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メン・イン・ブラック

ウィル・スミス トミー・リー・ジョーンズ主演 バリー・ソネンフェルド監督作品。
メキシコからの不法密入国者を取り締まる検問に、移民局の人間を名乗る男2名が現れ、取り調べ中の男1名を連れ、茂みの奥へ。すると連れて行かれた男は宇宙人の正体を現し、人間を襲おうとしたため、エージェント・Kに始末された。Kはその場を取り繕い、失敗したエージェント・Dを慰めるが、Dは年齢による引退を決め、Kは引導を渡した。
一方、ニューヨーク市警のエドワードは犯人を追いかけるが、ビルの屋上に追い詰めた男は瞼を横に閉じてまばたきして見せ、屋上から投身自殺した。エドワードはダブル・ショックを受けた。
また一方、農夫エドガーの農場にUFOが落下。エドガーは様子を見に行くが、殺され、宇宙人はエドガーの皮をかぶり、エドガーになりすます。
ニューヨーク市警ではエドワードは上司から取り調べを受けるが、Kが現れ、次々と人々の記憶を消しながら歩き、エドワードを調査に連れ出す。
盗品を捌く質屋を訪れたエドワードは馴染だと通ぶるが、Kにより、宇宙人だったと知り、驚く。しかし、どんな宇宙人だったかがわかると、Kはエドワードの記憶を消した。だが、KはMiBの名刺を渡し、来るように伝え、去って行った。
MiBを訪れたエドワードは、他の人間達と試験を受けさせられ、Kの引きもあって、合格。宇宙人の存在を知らされ、悩んだ挙句、エドワードはエージェント・Jとして生まれ変わるのだった。
一方、街に出たエドガーは個人経営の店から出る、猫を連れた老人を監視。老人は知人と会い、アルケリア帝国の事とその陛下について語ったが、エドガーに知人共々殺された。現場には一匹の猫が残るだけだった。…続く。

結末 ネタバレ注意

KはJの新人研修で、宇宙人が何かに怯えている事から、不穏な空気に気付き、ゴシップ誌を頼りに、エドガーの妻を訪ね、結果、バグという凶悪宇宙人が来ている事を知った。
死体安置所に向かった二人は、エドガーに殺された老人の遺体を調べ、中から現れた小さな宇宙人の遺言を受け取り、立ち会ったローレルの記憶を消して移動。
一方、バグは何かを探していた。そのヒントはさっきの遺言「オリオンのベルト」。だがオリオン座のベルトに銀河系は無い。悶着するKとJは老人の営んでいた宝石店に急行。だが店は既にバグに荒らされ、逃亡していたバグを取り逃がす。そして地球にアルケリア帝国の戦艦が接近中だ。
情報を集め、Jはローレルが引き取った老人の猫を思い出す。ローレルに連絡し、すぐに向かうが、盗聴していたバグにより銀河とローレルを奪われ逃亡される。
本部でバグが使いそうな宇宙船に当たりをつけたJとKは現場へ。
バグの宇宙船を撃墜し、バグは正体を現し、銃とKを捕食。Jはバグを足止めして、Kは中から発砲した。銀河を取り返したが不意打ちが。だがローレルが銃を取り、助けてくれた。
本部に戻った二人。KはJに自分の記憶を消すように依頼し、Jは承諾。Kは35年ぶりに、恋人の元へと戻った。
そしてエージェントとして仕事するJの傍らには、新相棒のローレルが付いていた。
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管理人の批評

とても素晴らしい作品だと思います。チープになりがちな宇宙人モノをCG、コメディー、上手く中和しています。
記憶消去の件は文句なしに笑えますが、私のおすすめはやはり、ペーパーテストのシーンですね。
トミー・リー・ジョーンズも好きな役者です。逃亡者、追跡者も面白かった。(CMは別にどうも思いませんが…)
彼の恋人の様子をパソコンで覗くのを見られて、無表情で手早く消すシーンなんかも好きですね。
また、名探偵モンクでおなじみのトニー・シャルーブが見られる映画作品も、これが有名ですよね。まったく雰囲気が違うところに、役者の凄味が見えます。
この作品を見て、雰囲気が好きだという方、笑える面白さで好きだという方は2、3と見て行った方が良いでしょう。逆に、この作品自体が最高だと思う方は2に進まないのもアリだと思います。決して2が劣るというわけではなく、感動した終わり方が、無に帰しますから。