秋田県がんばる農山漁村応援サイトより記事を抜粋させていただきました。
狙半内(さるはんない)自治会は、上畑(かみはた)集落や滝ノ下集落を含めた狙半内地域、各6集落から選任された人でつくられた組織です。 会社員として過ごしてきた奥山さんは、50代の頃から退職後の生活について考え始めていました。地元で農家を営み、地域のために役に立ちたいと思うようになったそうです。 上畑集落や各イベントなどにも積極的に顔を出し、色々な仕事を引き受ける奥山さんですが、会社では生産ノルマ・コストと色々苦労させられることが多かったと言います。「おかげで今は、何をやっても苦痛に感じない。会社では組織のため、言いにくいことまで言わなければいけなかったが、今では人と腹を割って本音で話せるというのは本当に幸せだな」と奥山さんは語ってくれました。 地域は人口が少しずつ減り、空き家が増えています。奥山さんは「この地域に一番ふさわしいものは?」と常に思い、「時代に合わせた考え方を」と、地域の良さを活かしてアピールしていきたいと考えています。 そんな奥山さんは地域の名人! としての一面もあります。実は48歳頃から始めた民謡の名人であり、日本武道館での全国大会に秋田県代表として出場し、優勝したこともある凄腕。現在も秋田県民謡協会の公認講師をして活躍しています。 |
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