増岡徹主演 永作博美 津川雅彦 松坂慶子共演 緒方篤監督作品。
ドラマや映画、舞台の仕事で脇役として日々を過ごす男女の物語。
脇役としてキャリアも長い男・ヒロシは事務所の社長から主役の仕事が入ったと言われ喜ぶ。だが天性の人の良さが災いして、花束を拾ってあげ、ご婦人に渡そうとしたところを写真週刊誌に乗せられ、有力代議士・黒岩議員の妻の不倫相手として書かれてしまう。そのスキャンダルのせいで、決まっていた主役の仕事もパーになってしまった。
一方、若手女優のアヤはニューヨークへの演劇留学を考えながら、コンビニでバイト中。その考えは周囲に理解されず、恋人との別れの原因になってしまう。
ある日、電車でトラブルに巻き込まれたアヤはヒロシに助けられる。だがヒロシは素っ気なく去ろうとし、アヤはなぜかヒロシに付きまとう。…続く。
やがてヒロシはアヤの前で胸の張れる男になろうと考え、まずは不倫の疑いを晴らして、主演の話を復活させようと考え、黒岩議員の妻に張り付き、本当の密会現場を押さえようとするのだが、人違いと勘違いをされまくりの日々は続く。
そしてとうとう、議員夫人の本当の密会現場を押さえたヒロシ。だが、その体にはＤＶの痕と見られる青アザや、涙が。
ヒロシは何もかも捨て、アヤの元へと駆ける。だが、行き違いで、二人は結ばれない。
一方、アヤはネットカフェで出会った子供をとっちめる店員を叱り、その光景を、アヤが以前助けた外人女性に褒められる。そしてその女性はキャスティングディレクターだった。
ヒロシにはコメディー映画の主役の仕事が。だがヒロシは断り、専念するように脇役の仕事を始めた。
そしてその役は、キャスティングディレクターがあの外人女性ということもあり、アヤに回った。
アヤはヒロシが手を回したものだと知ると、アヤはヒロシと共演できるように取り計らい、２人は結ばれた。
私の文章構成力が稚拙なせいで、全部読んでも良く分からないと思われるでしょう。申し訳ございません。
この映画はコメディーです。すごく芸術的な恋愛作品風に仕上げたコメディーです。不倫の密会現場をカメラでバシャバシャ撮る所なんかバレバレですから。
肩の力を抜いて、ゆったりと見られる作品です。特にキャスティングは増岡さん、永作さんはべストキャストですね。永作さんの笑顔に助けられてる気がします。むしろ津川雅彦さんは豪華すぎるくらいですね。
それにしても、ヒロとアヤって、何かを暗示していたかのような役名ですね。