アラビア語は”右”から書きます(読みます)が、数字だけは”左”から書きます(読みます)。
まず、以下の0から10まで見てみましょう。(できれば覚えたい。)
ツアーでいく場合はまず不便は感じないが、個人旅行をする人は必ず覚えていった方が良いです。
0 は スィフル
見た目はただ単に”点”。いわゆる位取りの”0”とい言う雰囲気。
つまり何か書かないと桁が合わなくなるので一応”・”を書いておく感じ。
1 は ワーヘド
これはわかりやすいですね。英語の”ワン”と発音も似てませんか?
2 は イトネーン(イトネィヌ)
1、2、3はセットで覚えよう。”もひょっ”と曲がったら2、”もひょもひょっ”と曲がったら3。
英語の”トゥー”と発音が似ていないこともない。
3 は タラータ
英語の”スリー(トゥリー)”と発音が似てないこともないこともない?え?
ちなみに、掛け声「いっち、にっ、さんっ。いっち、にっ、さんっ。」はエジプトでも
「ワーヘド、イトネーン、タラータ。ワーヘド、イトネーン、タラータ。」と言うそうです。
で、上の1・2・3の数字。コロッケがモノマネする歌手の島倉千代子さん風に、顔を90度右に傾け「あれーが、あれーが、にーじゅうばーし、きねんーのっ、しゃーしんをっ、とーりまっしょーーぅ」と歌いながら見ると、普通の1・2・3・に読めますよね?(笑) え?意味がわからない? 90度右に顔を寝かせて、その体勢で数字を読むのです。 ね?読めたでしょ?アハッ。
え? 今度は”1”が読めない? その場合は、島倉千代子さんの顔を戻して、、、、え?もういい、、、?
4 は アルバア(アルバア)
ある意味、これは3の鏡文字ですよね。
慣れないと3だと思ってしまいますね。
5 は ハムサ(ハムサ)
初めて見た人が、最初に驚くのが”5”。これはどう見ても0ですよね。
でも、これが”5”だと覚えてしまえば、残りを覚えるのは早い。
ちなみに50はハムスィーンで有名な砂嵐をあらわす。約50日続くから?
6 は スィッタ
”7”がどうして”6”??という感じ。ちなみに10月6日はエジプトで非常に有名な日。
だから覚えよう。そしてこのスィッタも良く会話の中に出てくる。
スィッタ・オクトベール橋(10月6日橋)がこれまた有名。
7 は サブア
”V”のブイサインが7です。慣れないとなかなか、、、。
8 は タマニア(タマーニャ)
Vの逆が8。または漢字の八がくっついて、、、。
ちょっと苦しい。
9 は ティスア(ティスア)
9もわかりやすいですね。
10 は アシャラ
数字自体は1に0が並んで10。
でも、実際に読むにはちょっとした慣れが必要。印刷物だと判別しやすいが、手書きの数字は判別しにくい。
【例その1】
”2.50”ポンド均一の看板。(日本円だと約45円均一。)
数字で2.50と書いてある。
感覚的に2が違うか。
↓ ↓ ↓ ↓
, 印刷文字だと2,50はこんな感じ。
【例その2】
エアコンつきバスの357番ピラミッド行きのバス(フロントガラス部分)。
↓ ↓ ↓
印刷文字だと357番はこんな感じ。ありゃ、そのままか、、、。
お店で買った”数字の絵本”(小学生用かな?)
値段は2ポンド(約36円)と非常に安い。
その中の1ページ。
数字の”3”を勉強するページ。
練習問題のページ。
ん?ちょっと難しいぞ。
何が難しいって、
問題文のアラビア語が読めなくて、、、。
指に数字を対応させてお勉強。
小指から”1”が始まるのが面白い。