箱根旧街道ハイク
2019年1月
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8:20 箱根湯本駅前スタート |
東京都心から小田急線・箱根登山鉄道と乗り継いで2時間足らず、小田急線ロマンスカーなら90分で到着してしまう箱根湯本駅。今日のハイキングは国内屈指の人気温泉地箱根温泉の、この玄関口からスタートです。 |
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右手に早川を見て進む |
駅前を走る道路は、正月の箱根駅伝のコースにもなっている国道1号線(東海道)。先ずはこの道を小田原方向に向かって、右に早川の河原を、左に箱根登山鉄道を眺めながら歩いて行きましょう。 |
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8:25 三枚橋 |
間もなく早川に架かる三枚橋が前方右手に見えて来ました。これを渡って県道732号線(旧東海道)に入ります。この場所を起点に箱根湯本まで続くこの県道とは、今日はこのあと長いながい付き合いになるんです。 |
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8:36 早雲寺 |
県道をそのまま進むとやがて、臨済宗の古刹早雲寺の惣門が右手に現れます。この寺は北条早雲を始祖とする戦国大名、後北条氏の菩提寺としても知られています。 |
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8:50 猿沢石畳へ |
今日のコースは、その道程の殆どが上り坂で、標高差は700m。と言う訳で、県道の坂道を暫く上って行くと、右手に「石畳入口」と記された標識を発見。 |
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今日最初の石畳 |
標識に従い、県道から分かれて右の道へ。さぁーお待ちかね、箱根旧街道名物の石畳がここから始まるぞー。 |
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猿沢を渡る |
小さな橋がありました。猿沢に架かる橋なので猿橋。そしてこの石畳の道は猿沢石畳 |
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県道へ合流 |
じっくり石畳ハイクを満喫しようと思ったのも束の間。あれれ? 舗装された県道に再び合流しちゃいました。実は、猿沢石畳は全長わずか255mだったんです。取り敢えず箱根旧街道石畳の予告編ってな感じでしょうか。 |
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9:26 鎖雲寺 |
緩やかながら、長い上りが続く県道を30分ほど歩いて行くと、江戸時代初期の1630年創建になる臨済宗の禅寺、鎖雲寺の石段が左手に見えて来ます。 |
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鎖雲寺境内 |
この寺には、人形浄瑠璃や歌舞伎などでも演じられるこの箱根が舞台の物語、「箱根霊験躄仇討」の主人公、飯沼勝五郎と初花夫妻の墓があります。 |
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勝五郎・初花の墓 |
病で足が不自由になり歩く事の出来ない勝五郎を初花が介助しながら、二人で仇討の旅を続けるという物語の、モデルになった二人が眠る比翼塚がこれです。 |
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9:33 須雲川自然探勝歩道へ |
鎖雲寺を通り過ぎた少し先、県道の左側に須雲川自然探勝歩道の標識が見えています。いよいよこの場所から元箱根の芦ノ湖畔までのおよそ6.2kmに亘り、江戸時代に造られた石畳の旧街道が県道と絡みながら、断続的に続いて行きます。 |
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ハイキングコースを進む |
とは言え、県道を右に分けて左手の旧道へ入っても、石畳はすぐには現れません。しばし山の中のハイキングコースを進みます。 |
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須雲川を渡る |
簡素な木橋がありました。流れる川は須雲川。このハイキングコースの名前にもなった早川の支流で、早雲寺の付近で早川に合流し、その先小田原で相模湾に注いでいます。 |
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県道を左へ |
ハイキングコースは一旦途切れ、前方にはまた県道が。これを渡って左へ。 |
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標識に従い石畳の旧道へ |
県道を渡ると、すぐにまたハイキングコースが始まります。こんな具合で石畳の旧街道は、舗装された県道と所々で交わりながら絡んで続きます。標識に従い右手に分かれる上り坂へ。 |
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9:54 割石坂 |
この石畳のなだらかな上り坂は割石坂。いよいよここから、石畳の道が続いて行く事になります。 |
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10:05 県道を縫う様に進む |
旧道からまた県道に出た後、少し歩いてまた左手の旧道へ。つづら折りの舗装された県道を、石畳の旧道が縫う様にショートカットして上って行くスタイル。全て道標や標識に従って進んで行くので、迷う事はありません。 |
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大沢川に架かる橋 |
須雲川の支流の大沢川を渡ります。この辺り、山道になったり石畳になったり、上ったり下ったりのアップダウンを繰り返しながら標高を上げて行くので、思いのほかハードです。江戸時代の当時はもっと大変だったんだろうナ。 |
