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キャットウーマン

ハル・ベリー主演 ピトフ監督作品。
化粧品会社の広告デザイナー・ペイシェンスは偶然に会社の不正を知ってしまい、命を狙われ、逃亡の果てに命を落とす。
だが漂着先で猫達に不思議な力で復活させられたペイシェンスは、かつて助けた猫に不思議な力があると気付き、会社を辞め、すると身体に変化が訪れる。
そして敵を倒す快感に目覚めた彼女は、大胆に髪を切り、レザーに身を包み、キャットウーマンになるのだった。

結末 ネタバレ注意

猫の歴史を調べたペイシェンスは、助けた猫ミッドナイトがペイシェンスの死を予見し、なおかつ生き返らせるだけの価値があると判断されたと知り、自分の殺された理由を探す事に。
化粧品会社取締役ヘデアの家に侵入したペイシェンスは、彼の妻ローレルから思いがけず協力を申しだされ、ヘデアを追い詰めるが、ペイシェンスのかねてからの恋人で刑事のトム率いる警官隊に邪魔される。
後日、トムはペイシェンスとのデートの後、ペイシェンスがキャットウーマンであるという証拠を掴む。
一方、ペイシェンスはローレルに呼び出され、ヘデア殺しの罪を被せられてしまう。
帰宅後、トムに逮捕されたペイシェンスは真実を訴えるが、聞き入れてもらえない。だがトムは、ローレルを疑い始める。
ペイシェンスは脱獄し、ローレルが行おうとしている毒性化粧品ビューリンの出荷を妨害、ローレルに詰め寄り、返り討ちで撃たれてしまったトムを救出する。
キャットウーマンとローレルは闘うが、ローレルの肌はビューリンの効果で大理石のような硬い皮膚になっていた。
追い詰められるキャットウーマン。だが、一転して、落ちそうになるローレルは、助けようとするキャットウーマンが来る前に、ガラスに映る自分の醜さに気が動転して転落した。
キャットウーマンやペイシェンスの罪は全て消えた。だが、キャットウーマンはトムの前から姿を消し、自由という大いなる力を得て、闇の世界へと消えていった。
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管理人の批評

2004年、アメリカの作品です。
共演:シャロン・ストーン
キャットウーマンと言えば、『バットマン』に出てくる敵か味方かわからない、魔性の女、『ルパン三世』で言うところの、峰不二子のポジションですが、今作はマーベルの展開する『アベンジャー』シリーズや、クリスチャン・ベール主演の『バットマン』三部作とはまた違った、キャットウーマンというキャラクターの魅力を追求した作品となっております。
ボンドガールにも選ばれた主演のハル・ベリーの美しさは当然ながら、悪役を演じるシャロン・ストーンの妖艶な美しさも決して引けを取りません。
そして街並みなどの風景の画が綺麗で、ぜひとも見ていただきたいし、他の監督作品も気になるのですが、残念ながら、この監督の他の作品にまだお目にかかっておりません。ぜひとも見つけたいものです。
大作の重厚感を感じさせながらも、軽快なテンポで、ただのドラマとは違った演出をぜひご確認ください。