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フェイス/オフ

ジョン・トラボルタ ニコラス・ケイジ 主演 ジョン・ウー監督作品。
回転木馬に乗る父子を見つめるスナイパー。標的である父親の方の背中を狙い撃つ。だが、銃弾は背中を貫通し、子供に当たり、殺してしまった。
6年後、生き残った父親ショーン・アーチャー(ジョン・トラボルタ)はFBIのテロ対策部員として、スナイパーでテロリストのキャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)を追っていた。
キャスターは法曹総会に264時間後に爆発する爆弾をセットし、プライベートジェットで弟のポラックスと逃げようと空港にいるとるところをFBIにキャッチされ、ショーンたちが駆け付け、離陸を阻止。キャスターは添乗員に化けた女性刑事を撃ち殺し、ショーンの乗ったヘリコプターに押さえられ、倉庫へと突っ込む。銃撃戦を展開し、ポラックスを逮捕。ショーンとキャスターは互いに銃を突き付け、キャスターはナイフで起死回生を狙い、それを読んだショーンに、ジェット噴射で金網に叩きつけられた。
帰宅したショーンは、ロックにハマって停学になった娘のジェシーの扱いに手を焼くも、妻イブに仇を取ったと告げ、事務方に戻ろうと考えていた。だが、押収したデータからテロ計画を知り、爆弾の場所は瀕死の重傷を負って意識不明・植物状態のキャスターしかわからず、ポラックスから聞き出すため、ショーンは仲間に頼まれ、FBIの他の皆には知らせず極秘で、自分の顔に誰よりも知るキャスターの顔の皮を乗せ、体型と声を手術で合わせ、そのあまりの完成度に発狂した。
磁力ブーツを履かされて刑務所に潜入したキャスターのふりをしたショーンは、ケンカに勝って本人だと証明し、爆弾の仕掛け場所がコンベンションセンターであると聞き出した。
一方、植物状態のキャスターがショックで目覚め、電話で整形外科医を仲間に連れて来させ、ビデオで確認し、自らに手術を施させた。
刑務所で面会の部屋に入ったショーンの前に、自分の顔・声・体系のキャスターが現れ、この計画を知る医者と仲間を研究所ごと焼き払ったと告げ、さらに妻子に手を出すと挑発。つかみかかるショーンは刑務官に気絶させられ、司法取引という形でポラックスが釈放された。

結末 ネタバレ注意

妻や同僚を欺くキャスターはポラックスに自分の正体を明かし、芝居で爆弾の場所を吐かせ、処理班もお手上げの爆弾を解除し、ヒーローの地位を手に入れる。そして夜はイブとロマンティックに過ごした。
一方、本物のショーンは脱獄の手を考え、磁力ブーツを脱ぐためには医務室で拷問を受けるしかないと、刑務官のタバコを奪い取り暴動を起こし運ばれ、先に拷問を受け気絶していたケンカ仕掛人と和解。再び暴動を起こし、ロックを開け、仲間を失うも外へ出ると、会場のヘリポートに。ヘリから掃射を受け、海へとダイブした。
ショーンの家族と殺した息子マイケルの墓参りを終えたキャスターは、ショーンが死んだという報せを聞くが、生存を直感。その頃、生き延びたショーンは車を奪い、イブに逃げろと連絡するが信じてもらえない。続いて局長に電話すると、キャスターが電話に出て宣戦布告。ショーンはキャスターのふりをしてキャスターの仲間のディートリヒとサーシャ達と合流し、協力させ、ショーンのふりをしているキャスターを狙うが、初めて味わうドラッグのショックで倒れ、サーシャに介抱されるところを、監視するポラックスに見つかった。
だがショーンはキャスターとサーシャの間に息子がいると知り、その息子をマイケルと重ねる。だがFBIの突入が始まり、応戦。キャスターによってディードリヒが射殺され、ショーンとキャスターは鏡越しに撃ち合うも、ショットガンに追われて外に出たショーンは、ポラックスを殺して逃げた。弟を殺され怒りのキャスターは、自分を叱る局長を、持病の心臓発作を利用して殴り殺す。
ショーンは自宅に戻り、怯えるイブに事情を話し、血液型の違いを示唆する。その夜、イブは隣でショーンのふりをして眠るキャスターから採血し、確かめたイブは部屋に隠れていたショーンの語る思い出話で信じ、手当をする。明日の局長の葬式を決戦の日と考え、気付いて押しかけたキャスターから逃げた。
届けられたマイケルの写真を握りつぶすキャスター。ショーンと教会で対峙。だがキャスターはショーンの妻と娘を人質にし、ショーンはサーシャを味方につけ、次の一瞬、ショーンはキャスターの手下を倒し、サーシャはショーンを庇い、息子を託して死んでいった。2人の銃撃戦が始まり、巻き込まれる娘ジェイミー。ショーンはキャスターを押さえつけるも、銃を持つジェイミーは2人の父の声に迷い、ショーンを撃ち、キャスターに捕まる。だがバタフライナイフで足を刺し、逃げるキャスターはFBIを殺して補填する。
モーターボートで逃亡し、ショーンも追う。激しいボートチェイスを繰り広げ、ショーンはキャスターのボートに飛び移り、激しい格闘、そして建物に激突。更に格闘を続け、刃を振るうキャスターの左足をショーンは刺し、銛を当てる。キャスターは顔を傷つけようと自分の顔に刃を当て、ショーンは銛でキャスターを貫いた。
FBIにアーチャーと名字で呼ばれ、安心したショーンは救急車に乗せられる前にキャスターの死体から指輪を奪い返し、ワシントンの医者に胸の銃創は治さないよう頼み、元に戻って帰宅。ショーンはイブ、ジェイミーと抱き合い、連れられたサーシャの息子、アダムを喜んで養子に迎え入れた。
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管理人の批評

1997年、アメリカの作品です。
この作品は、今なおアクション映画の大傑作と語り継がれ、ジョン・トラボルタのアクションの原点とも言える作品であり、監督のジョン・ウーが「ハリウッド進出して初めて自分の好きなように撮れた」と誇ったと言われる作品です。
そしてマスコミが選ぶ、好きなジョン・トラボルタ作品の第1位に選ばれました。