南 国 T
才谷への入り口にある石碑
坂本龍馬先生先塋の地
先塋とは「先祖の墓」という意味
坂本龍馬の遠祖は近江から流れてきて、現南国市才谷に土着したと伝えられる。のちに城下で質屋を始めたとき、出身地の地名を取って才谷屋と称した。竜馬の変名の一つに才谷梅太郎というが、この屋号に因んだものである。
現在、竜馬の先祖の屋敷があった場所は公園として整備され(といっても竜馬の像と紅白の梅が植えられているだけだが)、その地に坂本神社が残されている。
公園には、梅太郎の名に因んだのか、紅白の梅が植えられている。私の訪れたのは二月の上旬であったが、春を思わせる陽気で梅の花もほころび始めていた。
坂本神社
坂本神社から少し離れるが、同じ才谷の集落の中に坂本(才谷)家初代、太郎五郎の墓がある。小高い丘の上、狭い畦道を登ったところに手厚く保存されている。子孫に竜馬のような寵児が生まれなければ、多分この墓は朽ち果てていたであろう。
県立歴史民族資料館
南国市の岡豊城跡に県立歴史民族資料館が建てられている。平成3年の開館というからバブル末期に建てられたことになる。展示の内容と比較してアンバランスなほど立派な建造物である。
武市半平太切腹の短刀
展示は幕末維新期のみならず、近現代に至る高知県の歴史を網羅している。幕末維新の展示では、武市半平太の切腹に用いられた短刀が目を引いた。