スーパー耐久シリーズ2016 第5戦 スーパー耐久レース in 岡山 レポート

 

勝てそうで勝てない。

そんなレースが続いた今シーズンでしたが、岡山大会でやっと一勝をあげることが出来ました。

ドライバー、メカニック、一丸となって全力をつくし、待ちに待った瞬間となりました。

 

そして一番力になったのは、大勢の皆さんの暖かい声援でした。

今は大学生になられた息子さんが、生まれる前から応援に足を運んでくれた名古屋のご家族。

松本選手の出身地広島から駆けつけてくれた皆さん。

東京、静岡、大阪、和歌山など、各地の皆さん、本当にありがとうございました。

 

金曜日の専有走行は、今年からフル参戦の近藤選手に時間を使い、

コースに慣れてもらうことに専念しました。

小雨が少し残る中、予選は始まりました。

 

Aドライバーの下垣選手、自身の目標には少々届かなかったが、タイヤ温存のため終了。

 

続くBドライバーの松本選手。

好タイムを出したものの0.2秒差で惜しくも2番手。

 

A、Bドライバーの合算タイムも2位で、惜しくもポールポジションは逃しました。

 

迎えた決勝日。

スタートドライバーは松本選手。

スタートしてほどなくトップをかわす。

 

20号、59号、6号の3台のトップ争いは今までにないデッドヒートを展開。

3台の差は広がらない。

 

そして43周目、1回目のピットイン。

近藤選手に交替。

本人に課せられた目標タイムでコンスタントに周回を重ねる。

専有走行が有効だったようだ。

上々の走りをみせてくれました。

 

6号車との差は徐々に広がり、59号車とは20秒前後で推移する。

 

74周目、2回目のピットイン。

残り50分を下垣選手に託す。

その直前には6号車がトラブルでピット作業に入り、大きく遅れ、トップ争いから離脱することとなる。

 

残り30分あたりで59号車がピットイン。

この時の差が28秒。

 

しかし残り20分を切ったあたりから、59号車は猛追を開始。

 

冷静に判断、逆算すれば、下垣選手のペースなら、残り時間と周回数から抜かれることはないと確認。

事故なく完走することを指示する。

 

そして104周目、クラストップで無事チェッカーを受けることが出来ました。

3時間レースの1時間目も2時間目も終始トップを譲る事なく完走できました。

 

残り1戦になってしまいましたが、次回オートポリス大会でも全力を出し切るレースをして、

今年を締めくくりたいと思っています。

 



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