スーパー耐久レース第3戦は 十勝24時間レース。路面コンデションが急変する小雨のスピードウェイ。過去13大会中4回クラス優勝を飾る。RSオガワにとってもっとも得意とするレースだ。7月15日午後3時長い長いレースがスタートした。20号車は序盤からハイペースでラップを重ねクラストップを走行する。しかし、今年の十勝の洗礼は思いの外厳しい。31Lapに右フロントハブベアリングの破損でピットイン、132Lapにトランスミッション破損、交換してコースイン、先行車をかわし順位を上げる レース中盤2度目のトランスミッション破損、それでも諦められない、我慢して、我慢して、追い上げる。その辛抱が順位をクラス3位まで押し上げた。表彰台も射程に、残り一時間半、左フロントハブボルト破損、タイヤが外れてしまう。リタイアの文字が脳裏をよぎる、メカニック必死の総力戦が功を奏し、20号車が満身創痍でコースに現れたのはラスト5分・・・ハンドルは小川が握った。長かった“今日”にようやく終止符を打った。
30号車も序盤からマイペースでラップを重ねるが、容赦ない洗礼は30号車にも襲いかかる。夜間にコースアウトして受けた、ボディーの大きなダメージ。テーピングで踏ん張り続ける。残り6時間でトランスミッション破損、交換を余儀なくされ大きくタイムロス。一時クラス2番手を確保したが4着の惜しいチェッカーフラグ。
過酷な24時間を、4着、5着で2台そろって完走することは出来た。シリーズランキングも3位(#20)、4位(#30)に。
「全損でリタイアしたことは一度ある…一緒に戦ったみんなに感謝したい」と 小川。
ドッグの前に並ぶ「20号車」と「30号車」ボロボロになりながらも完走して帰還した勇者だ。夕焼けに映えるオガワブルーは誇らしげでもある。彼らをすぐに富士に送り出さねばならない。帰還したその日から戦列復帰に向けメカニックの戦いは始まった。前戦までのデータを分析し次の戦略を練る。その真摯なスタイルはいつも変わらない。
「勝つ為にはリスクも背負う!」 あらゆる可能性を求めて挑戦はやめない 勝負師小川。
「RSオガワ」は「勝つために走る」。ファンのみんなの熱烈な期待と応援に応えて。
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