



議論より実を行へ なまけ武士
国の大事をよそに見る馬鹿
南八郎は腹巻に「おくれては梅も桜に劣るらん 魁けてこそ 色も香もあれ」と書いていたという。躯幹矮小であったが、豪気は他を凌駕していた。『生野義挙日記』によると、生野にて挙兵した理由として次の五つを挙げている。
@ 但馬は古来、忠孝の志が厚いこと
A 但馬に農兵組織があった。これを利用しようとしたこと
B 生野代官所を討幕の血祭りにしようとしたこと
C 生野代官所、生野銀山の経済力、政治力
D 生野銀山が天然の要害の地であること
更に挙兵が破陣に帰した理由について
@ 農兵の訓練が徹底しなかったこと
A 農兵の理解が得られなかったこと
B 幹部の意見の対立
C 各藩の応援が得られなかったこと
D 代官所の臨機応変の処置