こけしは,東北の雪深い静かな湯治場で生まれました。東北の湯治場には,古くから日用品・雑器等を作る木地師と呼ばれる職人がおり,農作業を終えて骨休めに湯治場に来た農家の人達が,子供達へのおみやげとして木地師より買い求めたのがこけしでした。こうしてこけしは,コマ・ケン玉・ダルマと同じように子供達のおもちゃとして作られ,東北の風土・東北に住む人達によって育てられてきました。尚、起源説には、固有玩具説のほか、信仰玩具説、おしゃぶり玩具説等が知られているのですが、私にはこれといった確信があるわけでないので、予めお断りしておきます。