木下令子・酒井愛・西上原直美・山崎未希「nabe」

同年代、表現方法も目的も異なる４人、今展では一点に収瞼するのでなく、常に変化し継続するオープンなあり方としての展示を探ります。

木下/例えば雨が降れば土が湿り、舟が水に浮かべば波紋ができる。物質が場に作用し、場が物質に作用する相互関係を内包する作品を提示します。

酒井/《nabe》の重要なポイント、熊本という私自身を作った、また仲間を作った土地に対するオマージュ。その中で、私の大好きなスケールをもつ　あそ　へのオマージュ。

西上原/普段の日常から少し離れて。以前から一度はみたかったオーロラ(フィンランドにて撮影)を展示します。

山崎/普段意識しない認識するという行為。撮影を通して、そうしたものを外化させることを試みています。

木下令子

1982　熊本生まれ
2000　熊本県立第二高等学校 美術科卒業
2007　武蔵野美術大学大学院
2007　武蔵野美術大学院造形研究科１年　在籍

酒井愛

1982　新潟生まれ
2000　熊本県立第二高等学校 美術科卒業
2006　東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒業
2007　東京藝術大学院美術研究科工芸専攻染織２年　在籍

西上原直美

1982　東京生まれ
2000　熊本県立第二高等学校 美術科卒業
2004　日本大学芸術学部写真学科卒業
2004〜2006　子供写真館勤務
2007　フリーで制作活動中