コマツバラミワ・サトウアキコ・ハシモトサヤカ
「ぼんやり吾(ナンバーファイブ) - 三人だけっス。- 」
11/13(火) - 11/18(日) 12:00 - 19:00(最終日17:00まで)
私たち3人に10年目の秋がくる。
目にはあまり見えぬまま
ぼんやりと10年という日々が流れつづけた。
目にはあまり見えなかったが
私たちのスピードでぼんやりは変化しつづけている。
本当は見えていたのだろうか
ぼんやりしていて見逃したのかもしれない。
寝すぎで背がのびた。
あくびがとまらない。
いつのまにか、めがねが曲がっていた。
あたまのてっぺんに何かがとまっている。
さっきまで見ていた夢はたしかにそこにあったのに
今はどこかにいってしまって
もう掴めない?どこかにある何処かを見つける術も
消えてはいない夢も
自分の中にあることだけは知っている。
窓の外を見ると、地下鉄はいつのまにか地上に出ていて
大きな川を渡ろうとしている。
目にはあまり見えぬまま
ぼんやりと10年という日々が流れつづけた。
目にはあまり見えなかったが
私たちのスピードでぼんやりは変化しつづけている。
本当は見えていたのだろうか
ぼんやりしていて見逃したのかもしれない。
寝すぎで背がのびた。
あくびがとまらない。
いつのまにか、めがねが曲がっていた。
あたまのてっぺんに何かがとまっている。
さっきまで見ていた夢はたしかにそこにあったのに
今はどこかにいってしまって
もう掴めない?どこかにある何処かを見つける術も
消えてはいない夢も
自分の中にあることだけは知っている。
窓の外を見ると、地下鉄はいつのまにか地上に出ていて
大きな川を渡ろうとしている。