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バックドラフト

ロン・ハワード監督作品。
1971年、幼きブライアンは消防隊員の父が救助活動中、目の前で命を落とす。
1991年、ブライアンは消防学校を出て消防士になる。だがブライアンを辞めさせたい兄のスティーブンは、彼を過酷な、自分と同じ17分隊に入れさせる。17分隊は亡父の職場でもあった。
初出勤からつまずくブライアン。勇み出た消火活動で、ドジをやらかし、新聞に載る。しかしパーティーで議員秘書で元恋人のジェニーにスウェイザク議員を紹介される。
一方、兄スティーブンは別居中の妻ヘレンと会話しようとするが、ヘレンのダンス相手に弟のドジを笑われ、殴りかかり、追い出される。
消防士として共に活動する内、ブライアンは火にも屈せず子供を助ける兄の姿に感服。負けを認め、安全な火災原因調査官の仕事を手伝うため、リムゲイル調査官の助手になり、巷では連続放火事件が起こっている事を知る。その事件は爆発の際に生じる空気の逆流現象<バックドラフト>を利用した殺人事件かもしれなかった。…続く。

結末 ネタバレ注意

通報で高層ビルの調査に向かった17分隊は、バックドラフト事件に巻き込まれ、新人でブライアンと同期のティムが重傷を負う。ブライアンは指示を出したスティーブンを責めるが、スティーブンもまた悲しんでいた。
一方、リムゲイルはスウェイザクとの会話で、彼が公表されていない被害者の事を知っていたので、怪しみ、ブライアンはジェニーに調べさせ、スウェイザクの不正を掴む。
スウェイザクの家を訪ねたブライアンとリムゲイルは、暴漢に襲われる。倒れていたスウェイザクとケガしたブライアンを救出したリムゲイルは、仕掛けられたバックドラフトから間一髪逃げるが、重傷を負い、入院してしまう。
一人で事件を追う事になったブライアンは、専門家の知識が必要と、あろうことか刑務所の放火魔に相談。その結果、思い当たる犯人として浮かんできたスティーブンを疑う。
スティーブンの家を訪ねたブライアンは食ってかかるが、スティーブンは更に思い当たる人物に目星を付ける。
2人は署に向かい、アドコックスが真犯人だとわかる。
だが火災の発生により出動。消防車は交通事故を起こしながら現場へと向かう。
燃え盛る建物の屋上で、アドコックスは罪を認め、告白。消防署を減らして金儲けをするスウェイザクが許せなかったのだ。しかし、足場が崩れ、3人は屋内に落下。アドコックスを見つけるが、爆発でスティーブンとアドコックスは更に落下。アドコックスは転落死し、スティーブンは身動きが取れなくなってしまった。
ブライアンは炎に飛び込み、活路を開き、スティーブンを救出。
救急車に乗せられたスティーブンは、ブライアンに真犯人の事を秘密にしておくよう頼み、息絶えてしまった。
消防士の追悼パレードが行われ、リムゲイルとブライアンはスウェイザクを告発。ブライアンは消防士に戻った。
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管理人の批評

1991年、アメリカの作品です。
個人的には、幼少の頃レンタルビデオ店で、大好きだった映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの隣に置いてあって、何度か危うく借りそうになって、また戻した経験があります。あの時借りていたら、本当に理解できなかったと思います。
この作品は火事をテーマにしたサスペンスです。いったいこの事件を起こしているのは誰なのか?皆さんも見ながら推理してみると良いでしょう。
全体的に暗いムードの作品です。まあ、当たり前ですが…。リムゲイルを演じているのはアル・パチーノなので、そこを軸に見始めると映画に入り込めるかもしれません。