散歩 de 所沢航空公園


2017年1月




西武線航空公園駅東口  ここは西武新宿線の航空公園駅。埼玉県の所沢市にあります。東口のロータリー前から眺める駅舎の姿は、クラシックなプロペラ飛行機、アンリファルマン機のデザインです。
西武線航空公園駅東口


 何故アンリファルマン機なのかはさて置き、駅舎中央部に設置されたこの時計が、フランス生まれの複葉機アンリファルマンの、まさにプロペラの部分をイメージしています。 プロペラのデザイン
プロペラのデザイン


駅前のモニュメント  駅前ロータリーのちょうど中心部に置かれたこのモニュメントも、飛行機のデザイン。飛行機雲を引っ張りながら急上昇する、ジェット機の様に見えます。駅の名前やロケーションが何故飛行機尽くしなのかというと、この場所が日本航空史のまさに発祥の地だからなんです。
駅前のモニュメント


 駅のすぐ目の前にあるこの公園が、駅名にもなっている所沢航空記念公園。明治44年開設の我が国初の飛行場、所沢飛行場の跡地に造られた、埼玉県の県営公園です。 所沢航空記念公園
所沢航空記念公園


イマジネーションカーペット  今日はこの公園内をあちこち歩き廻ってみようと思います。入り口近くに設置されたこの大きなモニュメントを眺めながら、さぁ航空公園ツアーをスタートしましょう。
イマジネーションカーペット


 この芝生広場は元々滑走路だったところ。そして明治44年、この地からアンリファルマン機に搭乗した徳川好敏大尉が、日本国内での飛行機による初飛行に成功したのでした。だから航空公園駅の駅舎は、アンリファルマン機のデザインなんです。 旧滑走路 (西側を望む)
旧滑走路 (西側を望む)


旧滑走路 (東側を望む)  これは元滑走路を、反対方向から眺めた風景。なるほど・・・ こう見ると、やっぱり滑走路って感じがします。そして正面に見える白い塔は放送塔。
旧滑走路 (東側を望む)


 公園のほぼ中央にそびえ立つ、この白亜の放送塔。航空公園のシンボル的な存在です。だいたいどこの場所に居ても目に付くので、小さな子供連れの時にはとっても便利。

 「パパとはぐれたら、あそこの白い宇宙船の下に行って待っててネ。」 なーんてね。
放送塔
放送塔


古めかしい銅像が  何やら古めかしい銅像を発見。日本最初の航空犠牲者となってしまった木村、徳田両中尉の記念塔でした。大正3年の建設。
古めかしい銅像が


 案内板によると、大正2年3月28日木村鈴四郎・徳田金一両中尉の搭乗する飛行機が、東京の青山練兵場を飛び立って所沢飛行所へ帰航途中に墜落。残念ながら二人は殉職してしまうのです。 木村、徳田両中尉の記念塔
木村、徳田両中尉の記念塔


航空整備兵の像  公園内には、この他にも2箇所に人物像が設置されています。一つはこれ、昭和19年に建立された航空整備兵の像。当時この場所には所沢航空整備学校があって、その校内に設置されていたものです。
航空整備兵の像


 そしてもう一つはフォール大佐の像。昭和3年の建立で、やはり当時この地にあった、所沢陸軍飛行学校の校庭に設置されていたもの。フランス陸軍所属のフォール大佐は、日本の航空界の発展に寄与した人物で、大正8年1月に来日してから約19カ月間に亘り、フランス航空教育団63人の団長として、航空技術の指導にあたったのでした。 フォール大佐の像
フォール大佐の像


大正天皇御駐輦の碑  こちらは人物像ではなく、石碑です。大正天皇御駐輦之跡と刻まれていました。案内板などの解説する物件がないので詳細は不明ですが、おそらく大正天皇が所沢飛行場に来られたのを記念したものなのでしょう。
大正天皇御駐輦の碑


 所沢航空記念公園は昭和53年の開設で、敷地面積は50万平米あまり。東京ドームが10個も入る、広大な都市公園です。 広大な公園です
広大な公園です


アスレチックゾーン  この地は既記の様に、かつて所沢飛行場のあった場所。そして、戦後米軍に一時接収されていた時期を経て、日本への返還後に公園として整備されたのでした。
アスレチックもあります


