当社が考える家づくりのコンセプト


丈夫な家      「木」は樹種によって性質が異なるので構造材は強度の強い「ヒノキの赤身材」を使います。
               そして太い材料で、がっちりとした骨太な木組みにします。
            
               木と木を組み立てる時にホゾを掘り木を組んでいきますが、木組みが集中する部材(通し柱など)
           は太い材料を使います。金物はあくまで、木組みの補助的な役割と考え、しっかりとした木組みをします。
           最近では金物工法などが増えてきましたが、木と木を金物で接合していく工法では金物の寿命が家の寿命と
           なってしまいます。極端に言えば、金物を留めている釘やビスの寿命が家の寿命とも言えるのです。


長持ちする家  
丈夫な家が長持ちするように床下など腐りやすい土台などは耐久性の高い「ヒノキの赤身材」
        を使います。


              造った時には強くても年数とともに土台や柱などが腐ってきて、弱くなっては意味がありません。
         
50年、100年後に大地震が起きても大丈夫なように、造った時の初期の強度をいかに保つかという
          耐久性を重要視します。


健康な家    内装材や下地材にはベニヤ・クロス・新建材などは使いません。

         

                新建材やベニヤなどにはホルムアルデヒドをはじめ、多くの化学物質が含まれていますが、現在
  の建築基準法ではホルムアルデヒドとクロルピリホスしか規制されていません。シックハウス
  症候群などにならないために自然素材を使います。


地球に優しい家 住宅の解体時になるべくゴミにならないような材料を使います。

                 

    新建材や集成材などで造られた住宅は廃棄時には多くのゴミをだし環境にも悪く、そのゴミ処理
 に高い費用がかかります。特に新建材などの複合建材は処理に手間がかかり、処理費用が高くなり
 ます。これらのことを考え、解体時になるべくゴミを出さないような材料や工法を用います。


 
安らぎのある家 「木」、「土」、「紙」、など自然素材をふんだんに使います。

                 

               住宅には強度や耐久性、機能性も大切ですが、外から帰ってきた時に、ホッとできるような「安らぎ」
  のある空間造りも大切であると考えます。木の香りは森林浴をしているような気分を味わえ、畳の
  い草の香りは懐かしい自然の香りを思い出します。
しかし現在、新築の家に入ると鼻をツンとつく
  刺激臭や接着剤のにおいがします。そして新築時には接着剤のにおいがするのが一般的になってし
  まっていますが、本来、新築のにおいといえば、木の香りや畳のい草などの香りがしたものです。