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コマンドー

アーノルド・シュワルツェネッガー主演 マーク・L・レスター監督作品。
元コマンドー部隊の隊長、メイトリクス大佐は現在は引退し、まだ幼い娘ジェニーと山奥で二人暮らしをしていた。
だが、部隊時代の昔の仲間達が次々と何者かによって殺されている事をカービー将軍が知らせにヘリでやってくる。
メイトリクスに護衛を付け、去っていくカービー。だが山小屋は襲撃を受け、護衛は殺され、ジェニーを人質に取られ、メイトリクスは拘束される。
捕まったメイトリクスは、かつての仲間だったベネットが裏切り、今ではクーデターを企むアリアスの仲間となり、首謀者アリアスから、ベラスケス大統領殺害を依頼される。
殺害へと向かう移動用の飛行機で、メイトリクスは隙をついて見張りを殺して脱出。空港に付いて来たアリアスの部下サリーを追うため、メイトリクスは、サリーが空港でナンパしてきたのを追い払った女性シンディが車に乗ったところを脅迫し、後を追わせるのだった。

結末 ネタバレ注意

サリーを追いかけ、ショッピングモールに着いたメイトリクスは、シンディに本当の事を話し、サリーを誘うよう頼むが、シンディは隙をついて巡回中の警察官に助けを求め、モール内はメイトリクスと警官達の捕物で大騒動。しかしシンディはメイトリクスを助けるため追いかけ、共にサリーを追いかけ、サリーを始末する。
サリーが誰かと会うために行こうとしていたモーテルに直行。シンディと協力し、現れた元グリーンベレーのクックをノックアウトし、殺し、クックの車を漁り、見つけた領収書に記された秘密工場へと潜入し、アジトがサンタバーバラの孤島にあると突き止めた。しかし、メイトリクスを乗せたはずの飛行機が到着し、部下達がアリアスに連絡を入れるタイムリミットまで、あと11時間と迫っていた。
武器弾薬を手に入れ、準備を整えるメイトリクスだったが、警察に逮捕されてしまい、シンディがロケットランチャーを使い警察から救出。
2人は水陸両用機に乗り込み、孤島へ潜入。シンディを連絡役に残し、メイトリクスはコマンドーに戻った。
アリアスは仲間からメイトリクスの脱走を知り、ジェニーの処刑を命令。だがベネットはジェニーに逃げられ、後を追いかける。
メイトリクスは戦闘を開始し、次々と現れる兵士を倒し、壊滅に追い込み、屋敷内へ。見つけたアリアスをショットガンで始末した。
逃げるジェニーの声が聞こえたメイトリクスは地下へ。するとジェニーはベネットに捕まり、メイトリクスは巧みに銃を捨てさせ、ナイフでの勝負に持ち込み、決闘。激しい死闘を繰り広げる。そして、死闘の末、メイトリクスはベネットをパイプで突き刺し、ジェニーを救出した。
シンディからの信号を受け取り、やってきたカービー将軍に別れを告げたメイトリクスはシンディのいる飛行機へと向かい、平和な世界へと戻っていった。
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管理人の批評

1985年、アメリカの作品です。
アーノルド・シュワルツェネッガーと言えば、初期のアクション大作「コマンドー」「ターミネーター」は外せません。
同じく肉体派のシルベスター・スタローンと比べると、コメディ系作品の出演も多いシュワルツェネッガーは、相当なコメディ好きでしょう。特にギャグが。愛称がシュワちゃんなのもそういった理由からでしょう。
さて作品について、シナリオは割合単純で、なによりもアーノルド・シュワルツェネッガーの魅力を出す事を第一義に考えたであろうこの作品。彼の肉体技、パフォーマンスが光っています。 メイトリクス大佐が島で戦闘を行うシーンはさながらシューティングゲームのようです。というか全体的にゲームのような雰囲気。もしかしたらそういったゲームの原点になっているのかもしれません。
漫画「シティーハンター」がお好きな方はぜひご覧になられた方がいいでしょう。「コマンドー」ネタは数回出ていますので、その元ネタを知る上で、楽しめる事でしょう。