シルベスター・スタローン主演兼監督作品。
前作の試合後、両者共々病院に運ばれ、ロッキーは退院後、エイドリアンにプロポーズし、結婚。
スターになったロッキーはエイドリアンを連れ豪遊するが、慣れないＣＭ撮影の仕事に嫌気が差し、ビッグマネーをふいにする。
そして仕事を探すが、希望の事務職は当然相手にされず、ポーリーのバイトしていた精肉工場にバイトで入るが、ほどなく人員整理で解雇されてしまう。
月賦の支払いを心配するエイドリアンをよそに、ポーリーの勧めもあり、カムバックを検討してミッキーを訪ねるも、選手として、自分の体はズタボロ。だが妻やお腹の子の為にジムの下働きを始める。ロッキーはバカにされながらも、エイドリアンにペットショップの仕事に戻られながらも、下働きをする。
一方、ある日テレビではアポロ勝利の判定に不服を持つ者たちが噴出。批判されたアポロはロッキーを今度こそノックアウトすると、再試合を熱望し、ロッキーはミッキーと相談し、再試合を承諾する。
早速調整を始めるが、アポロは前回余裕ムードだったことを戒め、真剣にトレーニング。一方、ロッキーは真剣味に欠け、観ているポーリーはエイドリアンに八つ当たり。エイドリアンも応じるようにキレるが、つわりが始まり、病院へ。だが早産で合併症を発症し、重体。ロッキーはトレーニングそっちのけで、昏睡状態のエイドリアンにずっと呼びかける。
ようやく意識を取り戻したエイドリアンは、ロッキーに勝利を頼み、ロッキーは気持ちを新たに練習に励み始める。
試合当日、街の声援と神父の祝福を受け、会場入りするロッキー。
ゴングが鳴り、アポロの猛攻。だがそれで火がついたロッキーはアポロとの激しい、殺気立った打ち合いになり、時間は過ぎ、最終ラウンドへ。
最終ラウンド、とうとう両者ダウン。レフェリーのカウントが始まり、１０以内に立ちあがったのはロッキーだけ。
ロッキーはヘビー級新王者になり、テレビを通してエイドリアンに勝利を報告。ミッキーもリング上に上がり、抱きついて讃えた。
１９７９年、アメリカの作品です。
オープニングは前作の回想です。確認する必要があるので。ただ、長いですね。早回ししても良いでしょう。
見どころはやはりトレーニングのシーンです。２７時間テレビ２０１２をご覧になった方なら、子供たちが付いて走るシーンがこの映画が元ネタだと確認できますので、よろしければどうぞ。
そして鶏を捕まえるトレーニングが追加されます。これもキムタクのドラマ「ＨＥＲＯ」の特別編で地方のドランクドラゴン鈴木のシーンの元ネタでしょうね。
本当、この映画はさまざまな影響を与えています。
エンディング、ミッキーの着ているジャンパーのロゴを上手く使って終わるシーンには感動しました。