花輪奈穂「熱風のせつな」
9/13(水) - 9/17(日)
私はシャッターを切った。
写真というカードを、次から次へと何枚も繰った。
そこにあったのは、嘆きや叫びではなく、
どこまで繰っても喜びや安らぎや幸福だった。狼狽するほどに。
私は忘れたくない。
今まさに目にするものたちの放つ輝きを。
今ここにいるということの必然を。
風のように吹き抜けてゆく一瞬の大きさを。
そのために、私は撮るのだ。
(花輪奈穂)
写真というカードを、次から次へと何枚も繰った。
そこにあったのは、嘆きや叫びではなく、
どこまで繰っても喜びや安らぎや幸福だった。狼狽するほどに。
私は忘れたくない。
今まさに目にするものたちの放つ輝きを。
今ここにいるということの必然を。
風のように吹き抜けてゆく一瞬の大きさを。
そのために、私は撮るのだ。
(花輪奈穂)