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10:12 大澤坂 |
大沢川を渡って大澤坂へ。江戸幕府がこの街道を整備して石畳にする以前は、雨や雪などが降ると大変な悪路になってしまうので、旅人は膝まで泥につかりながら、とても苦労して旅を続けたんだって。 |
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10:25 畑宿バス停前 |
大澤坂を越えて県道に出るとそこは、伝統工芸の箱根寄木細工発祥の地畑宿。箱根登山バスの畑宿バス停が見えたら左手の旧道へ。箱根湯本と元箱根間の県道では、箱根登山バスが比較的頻繁に行き来しています。 |
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寄木細工発祥の地 畑宿 |
畑宿には、寄木細工の店や工房、資料館といった沢山の施設が軒を連ねています。 |
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10:28 畑宿一里塚 |
石畳の道の両側にあるこの二つの丸い塚は、畑宿一里塚で、江戸日本橋から23里目の塚になります。因みに現在のものは、江戸時代当時の一里塚を忠実に復元したもの。 |
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滑るので足元に気を付けて |
一里塚を過ぎるとまた山道。急な上り坂の石畳です。しかしこの石畳、当時としては大変な技術と労力で造られたのだろうけど、何せゴツゴツした石が並んでいて、しかも苔むしてツルツル滑るんだよネ。歩くのにかなり疲れる。 |
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県道を見下ろしながら進む |
まぁ、それも今日のハイキングの醍醐味の一つでもあるんですが。そしてこんな場所も・・・
舗装された国道(1号線 箱根新道)の真上を、石畳の旧道ハイキングコースが立体交差しています。人呼んで宙吊り石畳。 |
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10:42 七曲り |
箱根旧街道ハイキングの難所区間とよく言われるのがこの県道歩き。七曲りと呼ばれるつづら折りで、標識によると10.1%の上り勾配が1.2km続きます。と、言う事は・・・ |
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10:53 橿木坂(かしのきざか) |
およそ5.8度の傾斜角度で、七曲りの区間中に120m以上の標高を上げる事になるんだけど、自分としては石畳より歩き易いこの舗装路歩きの方が楽かなと。そしてまたこの後に難所が。七曲りの途中から左手に逸れる旧道、195段の石段橿木坂です。 |
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橿木坂 195段の石段を登る |
この坂こそ昔から難所とされていて、江戸時代の古文書にも、「橿の木のさかをこゆれば、苦しくて、どんぐりほどの涙こぼる」と記されているほど。 |
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11:00 樫の木平からの眺め |
大粒の涙、ならぬ汗を流しながら橿木坂を上り切ってそのままハイキングコースを進んで行くと、右手に分かれる上りの階段があります。ここでちょっとだけ寄り道。見晴茶屋の標識を目印に階段を上って行きましょう。 |
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相模湾を望む |
県道沿いのちょうど七曲りを上り切った場所で営業する見晴茶屋。その駐車場脇はとても見晴らしが良く、樫の木平と呼ばれ、快晴の今日の様な日は小田原の街並みや、相模湾まで見通すことが出来ます。 |
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11:11 甘酒橋 |
茶屋と言っても日本蕎麦がメインメニューの見晴茶屋。しかし営業日がとても少なく今日は休み。そろそろ昼時だけど、仕方なく我慢してスルー。再び旧街道ハイキングコースに戻りましょう。 |
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11:21 猿滑坂 |
甘酒橋を渡ると、橋の袂に「元箱根まで2.7km」の標識が。結構歩いて来たんですね。その先猿滑坂を登って、一旦県道へ。 |
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向い側の階段を上る |
目の前の横断歩道で県道を渡ったらすぐに向い側の階段を上って、そのまま引き続きハイキングコースを歩きます。 |
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歩道も石畳です |
橿の木坂から始まった旧道のハイキングコースを歩く事およそ30分。旧道を比較的長い距離歩いてきましたが、しばしまた県道の舗装路歩きです。ところで、県道脇に設けられたこの歩道も石畳。なかなか芸が細かいデス。 |
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11:40 笈の平(おいのだいら) |
間もなく笈の平に到着。その昔親鸞聖人が東国教化の旅の途中に弟子と別れた場所で、その際に自分の身代わりとして笈(行脚僧が使うリュック)を手渡したという故事から付いた地名です。画像の左端の石碑はそれに因んだもの。 |
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笈の平の追込坂 |
この笈の平から県道と別れて追込坂を上り旧道に入った後は、この先元箱根の須雲川自然探勝歩道の終点まで舗装路を歩く事はなく、ほぼ旧街道のハイキングコース歩きとなります。 |
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なにかの店先の様だけど |
