エディー・マーフィー主演作品。
小さな隕石が地球に落下した。それはアパートの一室に飛び込み、とある子供の手に渡った。
３ヵ月後、未確認飛行物体が地球に落下。現場から現れたのは一人の人間？！いや、中に小さな宇宙人達を乗せた人間型の宇宙船だった。
彼らは、自分の母星を救うために、地球の海に落とし、海水塩分を引き上げる装置「オーブ」の回収と設置に現れたのだった。
地球人にまぎれ、縦横無尽に歩き回る人型宇宙船は、横断歩道で交通事故に遭い、女性ドライバーは心配する中、平静を装い、姿を消す。
路地裏で、修理に取り掛かろうとするが、部屋から覗いて不自然に思った子供・ジョシュが、ママに報告。そのママはさっき宇宙船を轢いたドライバーだった。
ドライバーのママ・サラはお詫びにと強引に家に招待する。宇宙船の中でキャプテンたちはオーブを捜すために仕方ないと、家に上がり、自らを「デイブ」と名乗り、彼女たちとの生活に入っていくのだった。続く。
デイブはオーブの探索の傍ら、アメリカでの生活や文化、サラとジョシュの家族と触れ合う。すると宇宙船の中は、地球は危険だと思っていた乗組員たちが、地球の文化に影響を受け、染まっていく。副官は苦々しく思うが、キャプテンすら例外ではなかった。
やがて、ジョシュの持つオーブを見つけるが、ジョシュはいじめっ子にオーブを取られ、デイブはスーパープレイを見せて、取り返す。
副官は計画完了と早く離れようと思うが、キャプテンは決断を鈍る。すると、街での騒動に興味を持ち捜査していた警官が、デイブに詰め寄る。デイブは逮捕され、拘束されるが、その非常時を利用して、副官が反逆に打って出る。
キャプテンと、キャプテンに想いを寄せる３号はデイブから放り出される。
一方、逮捕されたデイブの様子を見守っていたサラとジョシュも、デイブが突然暴れ出し、ビームを発射したので驚く。
副官の操るデイブは、警察署や街を破壊。サラとジョシュ、警官、キャプテンと３号は暴走するデイブを街中を必死に追いかける。
キャプテンと３号は宇宙船の墜落現場に戻ると踏み、組み付きに成功。中に入り、デイブを奪還し、副官を追放する。
戻ったキャプテンは、オーブを使う計画を取り止め、ジョシュ達に自らの正体をバラす。すると警察が現れ、デイブを危険と見なし、発砲。だが、船員達は脱出艇に移り、見事に脱出し、宇宙へと帰還した。
何も考えずに笑える低俗なコメディー作品ですね。試着室で紙幣を印刷する件なんか低俗に面白いです。
デイブの動きをもうちょっと、最初からスムーズにしても良かったんじゃないかと思いますね。宇宙船だってことは分かっているのだから。
サラに好意を寄せるマークが嫉妬するぐらい、デイブを魅力的に描いても良かったんじゃないかな？
もうちょっとホームドラマっぽくしても良いですし。
日本だったら連続ドラマで楽しんだ方がいいレベルの作品です。毎回違った方法で電気エネルギーをチャージしていったらいいのに。