新月の大潮。普通なら真っ暗なのだが、イカ釣り漁船が明々と辺りを照ら
している。真っ黒の海に円錐ウキに取り付けたケミの灯りが沈んでいく。
よっしゃ〜!、なかなかの重量感、引きはそれほど強くない。これは本命の
イサキだろう。PE6号の道糸、8号フロロハリスにモノを言わせ強引に抜
き上げたのは40オーバーのイサキだった。
と言う訳で、ちゃーです。
今シーズン二回目の南紀磯夜釣りに行って来ました。
最初のアタリは、ようやく日が沈み、夜になった8時すぎだった。
難なく本命の良型イサキをゲットし、今日は爆釣か〜?(^o^)。
しか〜し、そんな良い話しは私に回ってくるはずはない。続けてウキは沈ま
ない。来い来い!と念じながら打ち返す。エサを付け替えるためリールを巻
くと、居食いしていたのか?誘いになったのか?、さっきのよりも更に良型
のイサキ(感触からして)。浮かせた状態で、これをブリ上げるべきか、タ
モを使うべきか、ほんの数秒躊躇した。海面でバシャバシャ暴れあっけなく
ハリ外れ〜。もったいない(^^;
またしばらくして、ケミが海に飲まれていく。よっしゃ〜!、イサキもう
一丁!・・・・?。アワセたとたん、ガツーンと来た。あまりの重量感に、一段
高くなっていたところに立っていた私は、低場に引っ張り落とされた。3号
ロッドで思い切りためる。何とか耐えた。これはとれる!。そう思ったのも
束の間、敵は本気を出した。竿が一気にノサれかかる。ドラグは調整してあ
った。PEが手に食い込むほど引っ張らなければ出ないほどに。しかし、そ
れをモノともせずヤツは引っ張っていく。海中をケミの灯りが右方向に真っ
直ぐ軌跡を描く。ぶちっ・・・・・。ハリの上付近のハリスが切れていた。
PE6号道糸・8号フロロハリスはメチャクチャ強力(ついでに私の結び
も(^^ゞ)で、根掛かりを外すのに、じんわり引っ張ると、マダイハリ12号
が曲がって外れるのだ、それを切ってしまうヤツとは・・・。サメヤッタリシテ。
その後アタリも遠のき、PTAで忙しそうなG氏に、臨場感だけでも味合
わせてあげようとTELでする(^^;イランイラン。話しをしているとウキがじんわ
りシモって行く。また大物か!!!。別れの挨拶も程々に携帯を切り、合わ
せるとのった。?。すぐ軽くなる。れれ?。仕掛けを上げるとハリがない。
間違いなくフグのしわざ。G氏の怨念か(ーー;)チャウチャウ。
午前1時半頃に久々のアタリ。40にちょっと足らない口太グレをゲット。
釣果は結局イサキとグレの2尾のみ。
底物竿も出したのですが、ウツボのみでした。