この辺りの旧街道は、県道にぴったり寄り添って続きます。間もなく、木々の向こうに見え隠れする県道との間に、何やら椅子とテーブルが並んでいるのを発見。なにかの店先の様だが・・・ |
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11:47 甘酒茶屋 |
甘酒茶屋でした。実はここで甘酒を頂くのが、今日の道中のお楽しみの一つなのでありました。江戸時代から続くこの甘酒茶屋。餅や味噌おでん等メニューは色々ですが、ここに来たら甘酒を飲まない訳にはいかないのであります。 |
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荷物を置いて甘酒ブレイク |
ノンアルコールで砂糖も使わないあっさり味ながら、口に含むと舌いっぱいに広がるあのしっかりしたコクと甘さは、家庭はおろか他の店で味わう事は出来ません。口直しの漬物付きってのがまたニクイ。 |
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イノシシ注意! |
甘酒のブドウ糖で山歩きの疲労を回復出来たところで、ハイキング再開です。ふと気付くとこんな注意書きが。冬でもいちおう熊鈴は付けて来てるんだがなぁ。猪とは言え、国内でも死亡事故だって発生しています。ここは慎重に。 |
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江戸時代の石畳 |
1618年江戸幕府によって造られた箱根のこの街道は、その後の1680年には石が敷かれます。そして更に幕末の1864年、その翌年に予定された皇女和宮の降嫁にあたり改修されていて、その一部が現在残っているこの石畳の道なんです。 |
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12:07 県道とお別れ |
今日1日長いお付き合いだった県道732号線ともお別れの時がやって来ました。ここが旧街道との最後の交差点。この後県道と出会う事はありません。そして元箱根まではあと1.2km。県道を渡って、その向こうに続く旧街道を更に進んで行きましょう。 |
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排水路 |
この辺りの旧街道には、1680年に最初の石畳が施設された当時の構造が残されています。石畳の道の脇に造られた排水路がそれ。大雨が降っても、歩行路に水が廻らない工夫がされているんです。 |
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12:25 最高地点に到達 |
既述のように今日のハイキングの標高差はおよそ700mでその殆どが登り。そしてその最高地点にやっと辿り着きました。あとは元箱根に向けて下るのみ。 |
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箱根駒ケ岳 |
木々の間からは、標高1356mの箱根駒ケ岳の姿と、その頂上のロープウエイ駅も肉眼ではっきり確認できます。 |
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12:40 権現坂 |
この権現坂を5分程下って行くと、いよいよ須雲川自然探勝歩道の終点。だけど今日の箱根旧街道歩きは、まだもう少し続きます。 |
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12:51 箱根神社第一鳥居 |
須雲川自然探勝歩道とお別れをして、元箱根で国道1号線に合流。そして、やがて現れる大鳥居は、お馴染み箱根神社の第一鳥居。箱根駅伝の選手たちが走り抜けて行く、あの大鳥居です。 |
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芦ノ湖 |
ここでちょっとまた寄り道。せっかくだからすぐ傍にある神奈川県内最大の湖芦ノ湖の、青く澄んだ美しい姿を眺めて行きましょう。 |
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賽の河原 |
芦ノ湖畔には賽の河原があります。江戸時代この地は、地蔵信仰の霊地として信仰を集めていたのだとか。案内板によると、これら仏像の中には、鎌倉時代後期に作られた貴重なものもあるらしい。 |
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13:12 旧街道杉並木へ |
芦ノ湖畔で小休止した後再スタート、国道1号線沿いに進みます。間もなく国道から左に分かれる旧街道が見えて来ました。ここから、樹齢300年を超える箱根杉並木の遊歩道が500m余り続きます。 |
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今日最後の旧道歩き |
ここは今まで歩いてきた石畳の山道と共に、江戸時代当時の旧街道の面影を残している場所です。やがて旧道が国道と再び合流した後、国道沿いに更に500mほど歩いた先の右手に、箱根関所跡バスターミナルがあります。 |
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13:30 箱根関所跡バスターミナル |
そして今日の、箱根旧街道ハイクもここでゴール。帰路はここから箱根登山バスに乗り、箱根湯本駅や小田原駅などに戻ることが出来ます。 |
今日のコースは行程の大半が登りでした。そして所要時間は小休止を幾つか入れて5時間余り。だけどもう少し時間を短縮したい、なるべくラクチンに箱根旧街道を歩きたいといった様な場合は、このコースの逆、つまり元箱根から箱根湯本まで下ってくるコースを選べばOK。また、ハイキングコースと寄り添う様に走っている県道732号線は、箱根登山バスの走行ルートになっていて、県道沿いにはたくさんの停留所があるので、途中まであるいは途中からバスを利用して、歩きたい区間だけを選んでハイキングプランをアレンジする事も出来るんです。 |
★交通 |
箱根登山鉄道 箱根湯本駅下車 |
★歩行距離 |
約 12 km |
周辺地図
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