東京駅を探検する

2018年8月






 
 東京駅丸の内口
 JR東京駅丸の内口

 灼熱の日本の夏。真夏ってなかなか散歩する気にならないんだよなぁ・・・ なんて考えていた8月のある日、炎天下でも熱中症を気にせず、快適に散歩できる場所を見つけました。JR東京駅であります。





 JR東京駅八重洲口
 JR東京駅八重洲口

 と言う事で、今日は東京駅の構内をインドア散歩する事にしました。東京駅を歩いていると、結構いろんな発見ができたりするんです。それじゃぁ早速、東京駅の探検を始める事にしましょう。










改 札 内 





 中央本線ホーム
 中央本線ホーム

 先ずは駅の改札を抜けずに、改札内を探検。中央本線の、1・2番線ホームからスタートです。





 ホーム1番線側
 ホーム1番線側

 ホームの1番線側に目をやると、何やらオブジェらしきものを発見。線路の脇になんでこんなものがあるんだろう。





ゼロキロポスト 
 ゼロキロポスト

 日本の首都、東京。その中央に位置する東京駅は、全ての鉄道駅の中心地でもあると言えます。だから全ての列車はここから出発すると言う訳で、このゼロキロポストが設けられているんです。台座は、赤レンガでお馴染みの丸の内駅舎がモチーフ。





 駅構内1階
 駅構内1階

 中央線ホームの下りエスカレーターに乗って、駅構内の1階部分に下りて来ました。

 そしてこんな所にも赤レンガの建物が・・・





 クラシックな柱が並ぶ
 赤レンガ駅舎の裏側です

 この場所は、丸の内口赤レンガ駅舎のちょうど真裏。クラッシックなデザインの柱が並ぶこのスペースには、ちょっとした駅構内ミニギャラリーがあるんです。





 ミニギャラリーがありました
 ミニギャラリーがありました

 ここでは開業当時からの東京駅の歴史を、写真や資料で知ることが出来ます。そして駅舎裏側の、こんなむき出しの赤レンガの壁も覗いてみる事が出来ちゃいます。





 開業当時のタイル
 開業当時のタイル

 大正3年東京駅開業当時の、市松模様の床タイルが展示されてました。昔はオシャレだったんだね。





東京ステーションホテルの柱 
 東京ステーションホテルの柱

 この柱は、今でも駅構内で営業する東京ステーションホテルの、中2階の床を支えていた丸柱。昭和26年から平成18年まで使用されていたものです。





 赤レンガ駅舎ポスト
 赤レンガ駅舎ポスト

 東京駅では、構内のポストも赤レンガ駅舎スタイル。赤いポスト本体をレンガの壁に見立てて、天辺には駅舎天井のドームが乗っかってます。





仲間の像 
 仲間の像

 東京駅には色々なオブジェやモニュメントが設置されていて、ランドマークとして待ち合わせ場所にも利用出来ちゃいます。これもその一つで、彫刻家圓鍔勝三(えんつばかつぞう)作の「仲間」。新幹線中央乗り換え口近くのエレベーター脇にあります。





 浜口首相遭難事件現場
 浜口首相遭難事件現場

 仲間の像のすぐ近くにある柱には、何やら説明板が掲出されています。実はこの場所、昭和5年11月14日に時の首相浜口雄幸 (1870~1931) が暴漢に狙撃された、いわゆる浜口首相遭難事件の現場だったんです。





 事件の説明板
 事件の説明板

 事件の顛末はこの案内板に譲るとして、この後奇しくも浜口内閣の蔵相だった井上準之助が暗殺される血盟団事件や、五・一五事件、二・二六事件などの、昭和時代初期の一連のテロ事件へと続いて行く最初の事件となります。





エキュート東京 
 エキュート東京

 東京駅の構内には幾つもの大きな商業施設があって、買い物には事欠きません。こちらもその一つ、JR東日本が運営するエキュート東京です。





トイレが綺麗 
 トイレが綺麗

 ご覧の様に駅のトイレはとってもキレイ。このテのものは有料だったりするんだけど、なんとここは無料。皆さん、トイレは綺麗に大事に使ってね。





銀の鈴 
 銀の鈴

 階段で1階から地階に下りて来ました。

 そして東京駅の地下と言うと、知る人ぞ知るあの巨大鈴がぶら下がっているんです。そう、銀の鈴であります。





 巨大な鈴
 巨大な鈴

 オブジェの傍の説明板によるとこの銀の鈴、昭和43年に東京駅駅員のアイデアで、待ち合わせ場所のランドマークとして作られたんです。以降何度も作り替えられて、現在のものは4代目。





イートインには人がいっぱい 
 イートインには人がいっぱい

 東京の、この8月の灼ける様な猛暑の中、冷房はバッチリ利いてるし、近くには広いイートインスペースが設けられてるし、とっても快適な待ち合わせ場所です。





離れたホームへも動く歩道で楽々 
 離れたホームへも動く歩道で楽々移動

 東京の、いや日本の中心、東京駅はさすがに大きな駅。乗り換えにひと苦労する事もしばしばです。特に京葉線・武蔵野線のホームは離れているので、こんな動く歩道を使うと便利。





 天地創造
 天地創造

 京葉線方向へ動く歩道を乗り継いで、更にその先、高低差のある長くて急なエスカレーターを下ってくると、大きなステンドグラスが現れました。洋画家、福沢一郎作の天地創造です。










