札幌市
豊平区
トップさくらとおしろ北海道札幌市豊平区天神山チャシ
天神山チャシ
天神山チャシ(相馬神社)。
天神山チャシ(相馬神社)。
【所在地】 札幌市豊平区平岸2
【別称】  
【築城年】  
【築城者】  
【城主変遷】  
【廃城年】  
【現状】 天神山緑地、相馬神社
 藻岩山東方、豊平川を挟んだ標高約89mの丘陵上に所在する。現在は天神山緑地となっており、相馬神社社殿裏の展望広場の台地がチャシ跡であったとされる。

 昭和十二年(1937)に後藤寿一氏による実測図、溝の断面図の調査報告があり、平成元年(1989)の試掘調査で同様の溝跡が確認されているという。

 娘の札幌移住に伴うアパート探しの際に訪問しましたが、大して下調べもせずに訪問、また残雪の残る季節だったこともあり、実は社殿裏まで見てないんですよね(^-^; これから北海道で生活することになる娘のことを祈願しつつ、むしろ福島県所縁であり実家からも近い"相馬神社"なのかが気にしながら退散しました。
 で、相馬中村藩からの入植者によって遷された神社のかな…と思い調べてみたんですが、初めは明治四年(1871)仙台藩水沢伊達氏からの入植者が札幌神社(北海道神宮)の遥拝所として祭事を執行した、とのこと。その後明治三十五年(1902)に相馬太田神社より御分霊を奉遷したとありますが、その頃には中村藩家中の方が入植してたんですかね…?
 何れにしても雪のない時季に再訪しなきゃならんですね(^-^;
札幌市
西区
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発寒チャシ
発寒チャシ(付近)。
発寒チャシ(付近)。
【所在地】 札幌市西区山の手7条
【別称】  
【築城年】  
【築城者】  
【城主変遷】  
【廃城年】  
【現状】 宅地
 琴似発寒川に伸びる丘陵先端部に所在し、半円型の堀が1条認められたとされるが、現在は宅地造成によって潰滅している。

 北方の橋から撮影した画像があったと思ってたら見つからない…。このチャシ跡を検索するとよく見られる画像なんですが、その光景はいかにもチャシが所在する典型的な姿なんですがねー。訪問時はその住宅地南側の最高地に所在していたもんだと思っていたんですよね…。
 なお、その住宅地は北1条宮の沢通沿になるんですが、娘とわたしは入口の所にある"地図と鉱石の山の手博物館"に興味を惹かれておりました(^-^; 訪問ついでに再訪しなきゃでございます。

【参考文献】「日本城郭大系1 北海道・沖縄」(新人物往来社1980)

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