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ロビンソン・クルーソー

ピアース・ブロスナン主演 ジョージ・ミラー&ロッド・ハーディ監督作品。
1718年、ロンドン。落ちぶれ作家のダニエル・デフォーは友人ロバートに薦められ、ロビンソン・クルーソーの航海日誌に目を通す。
1703年、スコットランドのロビンソンは、家の没落により、婚約者メアリーを奪われ、彼女を賭けパトリックと決闘。だがやむを得ず、パトリックを殺してしまい、追われる身となったロビンソンは、メアリーに1年後の再会を約束して別れた。
貿易船に乗り込んだロビンソンだったが、嵐に遭い、遭難。漂着した島で仲間を埋葬し、座礁した船から銃や1カ月分の食糧、大工道具とペットの犬スキッパーを回収した。
島を探検し、無人島と判断したロビンソンは船が通るのを待つ。だが船を止める事が出来ず、自力で生きる覚悟を決める。
そして1年が経った。島への侵入者に気付き、原住民たちの儀式で殺人が行われるのを目撃し、執行者たちを射殺。処刑されかかった男とそれぞれ逃げ、やがて合流。ロビンソンは彼と仲間になろうとするも、意思疎通が出来ず、諦め、守りを固める。
ある日、罠にかかったロビンソンは、原住民を銃で撃退。生贄の彼と共にコウモリを獲り、フライデーと名付け、彼に足枷を付けて、共同生活を始める事にした。

結末 ネタバレ注意

翌朝、食べ物を運んできたフライデーの枷を外し、農業を営み、半年後には言語も上達。だが宗教観念はままならず、フライデーが出ていき、訣別してしまう。
フライデーが恋しくなったロビンソンは、彼に詫び、和解。フライデーを生贄にしたミマ族の儀式の場所に火薬を仕掛ける。
そしてまた儀式が行われるのを見計らい、ロビンソンは火を放つが、スキッパーが火を追って飛び込んで行き、死んでしまう。
次なるミマ族の襲来に備える中、ロビンソンはフライデーの故郷の島への帰還を提案する。だがフライデーは1ヵ月掛かる場所に白人の島があると教え、ロビンソンは自分を主人と呼ばせていた事を謝罪する。怒ったフライデーは出ていってしまう。
一人でボートを作り、急ぐロビンソン。いつしかフライデーとの友情を取り戻し、御守を貰う。
嵐が来て、家畜やボートを失ってしまった2人は、戦いの準備を整え、ミマ族を森と家に誘い込み、罠と爆破で倒すが、生き残りに肩を射られてしまう。
フライデーの手当てを受けながら、2人はフライデーの故郷の島へ。
上陸し、取り囲まれたものの、フライデーの元妻に手当てを受けるロビンソン。だが彼らは白人を怖れていた。
フライデーは既に死人扱いされ、受け容れてもらえない2人は、皆の前でやむを得ず決闘をさせられ、ロビンソンは死を選ぶ。
そこに白人たちが現れ、フライデーは射殺されてしまい、ロビンソンは助かる。
回復後、ロビンソンはリスボンで高速船に乗り換え、6年の時を経て帰郷。メアリーと再会した。
ダニエルは日誌を読み終え、書く事を熱望。メアリーと結婚したロビンソンは、フライデーのくれた永遠の友情を大切にした。
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管理人の批評

1996年、アメリカの作品です。
共演:イアン・ハート ポリー・ウォーカー
「名前は知っているけれど、どんな話か詳しくは知らない」。そんな作品の一つ、『ロビンソン・クルーソー』の実写版です。
主演のピアース・ブロスナンは言わずと知れた5代目007ですが、俳優としての底力を見せたかったのか、それとも思ったより007のギャラが良くなかったのか、ハイペースでの別作品出演です。
このロビンソン・クルーソーの話が米英でどれくらい親しまれている話なのか分かればよかったのですが、残念ながらそこはわからずじまいです。
もちろん、ただ知るためだけでなく、語り継がれる話ですから、話の内容がしっかりしている事は確証できます。ぜひ一度ご覧ください。