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ハード・トゥ・キル

スティーブン・セガール主演 ブルース・マルムース監督作品。
1983年、ロサンゼルス。メイソン刑事は夜の張り込みで、目を付けていたカラブリースとヴァレロが何者かから殺しの依頼を請け負うのを隠し撮りに成功。無線で署の仲間に成果の連絡を告げ、家に帰宅。
だが仲間は殺され、メイソンも就寝中に現れた侵入者により、妻を殺され、自身も重傷を負い病院に運ばれる。
既に悪の魔の手が蔓延っている警察により、薬物中毒の濡れ衣を着せられるメイソン。病院に来た監査のオマリー部長は、実直なメイソンがそんな事をするはずは無いと疑いを持つ。
他の仲間が引き上げた後、メイソンの心電図に微かに反応が。オマリーは看護師に、メイソンは死んだ事にして、彼を身元不明のまま処理し、目を覚ましたら連絡してほしいと、個人の連絡先を渡す。
メイソンが昏睡状態の間、対立候補の殺しを依頼したトレント議員は、メイソンの邪魔もなく、警察の力もあり出世した。
1990年、メイソンは意識が戻り、徐々に現状を把握する。看護師はオマリーに連絡を取るが、オマリーは既に退職していた。
そしてその連絡を受け、病院には警察から、暗殺者が現れた…続く。

結末 ネタバレ注意

暗殺者は次々と警備員や病院の人間を殺し、メイソンはベッドに乗りながら、自由の利かない体でなんとか逃走。状況を察知した看護師はメイソンの逃亡を手伝い、彼を自分の車に乗せ、走り去った。
メイソン復活の報せを聞いたトレントは病院での罪をメイソンに着せ、奴を捜し出すよう手下の刑事達に命じる。
逃亡先の隠れ家にてメイソンは自分のピンチを知り、東洋医学と武術トレーニングで回復、リハビリをする。その後、トレントの殺人教唆の証拠ビデオを持っているはずのオマリーを捜す事にする。
看護婦は施設に入っているオマリーの母からヒントを貰い、オマリーの居場所をメイソンに伝える。そして友人のマーサに会いに行くが、マーサは既に殺されていた。哀しみに暮れ、引き返す看護婦だったが、マーサの家の周辺で見張っていたトレントの部下に見つかってしまう。
メイソンはオマリーと再会し、初めて自分の息子トニーの無事を知った。
トニーはあの日窓から逃げ、隣家に逃げ込み、それ以来オマリーに息子のように匿ってもらっていたのだった。
オマリーはメイソンの追っていた事件の捜査を続けようとしたが、家族が危険な目に遭わされ始め、やむなく辞表を提出。
メイソンは大胆にもニュース番組に電話をかけ、自分が犯人ではないという証拠を持っていくと約束。トレント達はテレビ局に網を張る。
そしてメイソンとオマリーは証拠を持ってテレビ局で会う事を約束して別れた。
隠れ家に戻ったメイソンは出て行く荷造りを。そこに戻ってきた看護婦が連れてきた刑事達に襲撃され、次々と返り討ちにしながら、敵陣を強行突破。車を乗り換えながらメイソンの家へと向かい、不動産屋のふりをして壁の中に隠していた証拠ビデオを入手する。そしてオマリーの母へ、オマリーへの伝言を頼むが、その電話は既に盗聴されていた。
オマリーはトニーを連れて家を出る。メイソン達はホテルに先回りしていたトレントの部下達に囲まれ、逃亡。
駅に着いたオマリーは現れたトレントの部下達を足止めし、トニーを逃がしながら銃弾に倒れる。
逃げるトニーと追手たち。その姿を見つけたメイソンは後を追い、追手たちを次々と倒し、トニーを保護。オマリーの死を悟ったメイソンはトニーを看護師に預け、ある場所へ向かった。
そしてメイソンはトレント邸を急襲。妻を殺した犯人や、裏切り者を始末。そしてクローゼットに隠れていたトレントを捕まえ、引きずりだし、弄り殺そうとするが、駆け付けた警官隊が銃を向ける。
しかし、ニュースで届けられたビデオを見た警官達はメイソンの無実を知り、トレントを逮捕した。ニュースで流れたビデオにはトレントのあくどい顔がくっきりと映っていた。
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管理人の批評

1990年、アメリカの作品です。
良くも悪くもセガールらしい作品です。セガール作品の魅力は、何と言ってもその強い個性でしょう。東洋系の出で立ちの屈強な男が武術や神秘を駆使し、悪人どもをぶちのめす。これに尽きるんじゃないでしょうか。
だいたいのセガール作品が似通っているので、ファンの中には「あのシーン、どの映画だっけ?」と思ってあちこち見てみる事になって、探すのが大変なのではないでしょうか?このサイトが少しでもお役に立てたら光栄です。
ちなみに私はジャッキー・チェン派です。