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ナイトミュージアム(1)

ベン・スティラー主演 ショーン・レヴィ監督作品。
社会生活もまともに送れない男ラリー・デイリー(ベン・スティラー)は、元妻エリカと暮らす愛息ニッキーに立派な姿を見せるため、定職に就こうと、そして紹介されたのは自然史博物館。
ラリーは訪れて初めて、夜警の仕事と知って戸惑うが、即採用。
翌日、昼の引き継ぎを受けるラリーは老警備員3人組のセシル達から「何も入れるな、出すな」と注意される。
その夜、巨大な恐竜の骨模型が動き出し、追いかけまわされるラリー。渡されていたマニュアルを読んで、遊びたいだけだとわかり、対策を打ったのも束の間、博物館の展示物全てが動き出し、逃げ惑うラリーだった。

結末 ネタバレ注意

猿のデクスターにマニュアルを盗られて破られてしまい、ミニチュアの兵に攻撃され、絶体絶命の所を、ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)に助けられる。
展示物が動くのは、エジプトの王アクメンダーの黄金の石板が原因と知り、守りを任されたラリーは、辞めようと飛び出す。だが、ニッキーと出くわし、戻る。
マニュアルを失くしたため、ヒントとして歴史を学ぼうと、ラリーはガイドのレベッカによる昼のツアーに参加する。ネットで勉強し、そして引退するセシルたちを見送り、対策を施した。
ミニチュアで大騒ぎするウェスタンのジェドとローマ帝国のオクタビウスを仲裁。猿のデクスターをいっぱい喰わせ、あいさつしたルーズベルトは先住民のサカジャウィアに恋をしていた。
狂暴なフン族を手品で驚かしせるも種を見せてしまい、殺されかけるが、逃げ出した動物たちが大騒ぎし、助かるが、デクスターに鍵を盗られ、窓も開けられてしまう。
ルーズベルトに鍵を取り返してもらい、ラリーは白旗をあげ、辞めることにする。その時、窓から出た展示物の一つが、朝日で灰になってしまうのを見たラリーは、責任を感じ、仕事を続けることにする。
しかし翌日、ニッキーの前で館長からクビを言い渡されてしまう。ラリーは食い下がり、ラストチャンスをもらう。
友達の前で恥をかいたニッキーを励ますため、ラリーは夜の博物館へと招待を約束する。そしてサカジャウィア研究に行き詰まるレベッカに、ラリーは博物館の秘密と本当のことを話すが、呆れられてしまう。
そして夕方、展示物は動かない。石板がないことに気づいたラリーはあたりを探し、裏口で見つける。するとそこにセシルたちが登場。彼らもまた石板の力で若い体力を取り戻していた。
石板なしには生きられなくなった彼らは、退職金代わりにいただいていくことを画策。その罪をすべてラリーに着せようとしていた。
石板の力を起動させ、ニッキーを逃がそうとしたラリーは3人にボコボコにされる。石板と鍵を盗られ、閉じ込められるラリーとニッキー。ルーズベルトに励まされ、ミイラの棺を開く。そして甦ったアクメンダー王と石板の奪還に向かう。
ラリーはフン族たちの心を解きほぐし、展示物たちを一つにまとめ上げる。
セシルの仲間のガスとレジナルドを捕まえ、ジェドたちが車のタイヤから空気を抜き、だがセシルはその車に乗り消える。
セシルを探すため、ラリーはサカジャウィアの展示されたガラスを破壊。聡明なサカジャウィアはセシルが事故を起こし、戻ったことを突き止める。
セシルは馬車を拝借。サカジャウィアが轢かれそうになり、ルーズベルトが身を挺して助ける。しかし胴が真っ二つにされてしまう。
ラリーは馬を借りてジェドたちと追い、符丁で馬車を止める。
セシルを捕まえ、だが日の出が迫り、アクメンダーに石板の力で皆を誘導してもらい、呼ばれてきたレベッカはタクシーの中で感動し、サカジャウィアと話をする。 ルーズベルトも胴を蝋でくっつけて修復し、展示物の確認が終わり、死んだと思われていたジェドとオクタビウスが帰還。
翌日、展示物のことがニュースになってしまい、ラリーはとうとう館長からクビを言い渡される。だが博物館は、パフォーマンスだと勘違いした人たちが押し寄せ大盛況。ラリーのクビは撤回される。
ニッキーはラリーを父親として誇りに思い、博物館はパーティーに。ラリーは懐中電灯をしまい、指を鳴らして消灯した。
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管理人の批評

2006年、アメリカの作品です。
共演:ロビン・ウィリアムズ オーウェン・ウィルソン
ベン・スティラーは、『ミート・ザ・ペアレンツ』、『LIFE』の主演で有名な俳優さんですが、日本での人気は今一つです。コメディ系の俳優さんの魅力は日本では伝わりづらいですが、主役を張る以上、それなりの力を持っている方なので、ぜひとも大ヒット作を出してほしいものです。
ロビン・ウィリアムズと言えば言わずもがなの有名俳優ですが、ベンと同じくコメディ系の俳優として90年代に『ミセス・ダウト』『ジュマンジ』『パッチ・アダムス』といった代表作を持つ、大御所の俳優さんです。スタンダップ・コメディアンとして修行した経験があり、主役だけでなくスポットで輝く役も任せられるその万能さ。 この後の2、3にも出演されていますが、よく出てくださいました。そしてお亡くなりになってしまったことはとても残念です。
オーウェン・ウィルソンもまた、コメディ系を得意とし、ジャッキー・チェンとの『シャンハイ・ヌーン』シリーズや、『80デイズ』には兄弟で出演し、自ら映画製作を手掛けることもあります。
この作品は大人から子供まで楽しめる作品となっておりますので、家族そろってご覧ください。