用語辞典

◇ストーク-Stork (用語)
冒険者や、トレジャーハンターを指す。 報酬さえ貰えばなんでもやるようななんでも屋。 その性格上、無法者や無秩序な人間が多い為評判はよくない。

◇ロスト・アーツ-Lost arts (用語)
旧世界の古代人が作り上げた技術、文明の事。 現代の技術力では到底再現不可能なものを指す。

◇ロスト・ディレイ-Lost Dereli (用語)
前文明より遥か昔から存在したロスト・アーツ。 製作者や用途がほぼ不明。大抵のものが伝説となっている。 「世界の意思より生まれ出でしもの」

◇ホールドライヴ-Holl drive (用語)
バイクに似た形状のホヴァードライヴ。原動力は圧縮空気により得る浮力で進む。一人乗りの乗り物で、機種によっては後ろに荷物置きが付いていたりと様々。 最高速度は時速230qまで出る(改造車は700を越えるのもあると言う)。

◇ホヴァードライヴ-Hover drive (用語)
圧縮空気を利用して進む乗り物の総称。燃料に水素ガスを利用しているため 大気汚染の心配は少なくクリーン。

◇モトドライヴ-Moto drive (用語)
化石燃料を消費してタイヤで走る旧式のバイクのこと。 現在は製造が行われておらずかなり珍しい品となっている。

◇ネスト-Nest (用語)
電子ネットワークの総称。全空陸を繋ぐ電子網。世界中に普及しており、至る所に無料端末が配備されている。

◇反界紋様 (用語)
人々の夢より生まれし相対の証。「ブリア」より力呼びて光る金色(こんじき)の紋様。「イレ」の上を行き、全てに対して反することで対象を打ち砕く「イレ」限定の最強。反することは消すことのみ。「カンラ・ケルミ・ソート」

◇精霊紋様・魔術紋様 (用語)
霊子、「魔」を操る模様。魔法陣や術符、お守りなどのシンボルもこれに相当する。世界の精神回路。

◇精霊術式・魔導術式 (用語)
精霊術式は霊力を、魔導術式は「魔」を操る公式。様々なものに組み込むことで効果を発揮する。効果としては内部に組み込むため、高度な技術を要するが紋様よりも劣る。

◇精霊舞闘・魔装舞闘 (用語)
精霊紋様、魔術紋様を体に刻み戦う技術。体への負担が高い諸刃の剣。

◇演算作曲 (用語)
楽譜に精霊術式、魔導術式を組み込み、演奏することで術を超えた効果を発揮する手法。一音も外してはならないため、とても難しいされる。魔曲。

◇七魔王 (用語)
高慢の「ルシファー」、怠惰の「リリス」、羨望の「ベルゼブブ」、好色の「ベルフェゴール」、怨念の「アラストル」、大食の「モロク」、貧欲の「ベヒモス」 の七人。彼らは断層の中でも最も深き暗い場所に住んでおり、「魔」に対するものは人間の比ではない。

◇メタルワークス-Metalworks (企業)
武具生産の大手企業。ドワーフの社長が行っており、その細やかな細工と金属加工は世界中に定評がある。クリスタル・ファクトリーのライバル社。

◇クリスタル・ファクトリー-Crystal factory (企業)
武具生産の大手企業。エルフの社長が取り締っている。その優美な形状と様々な付加魔法技術はオータムフィアで随一。メタルワークスのライバル社。

◇ブルーナ-Bruna (企業)
兵器産業会社。大小様々な銃火器等の製造を手がけている。

◇プロマスト警備-Promast security company (企業)
賞金首ランクの管理会社。国がなくなり司法がない世界の金で雇う警察。犯罪の被害届と懸賞金を払えば誰でも賞金首にできる優れた企業。冤罪は多いが、懸けられた褒賞が少ないと誰も捕まえようとはしない。

◇クランケッツ・コーポレーション-Kranketts corporation (企業)
ストレイン空陸機工都市ヴィジをしきる総合企業。 機械工業から生命工学まで行う。

