厳粛な雰囲気があるものの、決して怖くはない。ミイラ展示室には私が行った2004年には11体、
2005年はトトメス3世が増えて12体公開されていたが、中でもセティ1世・ラムセス2世・メルエンプタハの3体は保存状態が
良好でひときわ目に焼きつく存在感がある。上で説明したように、この3体は親子3代のファラオである。)
※新王国時代のファラオを下に列挙しておきますね。有名なファラオは赤くしてまふ。
第18王朝
アハモセ(イアフメス)
アメンホテプ1世
トトメス1世
トトメス2世
ハトシェプスト女王
トトメス3世
アメンホテプ2世
トトメス4世
アメンホテプ3世
アメンホテプ4世(アクエンアテン)
スメンクカラー
ツタンカーメン
アイ
ホルエムヘブ
第19王朝
ラムセス1世
セティ1世
ラムセス2世
メルエンプタハ
アメンメセス
セティ2世
ジプタハ
タウスレト
第20王朝
セトナクテ
ラムセス3世
ラムセス4世
ラムセス5世
ラムセス6世
ラムセス7世
ラムセス8世
ラムセス9世
ラムセス10世
ラムセス11世
ラムセス12世
ありゃぁ?ぜんぜん管理人についての話じゃないじゃん・・・。