 園内のジョギング・ウォーキングコースは1周2km。景色の変化に富んだ、走っていて楽しい、疲れを感じないコースです。 ジョギングコース
ジョギングコース


自然浄化法の池  この池は浄化設備を使わずに、自然発生したプランクトンなどの自然の浄化力で水環境を改善してるんだって。
自然浄化法の池


 野外ステージがありました。今日は特にイベントやコンサートの予定もなく、客席はひっそりと静まり返っています。 野外ステージ
野外ステージ


彩翔亭  茶室の彩翔亭です。茶会や句会などの開催用に、有料で一般に向けてレンタルされます。
彩翔亭


 彩翔亭の喫茶室では、入園者が目の前の日本庭園を眺めながら、抹茶やコーヒー、茶菓子を頂くことが出来るんです。テイクアウトもオーケー。 日本庭園
日本庭園


カフェレストラン パロス  そして本格的にお腹が減ってきたら、こちらのカフェレストランPalosで。ラーメン、カレーライス、ホットドック、日本そば・・・
 その他いろいろやってます。
カフェレストラン Palos


 カフェレストランの目の前はバーベキューエリア。具材はPalosで提供しているので、手ぶらでも大丈夫。 バーベキューエリア
バーベキューエリア


ロウバイ園  取材時は1月の下旬。公園内にある蝋梅(ロウバイ)園は満開です。
ロウバイ園


 蝋梅は黄色い花びら。梅の字が付くけど、梅と同じ仲間じゃないんだって。 蝋梅
蝋梅


YS-11A-500R  航空公園と言うからには、本物の飛行機もあったりします。先ずは、昭和37年に初飛行した国産旅客機YS-11。展示されているものは、昭和44年に製造され、平成9年に引退した機体です。
YS-11A-500R


 そしてこちらはC-46中型輸送機、天馬。アメリカ製で、あちらでは軍用輸送機の他、民間旅客機としても使用されていましたが、日本では自衛隊が昭和30年から輸送機として装備し、災害時などに活躍していました。 C-46 天馬
C-46 天馬


所沢航空発祥記念館  この他にも、まだ沢山の飛行機がこの公園には展示されている筈なんだけど、園内を見廻しても見つからないんだよね・・・
 それもその筈。他の飛行機は所沢航空発祥記念館の建物の中にあったんです。
所沢航空発祥記念館


 これは館内を見てゆくしかない・・・って事で、入館料一般510円を支払い中へ。因みに記念館にはレストランもあって、芝生の庭で食事する事も出来ます。 エコトコ・ファーマーズカフェ
エコトコ・ファーマーズカフェ


宇宙食も売ってます  なんと館内で、沢山の種類の宇宙食を販売してました。お好み焼き、エビピラフ、チキンライスにカレーライス、アイスクリームまで売ってます。
宇宙食も売ってます


 ありました、ありました。飛行機やヘリコプターが沢山展示されています。 沢山の機体を展示
沢山の実機を展示


バートルV-44  この機体は大型輸送ヘリコプター、バートルV-44
バートルV-44


 陸上自衛隊が研究用として、昭和34年にアメリカから輸入した機種です。 機内にも入れます
機内にも入れます


コックピット内  主に航空救難活動に使用され、災害派遣に大活躍したのだとか。
コックピット内


 館内は機体の展示だけではありません。航空に関係する沢山の展示物や資料、アトラクションが所狭しと並んでいます。 航空管制
航空管制塔


フライトシミュレーター  ここのフライトシミュレーターはさすがに本格的です。多機能で複雑。未体験ですが、すぐに墜落させてしまいそうなので、操縦はやめておきます。
フライトシミュレーター


 研究室のコーナーでは、飛行機を始め鳥や昆虫、種子などの飛び方を見たり、ガス気球を上昇させたりと、実験型のコーナー。 研究室
研究室


パリ観光ツアー  これはパリ観光ツアーと言うアトラクション。タイトルが面白そうだし、ちょうど機械も空いていたので体験してみる事に。
パリ観光ツアー


 このヘッドディスプレイを頭にかぶると、パリ20箇所の観光地を、3Dで空中から眺める事が出来ます。下を向くと宙に浮いている様で、けっこうハマります。 ヘッドディスプレイを着けて
ヘッドディスプレイを着けて


そろそろ帰る時間です  航空発祥記念館では時間を忘れて、けっこう楽しんじゃいました。記念館をあとにして、C-46天馬を横目で見ながら駅へと戻ります。
そろそろ帰る時間です


 公園を出るとすぐ目の前は、西武新宿線航空公園駅です。 航空公園駅へ
航空公園駅へ









★交通 西武新宿線 航空公園駅下車


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