世界地編-Outlook on the world
「Ao」MAP説明

◇世界次元名称
創成界シュリーク(初まりの世界)(崩壊済) -Sulirck
幻妖界アルフヘイム(妖精の世界) -Alfheim
原生界クラゴラウン(現実世界) -Cragraun
夢想界オータムフィア(物語の軸となる世界) -Otamfia
魔界ヴァルグロウス(人工次元の失敗作) -Valgrous
神界ラダスクロム(神族の人工次元) -Radscrom

◇ストレイン-Strain
オータムフィアの空陸の一つ。緑に囲まれた自然豊かな空陸。 エルフ(森人)の国があり、多くのエルフがこの大陸に住んでいる。 古都も多く観光地としても有名なところ。 しかしその分若者には人気がなく、人口の過疎化が進んでいる。 一般に田舎と称されるようなところの典型。農業は盛んで、 水産業なども盛んに行われている(空陸には海が無く、河川や湖水からのみとなる)。 前文明の遺跡が多く、それ目的のストークも多い。 他の大陸と同様、工業よりも魔術文化のほうが多く浸透している。

◇ハイエスト-Highest
オータムフィアの空陸の一つ。オータムフィア最大の面積を誇る空陸で機械工業が盛んな土地。そのための影響か、土地は痩せ劣り環境汚染が進行している。空陸の各所には廃坑がひしめき、魔物の巣窟と化している。都市は全部で9つに分かれそれぞれを各企業体が支配している。頻繁にテロ活動や犯罪が絶えなく、警邏団体もほぼ機能していない。最も治安の悪い空陸としても知られる。

◇アルカディア-Arcadia
オータムフィアの空陸の一つ。 ハイエストと肩を並べるほどのGNP(国民総生産)を持つ魔術空陸。大陸の中央にはGainzboroughの「魔」を調整する神樹ラルヴィシアが聳えている。 伝統ある空陸で魔術と工業を合わせた魔工技術を持つ。現在一番進んでいる空陸の一つ。しかし、近年アルカディアの各地で魔物の増加傾向が見られており、新しい魔工技術が懸念されている。

◇イズガルド-Izhgald
オータムフィアの空陸の一つ。 強風が吹き荒れる天候の荒い空陸。大陸の大半が砂漠に覆われてるが、資源に恵まれている。大抵の都市がドームに覆われている。西に聳える山々には活火山が列なり煉獄と化しているため、近づくものは少ない。ヴァン(獣人)が多くすんでいる。工場も多く、空陸の機械化も進んでいる。

◇リレントス-Relents
オータムフィアの空陸の一つ。 空陸全体が広大な氷河に覆われた土地。この次元の中では珍しい動植物が数多く生息している。資源は豊富だが、気温が低いため人々はドーム型の都市内で生活している。この空陸には多くの遺跡や遺産が発掘されており、盗掘者が跡を絶たない。工業よりも魔術が盛んで魔法の異業者も多く輩出されている。

◇ヴァイヤ-Vaiya
オータムフィアの空陸の一つ。 オータムフィアの中でも最小の面積を持つ空陸。水源が多く河川がとても綺麗に澄んでいる。その為水産業も多く、船での移動は欠かせない。レドベナ(人魚)が多く住んでおり、武術の国としても名高い。空陸を囲むようにして多くの群島が連なっている。

◇飛空場バーナス-Varnas
アルカディア空陸東南部に位置する飛空場。魔工空陸一の広さを誇る。一日に何百便と飛空艇が行き交う休みなき場。アルカディアに運ばれる物資などは大抵ここを経由して運ばれる。検査や、警備が厳しいことでも有名。常時1000人以上の警備員が配備されているとも。飛空場内には様々な文化の店舗がひしめき、東西南北に流れる高架通路だけで計7000店もの店が立ち並ぶ。三層構造のターミナルも夜になると魔洸照明が灯り、美しい景観も兼ね備えている。

◇炭鉱都市ダーヴィド-Darvid
アルカディア空陸東南部に位置する炭鉱都市。空陸内の鉱石需要の40%を占めていたほどの大鉱脈が広がる炭鉱場に隣接している。しかし、数年前炭鉱内にて大量の魔物が発生し、鉱山は止む無く閉鎖。都市も収入源を絶たれ、過疎化をたどる一方である。炭鉱内の貴重な鉱石をそのままで閉鎖したため、盗掘者は後を絶たず治安の悪化が住民のもう一つの悩みの種となっている。

◇サーヴ・エレスト港-Sarve Elesut
アルカディア空陸東南部に位置する小規模な港。バーナスから運行されている魔工乗客船の7つの経由地のひとつ。バーナスより東に向かう場合必ず通る事となる。港とは入っても漁業が行われているわけではなく、商人や、冒険者の中継地点として町が成り立っている。

◇機工都市ヴィジ-Vigi
近年稀に見る成長を遂げたストレイン空陸四大都市の一つ。ここ2、30年ほどで都市の機械化が進みそれに伴う企業の進出が活発になっている。中心にそびえるクランケッツ・コーポレーション本社はこの都市の成長を最も増長させた本原因。急激な成長によるのは経済の活発化などの好影響のみではなく、環境処理問題や犯罪増加に対する対処の無さなど問題も多い。

◇魔都フリズスキャルヴ-Flizscyallb
アルカディアに存在する古代都市。存在の確認されていない文明が発祥していたと言われ、数々の伝説を生むも、都市の防衛機能により、現在まで何人も寄せ付けなかった。歴史上この都市を手中に収めようとしてきた権力者は、都市の力によって殺されている。実際はこの都市を作った魔導士達が都市基盤に魔術紋様を施し、変幻する防衛機能を組み込んだため。現世の科学力をも寄せ付けないこの都市が滅んだ所以は不明だが、魔都は今もなお生き続け、侵入者をかたくなに拒んでいる。この都市に潜入、そして命を持ったまま脱出に成功した数少ない者たちは数多くの財宝を手に入れたがその代償は大きい (心を壊したものや、体の一部を失ったもの)。民間団体「遺跡保護調査局」から危険度A認定を受けている世界でも数少ない場所。

◇山岳の町ロパ-Lopa
イズガルド空陸中部に位置する田舎町。町の機能が最小限揃っている程度の村とも呼べるところ。周りを山に囲まれ、三本の川が町を分断している。北にはフィーナン山脈、東にはルト砂漠、南はリアーク湖と自然の要塞に囲まれている。

◇空殻都市シャルパンティエ-Charpentier
都市が年々上層を積み重ねピラミッド状に発展した複合都市。全体から見れば都市基盤にあたる下層部の年代は古く、地中深くに埋没している。上層には富裕人口が、下層には貧民層が住み分けている。最下層付近は人間の住める世界ではなくなってる。

◇炭鉱都市ロンカリ-Roncalli
谷間に蜘蛛の巣のように張り巡らせて作られた都市。岩壁と岩壁の間を幾重にも都市壁が連なり年々大きさを増している。谷から見える都市は全体のごく一部で、岩壁の中延々と都市は広がっている。地中から地上までの連結路も備わっており、古来国家間の国境要所として栄えた歴史も持つ。


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