改札外 八重洲口側 





京葉地下八重洲口改札 
 京葉地下八重洲口改札

 そのまま京葉地下八重洲口の改札を抜けて、改札の外へ。





 R.T.Oレリーフ
 R.T.Oレリーフ

 そのまま地下通路を進むと間もなく、壁面に設置されたたくさんの大きなレリーフが目に飛び込んできます。まるで展覧会のよう。これは一体何だろう。





 江戸の船出
 江戸の船出

 戦後日本に進駐してきたアメリカ軍(連合軍)は、昭和20年の占領後まもなく、日本の鉄道輸送を司るための機関、第3鉄道輸送司令部を設置します。そしてその下部組織として各駅に置かれたのが、R.T.O(Railway Transportation Office)。





 奈良東大寺
 奈良東大寺

 案内板の説明によると、昭和22年、当時の東京駅丸の内南口改札脇にもR.T.Oが設置される事になります。





 鎌倉やぶさめ
 鎌倉やぶさめ

 その工事中、進駐軍の目を驚かせたいとの、当時の運輸省担当者の声で、日本各地の名所を石膏レリーフに表してR.T.O待合室の壁面を飾ったのでした。





 日本地図
 日本地図

 そして、東京駅丸の内赤レンガ駅舎の保存復元工事に伴って、平成24年にそれらのレリーフがここへ移設され、現在ではこの地下コンコースを通行する人たちの目を楽しませています。





 八重洲地下街
 八重洲地下街

 今更ですが、東京駅は線路を隔てた東側が八重洲口、西側が丸の内口。そしてここは八重洲口地下にある日本屈指の売り場面積を誇る地下商店街八重洲地下街、通称「ヤエチカ」です。昭和40年開業となる、歴史の古い地下街なんです。





 東京ラーメンストリート
 東京ラーメンストリート

 ヤエチカに隣接するのが、この東京ラーメンストリート。どの店先も大行列。わが国民はラーメン大好きです。





 東京おかしランド
 東京おかしランド

 続いてあるのは、大手お菓子メーカーのアンテナショップが集まる東京おかしランド





 イートイン
 おかしランドのイートイン

 イートインもあって、購入したお菓子をすぐに食べられるんです。





 東京キャラクターストリート
 東京キャラクターストリート

 そしてその先は東京キャラクターストリート。行き交う人の数が一段と増えて来ました。





 スヌーピータウン ミニ
 スヌーピータウン ミニ

 ハローキティ、スヌーピー、ポケモン、プリキュア。人気のキャラクターショップが並びます。今は夏休み真っ最中。だから子供たちでいっぱいかと思いきや・・・





 プラレールショップ
 プラレールショップ

 夢中になってるのは大人の方でした。そういえばウチの子供たちがまだ小さい頃、自分も子供のプラレールを横取りして、線路繋いで走らせて夢中になってたっけ。





黒塀横丁 
 黒塀横丁

 ここは黒塀横丁。お洒落で落ち着いた雰囲気のレストラン街です。静かにゆったりと、美味しい食事ができそう。










改札外 丸の内口側 





 カウンターの向こうにあるものは・・・
 カウンターの向こうにあるものは・・・

 地下の自由通路を歩いて丸の内口側にやって来ました。地下広場では何やら夏休みのイベントをやっている様です。ところで、そのイベント受付カウンターの向こうに、ちょっと気になるものを発見。





 動輪の広場
 動輪の広場

 C62型蒸気機関車の動輪でした。昭和46年に解体された車両の動輪をオブジェにしたもので、この場所は動輪の広場と呼ばれ、既記の銀の鈴などと並んで東京駅の待ち合わせ場所として利用されています。





 駅舎正面玄関
 駅舎正面玄関

 長らく地下に潜伏していたので、この辺で地上に出てみましょう。こちらはお馴染み赤レンガ駅舎。正面玄関前には「東京駅」と刻まれた石碑が置かれています。そしてその向こうに見えるのは、皇室や国賓などのVIP専用の御車寄せ





 創建当時を復元
 創建当時を復元

 現在の丸の内駅舎は、平成19年から24年にかけての大改修工事で復元されたもの。国の重要文化財に指定されているんです。





 高い台座と銅像
 高い台座に乗った銅像

 駅舎前の広場に目を向けると、5メートルはあると思われるひと際高い台座に乗った、これまた背の高い3メートル程の銅像がありました。いったい誰だろう。





 鉄道の父
 井上勝 (1843~1910)

 東京駅を見つめているこの人物は、「鉄道の父」と呼ばれた井上勝 (1843~1910) 。長州藩の武士から明治新政府の官僚になり、鉄道事業に深く関わってその拡大と発展に尽くしたのだとか。そして、昭和34年の建立になるこの銅像の作者は朝倉文雄です。





 丸の内北口ドーム
 丸の内北口ドーム

 丸の内北口の駅舎ドーム内に入って頭上を見上げると、荘厳な天井が目に飛び込んできました。因みにこの2階の渡り廊下には、美術館の東京ステーションギャラリーがあるんです。





 券売機横に説明板がありました
 券売機横に説明板がありました

 今度は北口ドームとは反対側の、丸の内南口に移動してきました。ちょっといわくつきのこの場所。改札口脇の、乗車券販売機近くに掲げられた説明板を見てみると・・・





 原首相暗殺の説明板
 原首相暗殺の説明板

 平民宰相と呼ばれた原敬首相 (1856~1921) の暗殺現場なのでした。なんと浜口雄幸首相の他にも、現役の首相がこの東京駅で襲われていたんです。





 赤レンガの丸の内駅舎
 赤レンガの丸の内駅舎

 今日は東京駅をぐるっと1周探検して、結構いろんな発見が出来ました。今度は他の駅もいろいろ探検してみよう。きっと新しい発見がたくさんあると思います。









★交通 JR線 東京駅下車



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