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トゥームレイダー(1)

アンジェリーナ・ジョリー主演 サイモン・ウェスト監督作品。
ララ・クロフトは巨大な殺人ロボットと闘っていた。そして勝利を収めたララ。
執事ブライス特製の殺人ロボとの訓練を終えたララは、父を想う。父リチャードが行方不明になった仮の命日である15日は、5000年に一度の天体ショー、惑星直列を迎える日だった。
父から惑星直列に関わる謎を託されたララは、隠し部屋から父の行方不明と同時期に動き出した時計を見つけ、調べ、隠されていた『全知の目』を発見した。
知り合いのウィルソンを訪ねると、パウエルという男を紹介されるララ。ララはパウエルに会い、嫌悪感を持った。
夜、クロフト邸が奇襲を受ける。ララ達は反撃をして潰していくが、『全知の目』の時計をパウエルに奪われてしまった。
翌日、ララの元に、父親が弁護士に預けていた手紙が配達される。ヒントに従い探索し、また手紙を見つけ、時を操る秘宝『トライアングル』の事を知るララ。
そして、二つに割れた『トライアングル』の一つを見つけるため、ララはカンボジアへと飛ぶのだった。

結末 ネタバレ注意

パウエル、そして商売敵のアレックスを見つけたララ。パウエル達とは別の入り口から入るが、同じ場所に辿りつく。
パウエルがアレックスに謎解きをさせているところに、ララは正しい時計の置き場所を教える。
そしてララは『トライアングル』のかけらを奪い、罠が作動し、動く石像と闘い、倒して脱出し、滝に飛び込むのだった。
ララは自らの生存をパウエルに伝え、ヴェニスでの再会を約束。ララは寺院で僧に治療を施してもらうのだった。
イルミナーティの評議会場で再会したララとパウエル。パウエルは自分がリチャードの弟子だと告白。秘宝を使い時を操り、父と再会する事を持ちかけられ、ララはかけらを渡し、ブライスを連れてパウエルについていく事にした。
ヘリはシベリアに到着。隕石の落下した湖を目指すが、少女に注意される。
遺跡の中で『時の嵐』を目撃する一同。動く惑星模型の太陽の模型の中からもう一つのかけらを手に入れ、イルミナーティは儀式を始める。
だがここでパウエルが反逆。ボス達を殺し、代わりに儀式を行うが、何も起きず、怒り、アレックスをナイフで刺し、水死させた。
ララは『時の嵐』に時計を投げ、分解。中に入っていた小さなかけらを『トライアングル』にはめると、衝撃が起き出した。
パウエルより先に『トライアングル』を取り、父と再会を果たすララ。だが、『トライアングル』の破壊を命じられ、親子は別れる。
パウエルがアレックスにナイフを投げる寸前に戻り、ララは軌道を変え、パウエルを刺す。
ララ達は脱出をはかろうとしていると、パウエルはララを呼び止め、自分がリチャードを殺したと形見の時計を見せる。
ララとパウエルは格闘。その末、ララはパウエルを殴り倒し、形見を回収。犬ぞりで脱出した。
家に帰ったララは、また訓練を始めるのだった。
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管理人の批評

2001年、アメリカ・イギリス・日本・ドイツの作品です。
共演:ダニエル・クレイグ
この作品は言わずと知られた大ヒットゲーム『トゥームレイダー』シリーズの実写作品です。主人公の女性ララ・クロフトがヒントを元に謎を解き、罠をかいくぐり、敵と闘いながら、ダンジョンの最奥部の秘宝を目指すアクションシミュレーションゲームです。
主役を演じたアンジェリーナ・ジョリーは俳優ブラッド・ピットとの間に子供3人、更に養子3人を引き取り、有名セレブとして暮らしていましたが、最近では離婚問題も出てきています。健康状態でありながら、乳がんや子宮がんのリスクを避けるため、それらの部分を摘出したという報道も話題となりましたが、かなり合理的だと評価される面もあり、かなり飛び抜けた頭脳を持った女性だと思われます。『マレフィセント』を最後に、女優引退かという説もありますが、これだけアクションの出来る女優さんがいなくなるというのは、もったいないものです。
ダニエル・クレイグと言えば、言わずと知れた6代目ジェームズ・ボンドですが、この頃はまだそんな話も浮かんでいません。見ればわかるとおり、金髪ブルーアイ。この頃誰がそれを予測できたでしょうか。若手時代の彼の勇姿をもぜひご覧ください。
この映画の見どころは、まだVFXもそんなに発達してない頃にゲームの世界観を忠実に再現しようとしたところでしょうか。更に軽妙な作りもゲームらしいかと。
この映画を100%娯楽としてご覧ください。また、ゲーム好きの方はぜひ一度プレイしてみれば、今作の良さがよりわかるかと思います。