例年なら11月の最終戦の舞台となるべきオートポリス大会が、今年は7月開催となり山形出発前は、
九州の暑さが心配されました。
九州北部の集中豪雨で甚大な被害が出たばかりの日田市。
さらなる雨も心配されましたが、以外にもレースウィークは涼しい風にも恵まれ、快適に過ごせました。
一番悩ませたのはコース路面の悪さ。
タイヤの消耗が半端でない。
次に足廻りのセッティングがなかなか決まらなかった事。
やっと予選前のフリー走行時に落ち着いてきたものの、まだ完璧でない。
ほどなく予選の時間。
フリー走行時よりは良くなってきたものの、思っていたタイムには届かず3位となってしまった。
このポジションが決勝スタートグリッドに大きな影響をおよぼした。
2クラス2位と3位の間には3クラスの強豪が5台も・・・。
この5台を抜きながら2クラス2位のマシンに追いつかなくてはならない。
これはかなり大変な事。
ドライバーにとっても、マシンにとっても厳しい事だ。
迎えた決勝。
スタートドライバーは松本選手。
スタートから快調にドライブ。
10周目には2クラス2位の車輌の直後にまで近づいた。
頑張った!
そして26周目、1回目のピットイン。
予定より早い。
残念な事に思ったより燃費が悪い。
去年の最終戦のようにリタイヤする訳にはいかない。
3年続けてのオートポリス大会リタイヤは回避しなければならない。
”完走する”ことに目標変更。
セカンドドライバーの近藤選手も、ラストを受け持った下垣選手にも、安全走行に徹してもらいました。
ライバル車のトラブルにも救われ、なんとか2位でゴールする事が出来たのですが、
次回こそ自力で頂点を勝ち取りたいと思っているところです。
|