◇ワタリドリ運送-Passage bird transport (企業)
オータムフィアで空陸間の運送業を行う企業。目的地まで責任を持って中身を届ける安心の信頼企業。空を翔ける白い渡り鳥がトレードマーク。

◇ジャスパーテクノロジス-Jasper technologies (企業)
表向きは製薬企業だが、実態は「碧玉の師団」のダミー会社。 KCの企みを暴こうと奮闘する。

◇遺跡保護調査局 (団体)
古い文明の遺産や遺跡などの発掘、調査、保護を目的とした民間団体。企業の融資と個人からの献金で活動を行っている。バックに認定賢者もついているため民間団体の規模としては大きい。

◇人権保護局 (団体)
企業や都市機構による人権淘汰を防ぎ、改善するために結成さされた民間団体。国がなくなった世の中で人間の最低限の権利を守るために活動している。様々な方面からの融資でまかなわれているが、一つの都市を潰せるほどの大仰な軍事力も併せ持ち、時には実力行使も行っている過激団体。メディアなどの言いようは様々だが、今に至るまで続くところをみると背後に有力な軍事企業がついているとも言われている。

◇自然保護団体 (団体)
エコロジストによる自然保護を目的とした民間団体。とても口うるさいがこれといった執行力を持たないため、企業などには一蹴されやすい。一時期、ディープエコロジストによる魔洸発電所や軍事企業を相手取ったテロ行為が行われたため、周囲から隔離されているようなところ。民間団体としての歴史は古いため各所に支部が存在する。

◇学院-Academy (団体)
公的機関が存在しない世界における民間の教育機関の総称。企業の周辺機関と個人運営のものに分かれる。認定賢者も何人か学院を経営している。学院は企業に入社するために必要な資格やスキルを専門的に養うところ。そのため視野が狭くなってしまいがち。企業運営のものは研究職もある。これに対して、より広い世界を見ようと世界を旅するストークが増えている。

◇フルス教-Fuls religionist (宗教)
最も古い宗教の一つで、英雄神フォルケールを崇拝し、その使徒フルスを開祖とする。

◇デステミア教-Destemia countrollu religionist (宗教)
物事は表裏一体という考えを元に、善悪は同一であり全てを容認するという考え。憎しみの裏には愛があるといい、争いは否定もしないが自らは関わらない。自然主義に近く、古来から他勢力にいいようにされてきた歴史的背景を持つ。

◇ラムズ真教-Rams religionist (宗教)
新興宗教。人類の最初にはマザー(初めの人。一人というわけではない)がいて、そこから分化(つまり出産。子供=自分のコピー)をして繁殖していったという統一思想を原理に人間のあり方を考える宗教。。コンピューターウィルスと同じような増え方だが、そこには「生きる」というプログラムが入力されている。近年自殺が増えているのは人口の増加に伴い、事例が増えれば、それに比例してバグ(つまり自殺者)が増えるため。ここでいうバグというのは「生きる」というマザープログラム(最も根源的なもの)に反するプログラム(自殺)を持っているということ。ゆえに彼らは人間において死を不浄のものとみなし、生きるうえでの極楽を考える。ラムズというのは「羊」の意。人間のことを指す。

◇雪目病-Dark snow disease (疾患)
黒死の瞳、ダークスノウなどと呼ばれる病気。白目と黒目の色が逆で、 光と闇が逆転して見える先天性疾患。「魔」が色としてそのまま見えるため使い方によっては役に立つ特殊能力。治療不可能。

◇アイゼンハイム症候群-Aisenheim syndrome (疾患)
時をさかのぼる奇病。体が成長とは逆に若返り、最後には消滅してしまう。 アイゼンハイムの町で最初の患者が現れた事からこの名がついた。 原因、治療法ともに不明。ちなみに記憶はそのままである。

