荻窪 昭和のお屋敷跡を巡る


2016年5月




荻窪駅南口  今日は朝から雨模様。だけどスマホの天気予報によると、11時から雨は上がるらしい。と言う事で、予定決行。いま小雨の中、JR中央本線と東京メトロ丸ノ内線が乗り入れる荻窪駅の南口に立っています。
荻窪駅南口


 先ずは目の前の横断歩道を渡り、その先に延びる商店街、南口仲通りへと入って行きましょう。 南口仲通り
南口仲通りへ


すぐに左折  すぐに左方向へと分かれる道があるので、これを左折。
すぐに左折


 その先に現れる交差点は、そのまま直進します。

 雨の方も何とか上がってくれそうな気配。
交差点を横断
交差点を横断


茂みが見えます  間もなく左手に、緑の茂みが見えて来ました。
茂みが見えます


 茂みの中に建つ石柱には、明治天皇荻窪御小休所の文字が。そしてその背後には江戸時代の頃のものと思しき、大きくて立派な長屋門がありました。 石柱に刻まれた文字は
明治天皇荻窪小休所


長屋門、立派です。  思うに、何かの御用事でここ荻窪を通りかかった明治天皇が、休憩のためにこの長屋門のある建物に立ち寄ったのだろうという事は容易に推測できるのですが、如何せんそれを裏付けるものがこの石柱以外周辺に見つからないので、詳細は不明です。
長屋門、立派です。


 通りをそのまま歩いて行くと右側に見えてきたクラシックな建物。その壁面には今とは逆並びの文字列で右から左へ、西郊ロッヂングと記されています。文化庁のデータベースによると、昭和13年に建築された集合住宅なのだそう。 西郊ロッヂング
西郊ロッヂング (登録有形文化財・国)


読書の森公園  西郊ロッジングの先、150m程にある公園は杉並区立読書の森公園

 お蔭さまで雨はすっかり上がりました。只今の時刻、午前11時。いやぁ、最近の天気予報ってびっくりするほど当るようになったヨ
読書の森公園


 小さな公園ですが、水生植物が観られる池や、小さなバラ園なんかもあったりします。 水生植物も観られます
水生植物も観られます


デッキの先には・・・  緑の中に造られたデッキを歩いて行くと、その先にあったのはマハトマ・ガンジー像。

 区立公園になんでガンジーさんなの?
デッキの先には・・・


 傍らに建てられた石碑の説明文によると、インドにあるガンジー修養所再建財団という組織から杉並区へ、平成20年に贈られたものらしい。 ガンジー像
ガンジー像


西郊ロッジングまで戻る  来た道を戻り、西郊ロッジングの前の十字路を左折して、そのまま真っ直ぐ閑静な住宅街を歩いて行きましょう。
西郊ロッジングまで戻る


 昭和の初め頃、ここ荻窪は郊外の別荘地として人気があって、多くの文化人や著名人が居を構えていました。そんな中現在でもその姿を留めている、3人の著名人の旧居宅を散歩しながら廻って来ようというのが今日のスケジュールなのであります。 住宅街を進む
住宅街を進む


杉並区立大田黒公園  そうこうしている内に今日最初の目的地大田黒公園の入り口が、通りの左手に見えて来ました。
杉並区立大田黒公園


 この公園は、音楽評論家として活躍した大田黒元雄(1893-1979)の邸宅跡地を整備して造られた、杉並区立の公園です。 太田黒公園正門
太田黒公園正門


大イチョウの並木  切妻屋根の檜門をくぐるとその後に続くのは、大イチョウに囲まれた、石畳の並木道。辺りはしーんと静まり返ってます。
大イチョウの並木


 総面積は8,972平米と、区立の公園としてはかなりの広さです。入園無料。 芝生の庭
芝生の庭


庭園の池  回遊式の日本庭園をゆっくり歩いて行きます。公園内はどの場所も静寂そのもの。
庭園の池


 起伏のある地形を生かした庭園の林の道を歩いて行くと、前方に瀟洒な洋風の建物が近づいて来ました。 記念館
記念館


記念館内  記念館として公開されているこの建物、元は大田黒元雄が仕事場として使用していたもので、昭和8年に建築された家屋です。
記念館内


 記念館内には当時使用されていた調度品や家具、愛用のピアノなどが置かれていました。 愛用のピアノ
愛用のピアノ


太田黒公園南交差点  大田黒公園から次の目的地、角川庭園・すぎなみ詩歌館までは歩行距離でおよそ450mほど。先ずは公園前の道をそのまま進み、すぐ先の小さな交差点、大田黒公園南交差点を左折します。
太田黒公園南交差点


