「チョンチョン金魚」 ¥70,000
松田文平
Kingyoの扇谷さんから、金魚がテーマの展覧会のお誘いを受けた時から私の脳波が狂いはじめました、普段の制作においては出来るかぎり特定性を持たない題材を造ってきた私にとって、この金魚とゆうテーマについて考えることが、そう容易ではないことは、すぐに予測できました、しかし思い返せば、このような機会をいただかないかぎり、金魚について洞察することは未来永劫に無く、貴重な経験をさせていただいたと感謝しております。
金魚といってすぐに連想するのは赤い色ですが、日本に輸入されている石のなかで、金魚の赤ほどまでに鮮やかな赤色の石は無いし、金魚イコール赤い石では、ひねりが足りない、そうだ、黒いのも居るではないか、と、思いついたのは、しばらくたってからのことでありました、これで、素材は、いつも慣れ親しんでいる黒御影に決定しました、さあ、次は形だ、金魚とゆう動かせないテーマがある以上、既存の作品を金魚だと言い張ることは出来ないし、期待を裏切ることにもなりかねない、ここからまた数日間、町に金魚の影を求めて亡羊とする日々が続きます、金魚について妄想するにはあまりにも頭の中が乏しすぎる、しまいには、やけを起こし金魚を逆恨みもしました、まあ、そんな次第で出来上がったのが今回の作品です、普段は使わない脳みその奥の細い線が、金魚電流に絶えきれず、プスプスとゆう焦げ臭い匂いをたてて、トロケテ行きました。
チョンチョン金魚によせて。
Kingyoの扇谷さんから、金魚がテーマの展覧会のお誘いを受けた時から私の脳波が狂いはじめました、普段の制作においては出来るかぎり特定性を持たない題材を造ってきた私にとって、この金魚とゆうテーマについて考えることが、そう容易ではないことは、すぐに予測できました、しかし思い返せば、このような機会をいただかないかぎり、金魚について洞察することは未来永劫に無く、貴重な経験をさせていただいたと感謝しております。
金魚といってすぐに連想するのは赤い色ですが、日本に輸入されている石のなかで、金魚の赤ほどまでに鮮やかな赤色の石は無いし、金魚イコール赤い石では、ひねりが足りない、そうだ、黒いのも居るではないか、と、思いついたのは、しばらくたってからのことでありました、これで、素材は、いつも慣れ親しんでいる黒御影に決定しました、さあ、次は形だ、金魚とゆう動かせないテーマがある以上、既存の作品を金魚だと言い張ることは出来ないし、期待を裏切ることにもなりかねない、ここからまた数日間、町に金魚の影を求めて亡羊とする日々が続きます、金魚について妄想するにはあまりにも頭の中が乏しすぎる、しまいには、やけを起こし金魚を逆恨みもしました、まあ、そんな次第で出来上がったのが今回の作品です、普段は使わない脳みその奥の細い線が、金魚電流に絶えきれず、プスプスとゆう焦げ臭い匂いをたてて、トロケテ行きました。
チョンチョン金魚によせて。
- 1959
- Born in Toyama, JAPAN
- 1985
- Graduated from of Musashino Art University
- 1989
- Graduated from National Art University of Munich,Germany
- 1988
- Gallery Moc, Germany
- 1994
- Konishi Gallery, Kyoto (’92)
- 1996
- Gallery An Adan, Ibaraki
- 2001
- Kaneko Art Gallery, Tokyo (’00)
- 2007
- Gallery Now, Toyama (‘90/’92/’01/’04)
- 2010
- Metal Art Museum,Chiba
- 1998
- The Academy of Art Festival, Germany
- 1990
- The Space Art Toyama , Toyama
- 1991
- The Art of Toyama 91 (The Modern Art Museum of Toyama)
- 1995
- The Selected Exhibition of North Japan, Toyama
- 2003
- The Sculpture2003, Toyama
- 2008
- The Exhibition of Amabiki village and Sculpture, Yamato,
Ibaraki (‘97/’99/’01/’03/’06)
- 1986
- Kurastal International Symposium ,Austria
- 1987
- Kuroshima International Symposium, Nagasaki
- 1989
- INDIA JAPAN Sculptor’s Camp, Vadodara, India
- 1991
- Georgia International Sculpture Camp, Georgia, USA
- 1998
- Artists’ Camp in Kasama, Ibaraki (‘94/’95/’96/’97)