木幡真久「苦吟・抻吟 2009」

11/17(火) - 11/22(日) 12:00 - 19:00(最終日17:00まで)
展示風景
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音楽は Bach に、絵画は Cezanne にその起点を見出せると思います。
Cezanneの死から100年、たった100年で、まぁ何でしょう、この世の中 右を見ても左を見てもこの変わりっぷり、この落ちっぷり。
恥知らず共の多さ、臆病者の多さ、この時代とやらに、人々は訳の分からぬ者に創り変えられてしまうのでしょうか。

きっと絵を志す者も” Cezanne を通って・・・”といった手続きは不要になって行くのでしょう。
あの気高い精神も、この程度の低い時代に呑み込まれて輝を失ってしまうのでしょう。
絵描きの基本的在り様も、世の中に於ける絵描きの必要性も根本的に変わっちゃったんだから仕方無いのでしょうか・・・?

どうでしょう、皆さん。初々しい精神で絵っていうものを見つめ直しませんか! あまり恰好つけずに、難しいこと言わずに・・・。

(木幡真久)
木幡 真久 Naho Kohata

1962 札幌に生まれる
4歳よりヴァイオリンを始める

1981
東京ヴァイオリン製作学校入学

1986
油彩画を本格的に始める

1992〜1993
渡仏

2000
主体展入選

2002
初個展/新宿区民センター
渡仏

2004
帰国
ヴァイオリン弾き、そして絵描きとして自らを括る