◇レガンティウム-Regantium (疾患)
複数の属性をもつ体質のこと。血統や変異などであることがおおい。 「レガティ」とも言う。

◇ルシベルカナ-Luciblekana (武器)
ルシル・エルトヴァーン愛用の大鎌。メタルワークスとクリスタル・ファクトリーの技術者に依頼して造った特注品。 ギミック展開式で一振りで大鎌に変形する(持ち運びに便利)。 また、合計7つの呪法を掛けてあるためこれ以上の術の上乗せは無理(というかすでに限界を超えている)。ちなみに名前の意味は「ルシルの枝」の意。

◇オーブル-Arbre (武器)
拳銃。特に現実の拳銃と違う点はない。 ただオータムフィアの場合、一般に8連シリンダーになっており、 弾の弾数が違う(リボルバーのみ) 基本的に金属の弾を撃つものだけを指す。

◇CKSシリーズ-CKS series (武器)
通称シッキス。ブルーナ社の製造している有名オーブル・ブランド。リボルバー形式の単発銃。

◇CKS-018-CKS No.018 (武器)
ゼロワンエイト・シッキス。CKSシリーズの18号目の作品。銃自体に魔術紋様を組み込んだ魔銃。弾を「魔」でコーティングした魔弾を撃つことができる。威力は申し分なかったが、使用者にかかる負荷が大きかったため半月で製造は中止。出荷されたものも回収されたといういわく付の代物。現存するものは10丁ほどといわれる。

◇ドラグスマイン-Dragsmain (鉱物)
竜騎鉱石。希少鉱物。呪いを遠ざける力があるといわれる。土竜の巣でよく見つかることから、この名がついた。

◇フレイドラング-Freydrang (鉱物)
紫怨魔鉱石。希少鉱物。光に当てると赤く燃えるような輝きを放つ鉱石。「魔」に対する反応性が高く、術式装置などにも組み込まれる。

◇クリスタル・コランダム-Crystal corundum (鉱物)
虹水晶鋼玉。一見水晶のようだが、光に当てると7色に発光する宝石。水晶は意外にも脆いが、クリスタル・コランダムはとても固く、光の反射率も高いため、装飾用として人気が高い。また、付加魔法をかけやすいため術をかけてお守りとしてプレゼント人も多い。

◇暦-271Otamfia ver
一年 - 15ヶ月 - 480日(エルフ暦を流用)
一ヶ月 - 32日
一週 − 8日(炎 水 風 土 雷 樹 音 時)
1、11、21、31は休日(月に4日休み)
1分 - 60秒 一時間 − 60分(60進法)
一日 − 25時間(昼12:30-夜12:30)
一ヶ月に4分、一日に7.5秒昼夜の長さがズレる。
夏至4/24 冬至12/8

◇単位-Unit
S.C:年号。
LIM(リム):お金=約1.1円。
B(バイト):面積=約0.7ku。
UG(ウルガ):重さ=約1.3s。
F(フラム):長さ=約0.7m。

陸地面積
61クラゴラウン:約148.890.000ku
271オータムフィアα:約470.000.000ku=約670.000.000B

◇種族-Race
人間(Human):
平凡な能力を持つ種。オータムフィアで最も繁栄している。髪や瞳は様々な色をしている。平均寿命80歳。
エルフ(Elf):
長命で術に優れた種族。森を愛し森に住む森人。長耳と美しい瞳が特徴的。一般的に髪や瞳の色は緑、蒼、金、銀。平均寿命300歳。
ハーフエルフ(Half elf):
人間とエルフの混血種。一部社会に疎まれる事が多い。平均寿命100歳。
ドワーフ(Dwarf):
力持ちの種族。洞窟や地下に住んでおり、鉱石を発掘するのを生業としている。細工作業に優れる。髪の色(髭も含)は黒、茶、灰など。又、ドワーフは総じて遺伝子に欠陥があり、年齢とともに「石化」がすすむ。この「石化」は「魔」の作用ではないので術での治療は不可能。薬などで症状を緩和する事は出来る。平均寿命60歳。
レドベナ(Redovna):
水陸両用の人魚族。7歳になると成人の儀を行い、それを終えると陸にあがれるようになる。髪や鱗、瞳は蒼か銀色が多い。平均寿命150歳。
アルーナ(Arna):
翼をもった鳥人族。近年まで迫害を受けていたためか最も人口が少ない。その偏見は今でも残っており、アルーナ嫌いの人々も少なくない。又、ドワーフと同様、死期が近づくと羽が黒ずむ「黒羽化」という現象が起こる。平均寿命50歳。
ヴァン(Van):
戦闘能力の高い獣人。ウェアウルフとも呼ばれる。術には疎い。平均寿命120歳。
プランタン(Printem):
生命力の高い植物人。外見は人間とさほど変わらない。髪は緑色が多い。星の記憶を宿すもの達。平均寿命500歳。

