クリスティン・クルック主演 アンジェイ・バートコウィアク監督作品。
中国人とアメリカ人のハーフとして生まれた少女・春麗。彼女は父をベガとバイソンに拉致され、過ごしてきた。
大人に成長し、ピアニストになった春麗に巻物が届く。
一方、ベガはシャドルーの頂点に君臨し、忠誠を見せない協定相手を殺し、次の作戦の為に、春麗の父を働かせていた。
春麗は母の死後、巻物の謎を解明しようと、そこに記されたスパイダーウェブという謎の存在に導かれ、タイ・バンコクで「元」に会うよう指示され、春麗は全てと訣別。
バンコクに辿り着いたものの、ホームレスに身をやつしながら、春麗は元を探していた。
しかし、街で横行する犯罪に見兼ねた春麗はチンピラ達を叩きのめすが、疲れから倒れてしまう。そこにスパイダーウェブが現れた。
目覚めた春麗はついに元に会う。元はシャドルーを捨て、スパイダーウェブを作った事、春麗の父がベガに利用されている事、そして怒りを捨ててウェブに加入し、学ぶ事を教えられる。
一方、ベガは役人を脅迫して臨海地域を買収。そして故郷であるその地域の住民たちを追い出し、高級住宅街を作ろうとしていた。
春麗はベガの部下カンタナを誘い出し、船便ホワイトローズについて尋問。
元は幼なじみであるベガの不幸な過去を語り、春麗に買い出しを頼む。だがバイソン達の襲撃により、元はミサイルで家ごと吹き飛ばされてしまった。
一方、春麗もバルログの急襲に遭う。だが簡単に返り討ちにしてしまった。
春麗は港に潜入。しかしベガに捕まってしまう。
父と再会を果たすが、ベガは春麗の父を目の前で殺し、春麗もまた手にかけようとするが、春麗は隙を突き反撃。脱出する。
逃走中、子供を庇って逃走する春麗を街の人々が助ける。
そして、生きていた元に介抱され、治療を受けた春麗は気功力を高める事に。
春麗はホワイトローズの到着予定日を確認。インターポールのナッシュ刑事に伝えて、協力を要請する。
当日、港は警察とシャドルーの激しい銃撃戦。その隙に春麗と元は船の中へ。
元はバイソンを倒し、ホワイトローズの正体は、ベガの良心を宿した娘だと知る。
ベガとローズは再会。春麗やナッシュ達がアジトに潜入し、ナッシュはローズを保護。ベガは元を圧倒し、春麗と死闘。
そして、春麗の気功弾を受けたベガは、ローズの目の前で春麗に首を折られた。
ナッシュは春麗をあえて逃がした。
春麗は両親の墓参りを済ませると、元から「ストリートファイト」という格闘技大会と、日本の格闘家リュウの存在を知らされる。春麗は参戦を前に、少し休むことにした。
2009年、アメリカの作品です。
伝説的超有名格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズが原作の作品です。
今回はその中でも人気のキャラクター、春麗を主役にした作品です。
アンジェイ・バートコウィアク監督はスティーヴン・セガールの作品を手掛けるなど2010年代ごろから有名になって来たアクション作品が得意な監督です。近いうちに大ヒット作品を創り上げることもあるかも知れません。
なお、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの「ストリートファイター」とは原作が同じなれど、全く関係がありません。そちらについて詳しく知りたいという方、そして原作のゲーム「ストリートファイター」についてはそちらに記述したので、こちらのリンクからどうぞ→