スーパー耐久シリーズ2016 第4戦 富士 SUPER TEC レポート

 

スーパー耐久レースも 後半戦に入り、第4戦富士大会は長丁場の9時間レースです。

 

9月2日金曜日のフリー走行1回目から20号の4人のドライバーは好タイムを出しクラストップ。

2回目の走行はパスし、3回目の走行でもベストラップを更新。

 

明日の予選に手応えを感じました。

 

心配なのは空模様。

しかし、予想ははずれ、予選はドライで迎えられました。

 

Aドライバー下垣選手はクラストップタイム。

上々の出来です。

 

続くBドライバー松本選手も2クラスただ1人、1分51秒台をマーク。

合算タイムでポールポジションが確定しました。

 

エボ]を投入してから、まだ一年足らずですが、やっと速い車になってきたようです。

 

日曜日、朝は雨。

決勝スタートは9時と早く、この時間まで雨が気になりましたが、

スタート時点では小雨となり、各車ドライタイヤでのスタートとなりました。

 

スタートドライバーは松本選手。

ライバル車とは徐々に差を広げ、35Lap目1回目のピットイン。

 

下垣選手に交替。

ライバル車とは1分半の差。

 

そして72Lap目。

近藤選手に交替。

 

3時間経過時には、約1Lapの差をつけてクラストップを独走。

が、114Lap目、なぜかコース上でストップ。

 

今大会特別救済ルールにより、リペアエリアまで回送され、その後再スタートを切るものの、

大きく差をつけられてしまいました。

しかしまだ残りは4時間半。

 

伊藤選手に交替。

上々のペースで走行を重ねる。

153周目、松本選手2回目の乗車。

安定したタイムでラップする。

残り2時間。

 

191周目、下垣選手に交替。

順調にゴールを目指していたものの、残り1時間半の時点で、

ドライブシャフトあたりで異常発生との連絡。

急きょピットイン。

 

整備は完了したものの、前を走行する3台とはラップ差が広がりすぎていたため、

チェッカーを安心して受け、完走ポイントを取るという方針に変更。

マシンをピット内で休ませることにしました。

長時間ピットストップしていた6号車がピットアウトしたタイミングで20号車もピットアウト。

 

ラスト、ハンドルを握るのは近藤選手。

コースを1周して無事ゴールしました。

 

今回は速さを証明できましたが、この速さに対する耐久性が課題として残りました。

数々のトラブルをひとつづつ解決し、次回また上位を目指して頑張りたいと思います。

ドライバーも含め、スタッフ一同、今年はいろんな勉強をした年になりそうです。



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