◇エクト-Ect (種族)
クモ型の亜人種。人口が少なく森の奥地にすんでいる。元々森林地における野戦用に開発されたので戦闘能力は高い。糸は丈夫でよい材料となる。

◇エルデカムリ-Erdecamry (種族)
ダークエルフの種族のひとつ。俗に「朱鬼(しゅき)」と呼ばれる。人々に忌み嫌われている。戦闘態勢に入ると体内の血流量が上昇し、目が赤くなる。種族の大半が闇の属性を持つが、呪われていたりする事もなく、世間に広まっている情報はただの噂に過ぎない。体術も、魔術も人間よりも高い。エルフとは断絶している。古い伝承や、歴史に精通している。黒壇の森に棲む。

◇ツリーフォーク-Treefolk (種族)
プランタンの祖とも言われる森の斥候。穏やかな種族で、人生のほとんどを眠って過ごすとも言われている。

◇神族-Lost Human (種族)
ラダスクロムに住む唯一の知的生命体。元は7億標準年前の大崩壊を生き延びた古代人。オータムフィアよりはるかに進んだ文明を持つ。ラダスクロムを作り、オータムフィアを崩壊させたものの子孫。

◇古代人-Ancients (種族)
7億標準年以前、オータムフィアに住んでいた唯一の知的生命体。絶大な科学技術と魔工学、洗練された文明を持っていたがひとつの戦争により造作なく滅びた。その指は生命の源を操り、万物を支配し、世界をも創造したと言われる。

◇鬼道の一族 (種族)
特殊な能力を持った人間。古来からの血筋や環境によるものが多い。

◇精霊を統べるもの (種族)
禁を犯して結ばれた精霊と人間のハーフの子孫。世界に干渉する力をもち、おおよそ隔世遺伝や、何世代も能力が潜伏していることも。

◇妖魔の血族 (種族)
忌み嫌われてきた悪魔の子孫。人間と悪魔のハーフ。外見的な特徴として髪や瞳が紅いが、旧時代の情報なので知るものは少ない。人類の規格外。

◇人造精霊 (種族)
霊子で構成された化け物。欠陥が多く不安定なものは好戦的。成功例は少ない。

◇言語-Language
標準共通語(ベーシック):
オータムフィアに最も普及している言語。公共情報表記など。オルタラングスマ。
エルフ語(エルヴン・ベーシック):
エルフ社会に最も普及している言語。
ハイエルフ語(ハイ・エルヴン):
エルフの王族階級にのみ伝わっていたと言われる言語。識読率激低。
古エルフ語(エンシェント・エルヴン):
古のエルフ語。書物などからしか見つからないような言語。同じく古ハイエルフ語(エンシェント・ハイエルヴン)も存在する。もっと識読率低い。
翼奏語(スカリッシュ):
羽を持つものの言語(天使ではない)。アルーナがよく使う。発音が高音域のため、人間で話すのは難しい(無理じゃないけどジャパニーズ英語っぽくなる)
水の記憶(ウォーリッシュ):
レドベナの言語。元々水の中で話せるように発展した言語なので、発音が超音波。人間には話せないし分からない。現在は衰退している言語のひとつ。
石の言葉(スタンク):
ドワーフが使っていた言葉。鉱石語とも。文字の形が単純だが、刻むために生まれたものなので衰退。
葉示言語(プラネッタ):
プランタンの世界で発展した言葉。プランタン同士はテレパシーを行えるので表記法がない。星の記憶。


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