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ロッキー3

シルベスター・スタローン主演兼監督作品。
ヘビー級新王者となったロッキーは、その後も様々な選手と戦い、その座を防衛していく。今度こそ本当のスターになった。
だが、その座を狙う男がいた。その名はラング。彼もまた、勝ち続け、猛烈な勢いでのし上がっていた。
チャリティー試合で巨大プロレスラーとの異種格闘技試合をしたロッキーに、ミッキーは愛想がつく。
そしてロッキーは、式典でお披露目された自らの銅像の前で、自らの引退を示唆した。
それを聞いた会場のラングは激怒。その勢いで挑戦を求め、ロッキーは受ける事に。だがミッキーは、ラングのボクシングを見て、危険だと忠告する。
だがロッキーはミッキーをトレーナーにして、取材陣に囲まれ、音楽を掛けながらトレーニング。ミッキーは呆れる。
そしてラングとの試合当日、リングへと向かおうとすると、突然ミッキーが苦しみ出す。心臓の調子が悪くなり、ロッキーは試合の中止を決断するが、ミッキーは「構わず行け」と言う。
そして試合のゴングが鳴り、ロッキーはラングの強力なパワーパンチを食らい早くも劣勢。「ミッキーを呼んでくれ」と求めるが、2ラウンドKO負けを喫した。
ロッキーは控室に横たわるミッキーを見舞い、ミッキーに結果を問われ、「勝った」と嘘を吐く。そしてミッキーは息を引き取った。
ミッキーの葬儀を終えたロッキーは、失意で街をうろつくのだった。…続く。

結末 ネタバレ注意

ミッキーのジムに思い出巡りに立ち寄ったロッキーは、そこでアポロと再会。アポロは自らがトレーナーになって、ロッキーを鍛えなおし、ラングと再戦させる事を持ちかける。ロッキーはそれを承諾し、アポロの言うがまま、妻のエイドリアンや義兄ポーリーを連れ、フィラデルフィアからアポロのルーツであるロスの裏町へ。そこで勘を取り戻す特訓を始める。
だがロッキーはラングへの恐怖からすっかり戦意喪失。そんな守りに入ったロッキーを、エイドリアンは叱咤激励。ロッキーは誰の為でもなく、自分の為に特訓に打ち込み、アポロの課したノルマを見事クリアするのだった。
そしてラングとの再戦。ロッキーは勘を取り戻し、フットワークを見せつけ優勢。だが、第2ラウンドで捕まり、ダウンを奪われる。
しかしすぐに立ち上がったロッキーは、持久戦に持ち込むことで、ラングを疲れさせ、疲れてきたところを激しく打ち込み、ダウンを奪う。そのダウンでラングは立つ事が出来ず、ロッキーはリベンジを果たした。
ロッキーとアポロはミッキーのジムへ。お礼にアポロとの約束を果たすため、人知れず、拳を交えた。
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管理人の批評

1982年、アメリカの作品です。
アポロへの挑戦を終え、守る側に回ったロッキーが、ボクサーとしてのストイックさを取り戻すために奮闘するこの作品。この後、4、5、ファイナルと続くのですが、ロッキーシリーズは全作品、上手くテーマを変えながらボクシングの素晴らしさを伝えています。
やはり、スタローン肝入りの作品である事が、ここまでの人気映画にならしめたという根拠になっていると思います。
海岸を走るトレーニングの時に、見える足元の靴下は紳士的な感じがしますね。やはりボクシングを野蛮なイメージから払拭したいという想いがあるのかもしれません。