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ブレイド

ウェズリー・スナイプス主演 スティーブン・ノリントン監督作品。
吸血鬼に噛まれた妊婦から生まれた男、ブレイド。
彼はヴァンパイア達のディスコに現れるや、次々とヴァンパイア達を始末し、敵幹部のクインを火だるまにする。だが警察の介入でブレイドは引き上げる。警察は焼死体と判断したクインを解剖に回す。だが、クインは息を吹き返し、医師のカレンに噛みつく。しかし、そこにブレイドが現れ、クインは逃走。ブレイドもカレンを連れ、現れた警察から逃げた。
このままではヴァンパイア化してしまうカレン。ブレイド唯一の協力者であるウィスラーの注射で、処置を施した。
一方、ヴァンパイア評議会のガエタノ達は、派手に活動する若いフロスト達に手を焼いていた。フロスト達はある計画を遂行していた。
カレンは自宅に帰るが、狙われていた。またもブレイドが現れ、カレンは自分が囮にされた事を憤るが、共に敵地を見つけ潜入。そこで敵幹部の一人、パールから「死の神マグラ」を呼びだそうとする計画を知るが、クインに捕まってしまうのだった…続く。

結末 ネタバレ注意

捕まってしまったブレイド達だったが、ウィスラーの奇襲で脱出する。ヴァンパイアでありながらヴァンパイアを倒していくブレイドを不思議に思うカレン。ウィスラーの解説で、ブレイドが日光を恐れない特殊なヴァンパイア「デイ・ウォーカー」だと知る。
フロスト達はガエタノを始末し、評議会を乗っ取り、新たなリーダーとして計画を遂行。ブレイドの留守中にブレイドの基地に現れ、ウィスラーに重傷を負わせ、カレンを拉致する。
帰ってきたブレイドは瀕死のウィスラーとフロストのメッセージを聞き、敵地へ向かう。だが潜入したブレイドは、自分の母と再会する。だが母はフロストの「物」になっていた。ブレイドは不意打ちに遭い、カレンと儀式の場所へと連行された。
ブレイドは拘束され、その血をマグラに提供。儀式が始ってしまう。
牢から脱出したカレンはブレイドを助けるが、ブレイドは出血多量。カレンは自らの血を差し出し、ブレイドは復活した。
母を倒し、雑魚を片付け、力を得たフロストと対決。フロストの再生能力は素早く、生半可な攻撃ではどうにもならない。ブレイドは全ての血清をフロストに打ち込み、倒した。
ブレイドはカレンに、自らの治療よりも、強力な血清の作成を依頼。そしてブレイドはモスクワに舞台を移し、次なる戦いを開始した。
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管理人の批評

ヴァンパイア・アクションという事で、異様な夜の雰囲気を、とにかく異様なムードを演出する事に特化した作品ですね。かなり面白かったです。血のシャワーなんか特にそうです。対比でフロスト達のプールのアヒルのおもちゃなんかも逆説的に効果的です。
個人的には、入会カードの提示のテンポが面白かったです。
ウェズリー・スナイプスは格好良かったです。黒人の歯の白さは芸術であると言いたいですね。ウィスラーの銃声を背に歩くブレイド。格好良かった。もちろん、スタイリッシュなアクションに注目した上ですが。
主人公の優勢→劣勢→奇跡的逆転という黄金展開も見られます。お楽しみに。
ちなみに、日本語吹き替え版では主にブレイドを大塚明夫さんが、ウィスラーを大塚周夫さんが演じられておりますので、貴重な親子共演を聞く事ができます。ですからブレイドとウィスラーの二人が親子のような関係である感じがよりいっそう伝わるかと思います。