 その先、突き当りがあったりしますが、しばらくは道なりに進みます。 道なりに進む
道なりに進む


左に分かれる道へ入る  住宅街の中の静かな道を歩いて行きましょう。やがて左へと分かれる道があるので、これを左折。
指導標に従い左折


 左折の場所の目印は、電信柱に掲出されたこの指導標です 角川庭園へ
角川庭園へ


突き当りを右へ  なだらかな下り坂を下りて行くと、その先は突き当り。
突き当りを右へ


 そして突き当りを右へ折れると杉並区立角川庭園・すぎなみ詩歌館に到着です。 杉並区立角川庭園入り口
  杉並区立角川庭園入り口


芝生の庭園  ここ角川庭園・杉並詩歌館は、角川書店(KADOKAWAグループ)の創業者で俳人でもあった角川源義(かどかわげんよし 1917-1975)の居宅跡を、杉並区が改修したものです。
芝生の庭園


 建物の中に入ってみましょう。ここは応接間を改装して造られた展示室。 展示室
展示室


茶室  そしてこちらは、有料で貸し出しが可能な茶室。この茶室からは庭園を見渡すことが出来ます。
茶室


 庭園内で水琴窟を見つけました。柄杓の水を落とすと、地中からはまるでオルゴールの様な澄んだ音色が聞こえて来ます。 水琴窟
水琴窟


広い通りを右折  水琴窟の美しい音色に癒されたところで次なる場所へ。角川庭園前の狭い道を住宅地を縫う様に進み、間もなく見えてくる広い通りを右折しましょう。
広い通りを右折


 やがてこの通りは歩行者専用の道になります。このまま直進。 歩行者専用
歩行者専用


荻外荘(てきがいそう)公園  前方に公園が見えて来ました。これが今日最後の目的地、杉並区立荻外荘公園です。
荻外荘(てきがいそう)公園


 見た感じ芝生広場だけの、なんの面白味もない小さなこの公園ですが、正面奥の樹木の茂みの向こうに秘密が隠れています。実はこの場所は嘗て荻外荘と呼ばれた、近衛文麿(1891-1945)の邸宅の敷地を公園にしたものだったんです。 茂みの奥に秘密が・・・
茂みの奥に秘密が・・・


荻外荘(非公開)  昭和の初期に三度首相を務めた近衛文麿は、国の方向を左右する重要な会議を、しばしば荻外荘で行っていました。現在その建物は公園奥のフェンスの向こう側に見え隠れしていますが、残念ながら非公開。尚その一部は、東京都内の駒込に移築されています
荻外荘(非公開)


 荻外荘公園の前の通りをそのまま進んで行くと、また又歩行者専用の道になります。 前方の歩行者専用の道を直進
前方の歩行者専用の道を直進


善福寺川  その先に見えて来た川は善福寺川。水源は杉並区内の善福寺池で、同区の善福寺川緑地や和田堀公園を経て、中野区内で神田川に注いでいます。
善福寺川


 川沿いの歩道を、善福寺川を左手に見ながら川上の方向へと歩いて行きましょう。

 が、しかし・・・

 こんな大木に行く手を阻まれてしまった。
先に行けない!
先に行けない!


でも大丈夫。  でも大丈夫。こんな具合に大木の背後を廻って通過する事が出来ました。
でも大丈夫。


 川沿いの歩道を歩き始めてから数えて四つ目の橋、忍川上橋が見えたらこれを右折。 前方の忍川上橋を右へ
前方の忍川上橋を右へ


南口仲通り  そのまま歩いて行くと、今日の散歩の最初に歩いたあの商店街、南口仲通りに戻って来ました。
南口仲通り


 そして荻窪駅南口に到着です。スタートの時に降っていた雨もすぐに上がって再び降り出すことなく、天気はゴールまで何とかもってくれました。 荻窪駅南口
荻窪駅南口









★交通 JR中央本線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅下車
★歩行距離 約 3.0 km


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