スーパー耐久シリーズ2016 第2戦 SUGOスーパー耐久3時間レース レポート

 

RSオガワは菅生と相性が悪い。

昨年は、決勝に出る事が出来ないほどのアクシデントに見舞われた。

 

魔物がいつも出迎える。

 

そして今年もあの悪夢がよみがえるような2日間であった。

 

車は徐々に速さも増し、上々の仕上がりでした。

金曜日のフリー走行、1回目無事終了。

 

しかし車に異常が見つかり、急遽2回目をキャンセルして修復作業に入る。

決勝中でなかったのは幸いだった。

 

明日はいきなり予選となるが仕方がない。

 

迎えた土曜日の予選。

Aドライバー下垣選手は1分31秒514

2回目アタックを試みるが、失敗。

 

予選終了を決断。

 

Bドライバー松本選手は1分31秒072

2回目のアタックするも伸びず、タイヤ温存のため終了。

 

ポールポジションかなと思われたが、59号車が最後の最後までベストラップ更新。

僅差で2位・・・と思いきやAドライバーにペナルティー表示。

予期せぬミスでベストラップが抹消されてしまう。

 

セカンドタイムが予選通過基準タイムをクリアしておらず決勝に出られない危機に・・・

 

なんとか嘆願書により出走を許可される。

が、決勝は最後尾からのスタートとなる。

 

厳しい状況におかれた事には変わりはないが、がんばるしかない。

 

そんな中で決勝スタートの時刻がやってきた。

 

スタートドライバーは松本選手。

快調に各車を追い抜いていく。

3周目にはクラス3位まで浮上。

徐々に前との差をつめていく。

 

20周目、トップの6号車との差1.8秒

2位59号車とは0.5秒

 

25周目、セーフティーカーがコースに入る。

 

29周目1回目のピットイン。

ドライバーを下垣選手に交代。

 

すると34周目、2回目のセーフティカー導入。

この間、59号車が黄旗追い越しで、ドライブスルーのペナルティーを受け、順位を落とす。

 

6号車、20号車、そして3位には30号車をドライブする伊藤選手。

 

順調に周回を重ね、”RSオガワ 2台表彰台”もみえてきたのだったが、

46周目、30号車突然エンジンストップ。

 

3回目のセーフティーカー導入。

 

加えて、20号車に黄旗追い越しのペナルティ表示。

内容を確認するも、なかなか判定が出ない。

 

6号車にも同じペナルティー表示。

2台とも条件は同じだ。

 

残り1時間。

 

2回目のピットインの決断も迫られた。

 

ついにピットインを決めた時点で、まさかのセーフティカーがピットロードに戻ってしまう。

これでピットインのタイミングが1周遅れてしまった。

 

SCカー導入中にピットインを済ませた6号車に、ここで差をつけられてしまったのだ。

 

その差60秒

 

追い上げるしかない。

 

再度松本選手を投入。

 

徐々に差をつめていく。

 

怒涛の追い上げだ。

 

しかし99周目、32秒差でチェッカーフラッグ。

 

もう少し時間がほしかった。

 

惜しくもトップに届かず、悔しい2位の表彰台に終わってしまった。

 

今大会は、セーフティーカーが3回も導入されるなど、

めまぐるしく変わる状況の中で、駆け引きのレースだった。

 

 

最後尾スタートから2位の表彰台に立てた訳だから、

結果はすばらしい事ながら、2つのペナルティーがなければと思うと、

誠に悔しいレースとなってしまいました。

 

楽に勝てたかもしれなかったレースをこんな形で終わらせてしまった事、

スポンサー各位、そしてファンの皆様には、申し訳なく思っております。

 

次回鈴鹿大会では、今回の反省を肝に銘じ、ドライバー一同、スタッフ一同、

努力、精進し、さらなる上を目指したいと思ったところです。



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