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ロッキー5 最後のドラマ

シルベスター・スタローン主演 ジョン・G・アビルドセン監督作品。
ソ連でのドラゴとの試合後、体に異変を感じたロッキーは即帰国。記者会見で完全引退を発表しようとするが、飛び込んできたプロモーター、デュークが未来のスターとなるユニオン選手を連れ、試合を求めるが、ロッキーは拒否。
しかし、義兄ポーリーが会計士に騙され、ロッキーの全財産を持っていかれてしまい、やむなく試合を決意する。
だが健康診断の結果は最悪。脳に損傷が見られ、ドクターストップによりロッキーは完全引退。家財は競売に掛けられ、ロッキー家族はポーリーが手放さず残していた旧家に移り住み、フィラデルフィアの昔の生活に戻った。
それでもしつこいデュークをエイドリアンが退け、そしてロッキーの息子ロバートも学校で手痛い仕打ちを受けるが、ジュエルというガールフレンドが出来る。
そしてロッキーは、ミッキーの遺したジムでトレーナーを始め、ロッキーの熱狂的なファンで、自分と境遇が少し似ているトミー・ガンの熱烈な応募を受け、トレーニングを受けさせる。
するとトミーは筋が良く、ロッキーはマネージャーをする事に。試合に出たトミーは次々と勝利を重ね、ロッキーは彼を鍛え上げる事に生き甲斐を持つ。
ロバートはいじめっ子を打破するため、ロッキーのジムでトレーニングを始めるが、ロッキーはトミーに夢中で、ポーリーに見てもらうが満足できない。
そしてロバートはいじめっ子をぶちのめし、ロバートは喜んでロッキーに報告するが、ロッキーの反応はロバートを満足させるものでは無かった。
一方、トミーを気に入ったデュークは、トミーに女をあてがい、近づき、トミーをそそのかす。そしてトミーも自分の成果にロッキーの看板が付く事に嫌気が差していた。

結末 ネタバレ注意

そんなことも知らずロッキーは、いつも通りのクリスマスを過ごそうとするが、ロバートにもトミーにも離れられ、ようやくエイドリアンに諭される。
ロバートとの関係を修復させたロッキーは、一緒にテレビでトミーとユニオンの試合を観覧。トミーの勝利を喜ぶが、トミーはデュークとの事しか考えなくなっていた。
そんなトミーは記者達から酷評を受け、ブチギレし、ロッキーの元へ行き、ロッキーに闘えと叫ぶ。
ロッキーは無視するが、ポーリーが殴られたので反撃する。
そしてロッキーとトミーは街中で乱闘のように殴り合い、ロッキーには闘争本能が蘇り、ケンカ同然のボクシングに発展。
大勢のギャラリーに囲まれながら、ロッキーはトミーをダウンさせ、デュークを殴り倒す。
そしてロッキーはロバートと親子の時間を過ごすのだった。 DVD通販 DVD/CDレンタル

管理人の批評

1990年、アメリカの作品です。
もうボクシングの出来なくなったロッキーに、どんなドラマが待ち受けているのか気になる方も多かった事でしょう。
そして子供の成長や、後継者の成長に喜びを感じ、だけどやはりファイターとしての本能を忘れられないロッキー自身を描くというのが、やはりこのシリーズ映画の重要なポイントだと思われます。
「映画とは、人生の無駄な部分を切り取ったものである」という有名な言葉がありますが、まさしくそれの体現なのではないでしょうか。