cotomi・水無飛沫・葉山みとと「お天気　コトバ展」

その日の天気は変わりやすく、また、人の天気も変わりやすい。
空間に埋め尽くされた糸（意図）は、お日様であり、雨であり誰かに降（触）れる。

今日のお天気は？予報は当たりましたか？
セットした髪が強い風で台無しだったり、渋滞にはまった時に現れた虹に見とれたり、通り雨なのに傘を買ってしまって後悔したり、雨のおかげで10％OFFだったり。毎日の日常に起こるような事は、小さくてどうでもいい事だったりするけれど、それが無性に嬉しかったり悲しかったりする時もあります。
予報は当たるとは限らないから、あくまでも心構え。
行き先決めずに、何となく立ち寄ってみるのもいいかもしれない。
そしたら、天気も晴れるかも。

（cotomi）

ギャラリーの天井から床までの104本の長い紙を設置しそこに言葉の展示をする試みです。ギャラリーの開口を開け放し、風に揺らぐ104の詩が、時にはわずかに震え、また時にははためきからみ合う様を思うと心ときめくものがあります。

（扇谷）