トップページ

紹介映画リスト

管理人コラムへ

ゴースト ニューヨークの幻

デミ・ムーア主演 ウーピー・ゴールドバーグ共演 ジェリー・ザッカー監督作品。
サムは同僚の友人カールに引っ越しを手伝ってもらい、恋人モリーとの幸せな同棲生活を始めた。
だがデートの帰り、サムは強盗に襲われ、命を落とすが、意識はその場にあった。
霊体として現世に止まったサムは、自分を殺した強盗のウィリーが、自宅に侵入したのを追い払い、尾行し、ウィリーが何かを狙っていると知る。
サムは街でインチキ霊媒師のオダ・メイ・ブラウンの店に入り、その仕事を見て罵ると、メイは自分の声が聞こえると知り、しつこく頼み、メイを向かわせ、モリーに危険を知らせようとするが、モリーに相手にされず、メイはうんざりして帰ってしまう。
モリーはカールに相談し、サムはカールに付いていくと、カールはウィリーの家に入っていくのだった。

結末 ネタバレ注意

カールとウィリーのつながり、そしてカールの企みを知ったサム。メイを通して伝えるが、モリーは警察に相談しても、メイの前科から相手にされない。
一方、金を狙うカールは口座に行きつく。
カールがモリーを口説こうとするのを見て憤り、物を触り、持つ事が出来る霊の元で、その方法を学び、身につける。
サムはメイを再び訪ねると、声が聞こえる彼女の元に大勢の霊が集まっていた。他の霊の乗り移りを目の当たりにしたメイは、全員を追い返した。
だがウィリーが現れ、メイは命を狙われる。
サムはメイを銀行へ連れて行き、400万ドルの口座を解約し、小切手を入手。モリーとニアミスし、逃げた。
口座から400万ドルが消え、カールは大慌て。一方、臨時収入に喜ぶメイだったが、サムに言われて泣く泣く寄付させられた。
サムはカールを嘲笑い、カールはモリーに会い、メイの仕業と気付き、サムと対決に。
カールはウィリーとメイの元へ。サムは先回りしてそれを知らせ、ウィリーをポルターガイストで脅し、逃げ惑うウィリーは交通事故に遭い、その霊体は悪霊達にさらわれていった。
サムとメイはタクシーでモリーの元へ行き、危険を伝えるが、信じてもらえず、サムは物を操って信じさせ、中に入れてもらう。
サムはメイの許可を取って体に入り、モリーに触れる。
だがカールが来襲し、闘おうとするサムだが、力を使ってしまい、上手く闘えない。
メイを襲い、モリーを人質に取るカール。しかしサムは攻撃し、逃げるカールは割れたガラス窓に刺され、悪霊に連れ去られた。
サムとモリーはキス。メイに詫びと礼を告げ、そしてモリーに別れを告げ、サムは光へと旅立っていった。
DVD通販 DVD/CDレンタル

管理人の批評

1990年、アメリカの作品です。
言わずと知れた不朽の名作ですが、まさか90年だとは思っていませんでした。
映像の画質を見る限りではまだ80年代を引きづっている感がうかがえます。
あの音楽と、ろくろを回すシーンがあまりにも有名ですが、全体を通して見ると、彫刻を始め、多くの物が壊れる中、アクション映画にならない事、メイ役のウーピーが出ているにもかかわらずコメディにならない事、ホラーにならない事、一貫して映画をラブロマンスに仕上げた事が監督の腕の見せ所だと思います。
まさに90年代の幕開けにふさわしい映画。90年代、そしてバブル時代を知っている方ならば、ぜひこの映画を見て、想いを馳せてみてはいかがでしょう?