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ローグアサシン

ジェット・リー主演 フィリップ・G・アトウェル監督作品。
FBIのトム・ローンとジョン・クロフォードは、犯罪者のアジトに踏み込み、壊滅作戦を遂行。だがそこには殺し屋のローグが居合わせ、ジョンはケガを負い、トムがローグを撃って、海に沈めるが、ローグの死体は見つからなかった。
トムとジョンは、家族と共に休暇を過ごそうとしていたが、トムは家族ごと殺され、家も焼かれてしまった。ジョンはローグの仕業であると考えた。
3年後、サンフランシスコで日本のヤクザのクラブに現れたローグは、裏切りを承知でヤクザたちを殺す。ジョンは新しい相棒のウィックとクラブに検証に訪れ、ローグの痕跡を見つける。
次いでローグは、チャイニーズマフィアのリーの元へ。リーはヤクザのボス、シローに家族を殺され、コレクションを売りさばかれ、ついにローグを雇い、復讐を始めた。だが、シローの元部下であったローグを、簡単に信頼はできなかった。

結末 ネタバレ注意

ジョンは、ローグが関わった人間を痕跡を消すために次々と殺していく中で、逃げ延びている整形外科医がいると知る。
ローグは、リーの部下達と共にシローの手下を殺害し、積み荷を強奪。馬の像を手に入れる。
ジョンは現場検証で、警部の関与に気付き、警部を捕らえ、詰め寄る。だが警部はローグに殺され、さらにローグに逃げられる。だが、ローグから電話で、ジョンは倉庫に呼び出される。
ジョンは倉庫の扉をリーに開けさせ、中に男を見かける。すぐにその男はローグだと気づくが、証拠不十分でどうすることもできない。この件で、ローグはリーに恩を売った。
ジョンはローグの情報をかき集める。だが、何も出ない。一方、ローグはリーの部下とシローの部下をケンカさせ、リーの部下を殺し、シローの仕業に見せかける。そしてリーの部下を焚き付け、シローの所へ踏み込ませる。だが見張っていたFBIも突入。大混乱の中、ウィックが撃たれ、ジョンはローグを追い、カーチェイスを繰り広げ、しかし逃げられてしまった。
ローグはやはり、シローの命令で、リーを追い詰めるために動いていた。
ジョンは家族に護衛を付け、逃げる整形外科医に会いにメキシコへ。ローグは元CIAエージェントで、倉庫で見た男だと確信した。
ローグはリーの屋敷に仲間のアサシン達を手引きし、踏み込んできた部下達とリーを殺し、だがローグはリーの妻子を逃がすため、アサシン達も始末する。ジョンはそんなローグの工作に気付く。そんな中、シローがアメリカへ入国。ジョンはシローに、ローグの裏切りを示唆し、馬の像を持ってきたローグに、偽物の像と看破し、リーの妻子の居場所を吐かせようとする。だがローグは反抗し、トランクの爆弾を爆発させ、シローの部下達を始末。ローグとシローは刀で斬り合う。
3年前、ローグはトムの妻子を殺した後、トムの反撃を受けて死亡。トムは整形し、ローグに成りすましていた。ローグになったトムはシローから、内通者の正体はジョンであると知らされ、シローの首を刎ねた。そしてリーの妻子の元に馬の像を、シローの娘キラにシローの首を送り、「新しい人生を探せ」とメッセージを添えた。
ローグ(トム)はジョンを3年前のあのアジトに呼びつけ、格闘。正体を明かし、ジョンは自白し、詫び、ローグに銃を向ける同僚のゴイからローグをかばい、ローグに撃たれた。そしてトムは、車で何処へと去っていった。
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管理人の批評

2007年、アメリカの作品です。
共演:ジェイソン・ステイサム 石橋凌 ケイン・コスギ
監督のフィリップ・G・アトウェルはなじみのない名前ですが、エミネムや50セントのミュージックビデオを手がけていたそうです。(シネマトゥデイ)
気になるケイン・コスギさんの抜擢ですが、初めてハリウッド映画に準主役として出演した『DOA/デッド・オア・アライブ』という作品の監督でもあるコーリー・ユエンからオファーの連絡があり、特別にジェット・リーと戦う役を用意していただいたそうです。
元々、ジェット・リーとは日本のテレビ番組でインタビュアーとして会ったことがある程度で、ジャッキー・チェンと共演していたケインは、明るいジャッキーと比べ、寡黙なジェットに戸惑い、リハーサルもジェット・リーの身代わりとの練習で、手合わせは、本番一度きりだったそうです。(シネマトゥデイ)
そんなケインさんと石橋凌さんが刀で斬り合うシーンは石橋凌さん演じるヤクザの卑劣さを見事に現わしているシーンだと思いますので、見どころです。