重点政策


人口問題への対策

・国からの押しつけではなく自主的に仙台市との合併を実現。仙台圏を一体的に開発し、若者が夢を実現できる魅力ある「東北の都」へ成長。首都圏への人口流出に歯止めをかける「人口のダム機能」を強化。

・今後首都圏に集中することが予想される「年金マネー」を地方へ分散するため、中高年齢層が生涯活躍できる居場所「日本版CCRC」を形成し、シニア世代の名取移住を促進。

・就職氷河期世代を正規職員として積極的に採用。

・首都圏から名取に移住する若者を地域おこし協力隊として受け入れ支援。


より良い統治の促進

・役所の業務は役所にしかできないことに特化。住民自治組織が地域課題を事業化し解決する「小規模多機能自治制度」へ段階的に移行し、「新・区長制度」は全面廃止へ。

・情報通信技術や人工知能、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)等を積極的に活用し、効率化・省力化により行政コストを削減。

・選挙の投票率向上のため、期日前投票所体制を拡充。

・学校の生徒会活動等において自治的活動をより効果的に展開し、組織の意思決定に主体的に取り組む態度を涵養。


環境の美化と保全

・ノーマイカーデーやアイドリングストップを推進するなど、温室効果ガスの削減に向けたさらなる取り組みの実施。

・プラスチックごみによる環境汚染を抑えるため、名取市環境美化促進条例を改正し、市民・行政・事業者等の責務を拡大。

・食品工場や給食センター、スーパーや家庭などから出る生ごみを電力に変える「メタン発酵ガス発電」、農業用水や上下水道をそのまま利用する「小水力発電」など、安全で環境にやさしい発電を促進。

・給食の地産地消とオーガニック化を推進することで、自然環境を保護するとともに、児童生徒の健康な心身を育成。


伝統継承と文化振興

・名取市歴史民俗資料館で観光客向けに郷土芸能の実演を行えるよう、各保存会に協力を要請。観光資源としてPRするとともに、次世代の継承者が保存活動へ参加することを後押し。

・「お浜降り」をはじめとする伝統的な祭りを復活・継承。若者の定着・Uターンに結びつく、愛着ある「地元づくり」を推進。

・サイクルスポーツセンターが立地する強みを生かし、自転車イベントや自転車競技大会を誘致。

・名取市民合唱祭と連携し、中学校校内合唱コンクールの延長として市グランプリ大会を開催。合唱を通じて仲間との一体感を醸成するとともに、学校間交流を活性化。


持続可能な社会経済的発展

・新たな事業用地を確保し、東京からの本社機能移転など企業誘致の促進。

・後継者不足問題に直面する第一次産業従事者と新たな人材が共同で農林水産業を営む「名取型グリーンライフ」を創出。

・名取熊野三社を起点とし、秋保を経由して山寺(山形市)へ至る「熊野新道」構想をはじめ、熊野三社が立地する特徴を生かした観光地づくり。

・職業教育において、起業を目指す際に役立つ起業家育成プログラムを実施。学生の起業支援に向けた環境整備。


生活基盤整備と防災力強化

・高齢者の自動車事故対策と外出支援として「デマンド型乗合タクシー」を導入。

・雨水幹線や調整池など浸水対策の計画を前倒しで実施し、雨水排水機能を向上。

災害安否確認と避難要支援者救済機能を備えた「電子回覧板アプリ」の導入補助と利用促進

・小中学生を中心に市民協働で「橋のセルフメンテナンス」を実施。


1期目の政策