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スチュアート・リトル(1)

マイケル・J・フォックス主演 ロブ・ミンコフ監督作品。
弟が欲しいと切に願う一人息子ジョージの為、養子を貰う事にしたリトル家は、ジョージを学校へと送り、夫妻はニューヨーク市の養護施設へ。
元気いっぱいの子供達から決めかねていると、賢くて面倒見のある優しい小さなネズミの少年と出会い、彼に決め、スチュアートと名付ける。
だが家に着いて早々、スチュアートはリトル家の愛猫スノーベルの洗礼を受ける事に。
そして弟が来ると思っていたジョージも、スチュアートがネズミと知ると、ショックを受けてしまった。

結末 ネタバレ注意

ギクシャクしてしまったため、スチュアートは得意のピアノで和解しようとするも失敗。仕方なく寝る事にするが、スノーベルから釘を刺される。
翌朝、洗濯機に巻き込まれてしまい、寝込む事になったスチュアート。
両親がスチュアートの服を買いにおもちゃ屋へ。そしてお披露目パーティーが開かれ、親族たちは驚きつつも、受け容れる。スチュアートは感謝するが、ジョージの心は変わらない。
スチュアートは、父フレデリックに、本当の両親について調べてもらうようお願いした。
その調査の為、両親が留守になった家で、スノーベルは友達の野良猫モンティに上がり込まれ、ネズミのペットになり下がった事がばれてしまう。
モンティに逃げられてしまい、スノーベルは恥をかかされ、スチュアートを追う。
スチュアートはジョージの部屋へ逃げ込み、おもちゃでジョージと遊ぶ内、打ち解け、友達になり、一緒にレース用の模型の船を作り上げる。
そしてスノーベルは、野良猫界のボス、スモーキーを頼った。
公園の池での模型ボートレースを前に、ジョージはいじめっこのアントンにリモコンを踏まれ、壊されてしまう。
責任を感じたスチュアートは、出場するため、自ら乗船して、舵を取る事にする。
レース中、アントンの妨害をなんとか退け、スチュアートは1着でゴールし、ジョージに弟と認められた。
また親戚たちとパーティーをしていると、スチュアートの実の両親を名乗る、レジタルドとカミールが現れ、スチュアートを引き取る事となり、スチュアートはレジタルド達とゴルフ場にある家へ。
落ち込むリトル家の元に、養護施設長のキーパーさんが来訪し、スチュアートの両親は既に事故死している事を伝え、警察に連絡する。
スノーベルはスモーキーの元へ駆け込み、スモーキーは始末を今日中にする事を講じる。
それを聞いたレジタルドは、眠りについたスチュアートを叩き起こし、真実を伝え、逃がす。
スチュアートはおもちゃの車で走り、セントラルパークで迷子になると、待ち伏せをしていたスモーキー達に追われ、下水道へ。
ようやくリトル家に辿り着いたスチュアートは、探しに出た家族と入れ違いになってしまう。
迎え入れたスノーベルは、家族写真から、捜索用にスチュアートの部分が切り抜かれた写真を見せ、嘘で追い出す。
スモーキー達はスノーベルを誘って、スチュアート狩りに公園へ。
だが、スチュアートを一足先に見つけたスノーベルは、スチュアートを助け、嘘をついた事を詫びる。
野良猫たちに追い詰められたスチュアートを助けたスノーベルだが、スモーキーに狙われ、逆にスチュアートに助けられる。
そして共に帰宅し、家族の笑顔に迎えられた。
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管理人の批評

2000年、アメリカの作品です。
共演 ジーナ・デイビス ヒュー・ローリー ジョナサン・ニップロッキー
脚本は『シックス・センス』『アンブレイカブル』のM・ナイト・シャマラン監督という事で、期待してしまいがちですが、なんの事はない、荒唐無稽な設定を楽しむ、子供騙しのCG特撮映画です。
猫と小動物の映画と言うと、ディズニーの『トムとジェリー』(飼い猫と野良ネズミ)、ワーナーの『トゥイーティー』(飼い猫ジルベスターと小鳥)がありますから、猫を飼うのはネズミ退治の意味もあって、アメリカでは不思議ではないんでしょうが、せめて飼わない設定でいるとか、スチュアートが来た事によって、追い出されるとか、とにかく抜けた両親です。息子がいじめられてるのに何もできないし。
まあ、画的には子供は楽しいと思いますので、子供さんに見せてあげてください。
不思議とこの作品、地上波でやる場合は豪華なもので、TBS版を私が見たときには、スチュアート役を藤原達也氏、スノーベル役を恵俊彰氏が吹き替えておられました。